



やっぱ桜井だったかー。この状況と設定だとまぁそうなるわな。案外普通の忠告で上手くいくというね。三枝が口下手過ぎるのと通信自体、殆どの場合で間が悪かったから致し方ない。結末は想像に任せる、という物でSPが作れないではないが原作付きだから勝手にはできないパターン。シリアスな作風で尚且つ不思議無線が使える理由については最後までスルーしてきたから、最終回だけで処理するのが原作からしてしんどかったのかもな。敵役上司と大山の処理も独特だった。あの上司、立場とやらかす理由に対して過剰に無茶させ過ぎたから普通に逮捕するのも座りが悪くなったんだろう。黒幕の政治家があの上司警官に投げっぱなし気味で直接手下を動かしたりしないから、大体ヤツに皺寄せがきちまってた。最後はいつの間にか殺されていた、というアクロバット着地っ! そんな引っ張らんでもっ。単純に現地で視聴率良かったから何かしら続編伏線張っとけ、ということだった可能性もあるな、知らんけど。若手や中堅ではなくベテランの脚本家だからもそっとアレンジ可能な原作のドラマが見たかった気もするね。類型の話は他にもあるようだが、無線のアイディアは面白かったと思う。