秀明の中の人が結婚しつつの最終回っ！ 急にコメディに振ってきた。えーっ？ たぶん原作の結末自体が軟着陸だから帳尻を合わせたんだろうけど、全話通して作風安定しないところあった。あるいは原作は終始こういうノリだったのか？ いずれにせよ前触れなく突然止まったエレベーターに長いこと閉じ込められて言い合うのが最終イベントとは、力業っ。いや大体ここまで力業でやってきたけども。秀明も大概ではあるが秀明以外が強力に飛んでいた。真弓は本人は気付いてないが最終的に色々飛んだ。かなり古い設定であることを差し引いても全然普通の体育会アラフォー女子の範囲じゃなかったぜ。異常な事態の矢面に立たせ過ぎて、話の結末に合わせる為にキャラの質が変わっていったんだろう。太郎ももはや聖人。綾子はモンスターなまま茄子田家に引き取られることになっていた。何気に秀明の後輩女子も一部捏造申告で秀明を追い出し部屋送りにし、好みの男が赴任しないと就労意欲を無くすミニモンスターだった。取り敢えず、秀明は全て捨てて逃げないと心休まる日は訪れないだろう・・・。メインの演者四人芸達者ぶりで押し切った３ヶ月だった。やっぱ小説１冊分で1クールやる場合エピが足りなくなりがちだなぁ。かといって継ぎ接ぎのようにすると不安定化するようだし、中々厄介なもんだね。
