3/24(土)、新宿ロフトプラスワンで開催された、こわれ者の祭典・東京公演。今回もスタッフさせていただきました。
「【イベント情報】こわれ者の祭典・東京公演「死にたい」あなたへ Vol.2 ~三人の自殺未遂体験者からのメッセージ~(03/24)【スタッフやります】」
一つ前の「準備編」に続き、今回は「本番編」です。
「こわれ者の祭典・東京公演の思い出!2018~準備編~」

そんな訳で始まった、こわれ者の祭典・東京公演。

オープニングアクトは、タダフジカさんの弾き語り。

前半の出演者は、左から、イグロヒデアキさん(司会)、月乃光司さん、成宮アイコさん、菊池真理子さん(ゲスト)、Kaccoさん、松本卓也さん(司会)。

ゲストの菊池真理子さんは漫画家で、代表作「酔うと化け物になる父がつらい」は、アルコール依存症のお父さんに苦しめられた過去を描いた漫画です。もともと成宮アイコさんが菊池さんのファンだったということです。
この日は、菊池真理子さんの語るアルコール依存症のお父さんの体験談、成宮アイコさんの語る家庭内暴力の体験談、そして月乃光司さんの語る自身のアルコール依存症の体験談と、3人の体験談に少しずつ重なる部分があって、「アルコール依存症あるある」「家庭内暴力あるある」など、一つ一つは聞いていて本当につらくなってしまうような内容なのですが、痛みを分かち合うことで生き抜いていこうという、こわれ者の祭典らしいいいトークだったと思います。
その後は、朗読の時間。せっかくなので動画を撮影しました。
成宮アイコさんの朗読。
Kaccoさんの朗読。

後半のゲストには、田代まさしさんが登場!(写真は楽屋で撮っていただいたもの)

さらに、こわれ者の祭典・東京公演ではお馴染みの精神科医の香山リカさんも登場。
トークでは、田代まさしさんの覚醒剤の依存症、月乃光司さんのアルコール依存症など、依存症に関する話題が中心でした。
田代まさしさん、覚醒剤の使用で一度目の逮捕後、月乃さんの呼び掛けでこわれ者の祭典に出演したことがあるんですね。そこで薬物依存症の回復の活動を行うダルクの近藤さんに出会ったそうです。
しかしその後、再び覚醒剤を使用し再逮捕され服役したらしいですが、出所後にダルクの近藤さんと再会し、現在は薬物依存症からの回復の活動を続けているわけなので、こわれ者の祭典との出会いが田代さんにとって意味があったんだなあと思いました。
田代まさしさんと月乃光司さんの話によると、依存症になったばかりの頃は、自分の症状は軽いからもう絶対やらないと思いがちだそうですが、しかし実はそう考えてしまうことこそ問題で、依存症とは意志の弱さの問題ではなく絶対に治らない病気であり、それを自覚しながら毎日を送ることしか回復への道はないということでした。
日本にいると依存症の人を更正させようという動きになりがちだけど、本当に必要なのは更生ではなく回復という言葉が印象的でした。
依存症と言えば、少し話は前後しますが、こわれ者の祭典が終わって新潟に帰る車の中で、月乃光司さんと依存症の話になりました。
例えば、痴漢や万引きという行為が依存症になっている方も世の中にはいるそうなのです。目的のある犯罪ではなくその行為自体に依存し続けてしまう。
もちろん痴漢も万引きは犯罪行為だし、被害者のことを考えると犯罪はなくなればいいと思いますが、同時に加害者をこれ以上生み出さないようにする、加害者になってしまった人を救済するような取り組みが絶対に必要なんだけど、日本はやっぱり遅れているみたいですね。
日本はアルコールや薬物依存への理解とかもまるで進んでないし、そんな国で痴漢や万引きの問題を根本的に解決するのはすごく時間がかかるんだろうなあ…なんて話を月乃さんと東京からの帰りの車の中で話したわけです
…話をこわれ者の祭典が終わった直後の新宿ロフトプラスワンに戻すと、いつものように大勢のお客さんが来ていて、久し振りに再会した人と話したり、ロフトプラスワンの出口が人で溢れててんやわんやでしたが、それだけ楽しみに来てくれている人が多いことがありがたいと思いました。
そして、この後同じビルでお客さんも参加できる打ち上げがあったので、一旦外に出ることに。

