舞い上がる。

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ちひろBLUESこと熊谷千尋のブログです。

斎藤工プロデュース、主演を務めた狂気のブラックコメディ!「MANRIKI」観てきました。

2020-02-27 23:09:04 | Weblog


ユナイテッド・シネマ新潟で「MANRIKI」を観てきました。
新潟市内では、ユナイテッド・シネマ新潟のみでの上映だったようです。





予告編はこんな感じです。



「MANRIKI」は、俳優の斎藤工さんが自らプロデュースし、主演も務めた映画です。
斎藤工さんはカッコよくて好きな俳優さんなんですが、マイナーなインディー映画にも積極的な出演していたり、それ以外にも齊藤工名義で映画監督としても活動していて、色んな意味で映画愛を感じるので、色んな意味で気になっています。

僕は過去に斎藤工さんが齊藤工名義で監督した「blank13」を観ていたのですが、斎藤工さんを信用して集まってきたであろう高橋一生さん、松岡茉侑さん、リリー・フランキーさんなどの豪華な出演者たちが、ある貧困で崩壊寸前の家庭を舞台に、父の葬式に集まってきた人々との出会いで、今まで知らなかった家族の一面を知るという非常に重厚な人間ドラマで、俳優のみならず監督としても斎藤工さんの実力に感動したのでした。
個人的に、今活躍している俳優で抜群に信用できる一人だと思っているので、そんな斎藤工さんがプロデュース、主演を務めた今作、絶対に観たいと思っていました。

一体どんな映画になったのだろう…と思って映画を観始めたのですが、開始早々、黒い背景に怪しい男女が次々登場するようなサイケデリックでトリップ感全開の映像が流れ出し、これはただ事じゃないぞ…と、もうその時点で身震いしました。
そして、いよいよ本編が始まると、実際は普通に美人なのに、顔がでかいというコンプレックスを抱える売れないモデルの女性が、斎藤工演じる怪しい美容整形外科医の美容クリニックに出会い施術を試みたところ、彼は彼女の顔を万力で締め付けたではないか…!!という何もかもが狂ったストーリーで、完全にぶっ飛ばされました。

その後、万力で顔を締め付けられた彼女は顔が醜く歪み、どう考えても前の方が美人だったのに、本人は美しくなったと思い込み、さらに斎藤工演じる怪しい医者に激しい恋をしてしまいます。
しかし、齋藤工演じる謎の医師はその女性をこっぴどく振って捨てるというクズっぷりを発揮、そして万力を持って(どうして?)逃亡します。

そして、逃亡先で今度は美人局とヒモの底辺カップルに出会い、カモにされるかと思いきや、美人局に反撃!またしても万力で顔を締め付けてしまう!
しかも、今度は締め付けすぎて女性を殺してしまう!そして車に女の死体を積んで再び逃亡!

しかし、行き先で出会った怪しい人々に死体が発見され、さらに謎の組織から命を狙われるハメに…
そんなわけで、最初から最後までストーリーも映像表現も何もかもが狂っていて、しかもそれが妙に淡々と進んでいくという、本当に変な映画でした。

何より一番の謎は、斎藤工は何を思ってこの映画をプロデュースしたのか…
個人的に僕は、斎藤工を見ると存在しないマンコが濡れるくらい大好きなんですが、ますますこの男から目が離せない…
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