引きは低そうな題材で、地味な展開ながらこれまで出た凛々子達の解決法の流れを一通り整理して纏めたような回だった。そんな盛ったことにはならないんだけど。凛々子の普段の仕事が手堅いから、多重に負の偶然が重なる形で成立していている事件で、偶然が起こってることにまず気付かないとトリックの発生そのものを認識できないタイプの仕組みだった。最終回はまた事件物寄りの気配。これまでにも何回か事件物寄りの回はあったが、もう一足し欲しいところだ。
ようやく大山と過去の三枝が繋がった。過去と現在の通信が中々上手く情報伝達できないから何とも歯痒い。大山も三枝もタイプは違うが口下手で、過去改編の仕様自体も厳しく、黒幕の殺傷力までやたら高いからハードル高し。どの事件も犯人が大概なサイコ要素持ちだしね。三枝達の心許ない解決力では色々厳しい。バッドエンド回避には桜井も巻き込む必要があるっぽいが、いけるかな?