外に出るともうすっかり夜でした。(またしても無駄な自撮り)
ちひろBLUESはまだ新宿。

そう言えば、前に新潟で演劇をやっていた時に成宮アイコさんの新潟のライブを見に来てくれて、今は東京に進学したトシキが来てくれたんだよな。(すごいハイテンションなポーズだ!)
トシキもまだ新宿。
「【イベント情報】こわれ者の祭典・東京公演「死にたい」あなたへ Vol.2 ~三人の自殺未遂体験者からのメッセージ~(03/24)【スタッフやります】」
一つ前の「準備編」に続き、今回は「本番編」です。
「こわれ者の祭典・東京公演の思い出!2018~準備編~」

そんな訳で始まった、こわれ者の祭典・東京公演。

オープニングアクトは、タダフジカさんの弾き語り。

前半の出演者は、左から、イグロヒデアキさん(司会)、月乃光司さん、成宮アイコさん、菊池真理子さん(ゲスト)、Kaccoさん、松本卓也さん(司会)。

ゲストの菊池真理子さんは漫画家で、代表作「酔うと化け物になる父がつらい」は、アルコール依存症のお父さんに苦しめられた過去を描いた漫画です。もともと成宮アイコさんが菊池さんのファンだったということです。
この日は、菊池真理子さんの語るアルコール依存症のお父さんの体験談、成宮アイコさんの語る家庭内暴力の体験談、そして月乃光司さんの語る自身のアルコール依存症の体験談と、3人の体験談に少しずつ重なる部分があって、「アルコール依存症あるある」「家庭内暴力あるある」など、一つ一つは聞いていて本当につらくなってしまうような内容なのですが、痛みを分かち合うことで生き抜いていこうという、こわれ者の祭典らしいいいトークだったと思います。
その後は、朗読の時間。せっかくなので動画を撮影しました。
成宮アイコさんの朗読。
Kaccoさんの朗読。

後半のゲストには、田代まさしさんが登場!(写真は楽屋で撮っていただいたもの)

さらに、こわれ者の祭典・東京公演ではお馴染みの精神科医の香山リカさんも登場。
トークでは、田代まさしさんの覚醒剤の依存症、月乃光司さんのアルコール依存症など、依存症に関する話題が中心でした。
田代まさしさん、覚醒剤の使用で一度目の逮捕後、月乃さんの呼び掛けでこわれ者の祭典に出演したことがあるんですね。そこで薬物依存症の回復の活動を行うダルクの近藤さんに出会ったそうです。
しかしその後、再び覚醒剤を使用し再逮捕され服役したらしいですが、出所後にダルクの近藤さんと再会し、現在は薬物依存症からの回復の活動を続けているわけなので、こわれ者の祭典との出会いが田代さんにとって意味があったんだなあと思いました。
田代まさしさんと月乃光司さんの話によると、依存症になったばかりの頃は、自分の症状は軽いからもう絶対やらないと思いがちだそうですが、しかし実はそう考えてしまうことこそ問題で、依存症とは意志の弱さの問題ではなく絶対に治らない病気であり、それを自覚しながら毎日を送ることしか回復への道はないということでした。
日本にいると依存症の人を更正させようという動きになりがちだけど、本当に必要なのは更生ではなく回復という言葉が印象的でした。
依存症と言えば、少し話は前後しますが、こわれ者の祭典が終わって新潟に帰る車の中で、月乃光司さんと依存症の話になりました。
例えば、痴漢や万引きという行為が依存症になっている方も世の中にはいるそうなのです。目的のある犯罪ではなくその行為自体に依存し続けてしまう。
もちろん痴漢も万引きは犯罪行為だし、被害者のことを考えると犯罪はなくなればいいと思いますが、同時に加害者をこれ以上生み出さないようにする、加害者になってしまった人を救済するような取り組みが絶対に必要なんだけど、日本はやっぱり遅れているみたいですね。
日本はアルコールや薬物依存への理解とかもまるで進んでないし、そんな国で痴漢や万引きの問題を根本的に解決するのはすごく時間がかかるんだろうなあ…なんて話を月乃さんと東京からの帰りの車の中で話したわけです
…話をこわれ者の祭典が終わった直後の新宿ロフトプラスワンに戻すと、いつものように大勢のお客さんが来ていて、久し振りに再会した人と話したり、ロフトプラスワンの出口が人で溢れててんやわんやでしたが、それだけ楽しみに来てくれている人が多いことがありがたいと思いました。
そして、この後同じビルでお客さんも参加できる打ち上げがあったので、一旦外に出ることに。

外に出るともうすっかり夜でした。(またしても無駄な自撮り)
ちひろBLUESはまだ新宿。

そう言えば、前に新潟で演劇をやっていた時に成宮アイコさんの新潟のライブを見に来てくれて、今は東京に進学したトシキが来てくれたんだよな。(すごいハイテンションなポーズだ!)
トシキもまだ新宿。