nemo 折々の自然

折に触れて観察した自然などの記録

イースタン・タウンシップス

2011-10-07 00:00:00 | 旅行記
 朝食前、ホテル前で鳥見。数も種類も多いが、種名が分からず、図鑑を見ながらではまだろっこしい。
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Img_2571Img_2567  アカハラと間違えたのは[コマツグミ]、木の実
 を啄みに次々に現れる。時折[アオカケス]が混
 じる。その他[カナダヒガラ]、[ウタスズメ]、
 [ホシムクドリ]などなど……。
 朝の一時を楽しむことができた。





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Img_2569Img_2570  朝食はバイキング・スタイル。内容は何処も同じ
 ようなもの。
 朝食後、再びホテル前で鳥見。同行の方々も一緒
 になって……。
 小生はホテルの左手にある池の方へ行ってみる。
 大きな鳴声はアヒルだった。[コガモ]もが1羽

 


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 今日は現地ガイドとして宇井氏(カナダ人と結婚、こちらは夫婦別姓とのこと)が同乗して、イースタン・タウンシップスの観光へ出発する。
 今朝の最低気温はー3℃だったとのこと、寒いはずだ。
 出発して間もなく霧が濃くなる。近くにあるメンフレマゴク湖が原因のようで、間もなくスッキリとした青空が広がってくる。
 メンフレマゴク湖は、アメリカとの国境にまたがる南北約 45kmの細長い湖で、ネス湖のような怪獣伝説があるという。ネッシーならぬメッシーと
 でも言うのだろうか ?
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Img_2577Img_2574  20分ほどでモン・オーフォードのスキー場でカメ
 ラ・ストップ。








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Img_2575Img_2576  スキー場のゲレンデ周辺の紅葉が朝日を浴びて輝
 いている。それでも全体が燃えるような色にはな
 っておらず、満足感にはほど遠い。
 秋空に飛行機雲が数条、お互いに競っているよう
 に伸びて行く。





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 バスの走行中の景観もビデオに収めているが、断片的な紅葉が見られるのみで、あの日光はイロは坂のような感動は得られない。
 次いでメンフレマゴク湖の西にあるサン・ブノワ・デュ・ラック修道院に到着。
 朝日に映える男子修道院の佇まいが絵のようだ。
 院内に入ると、タイル・モザイクの床、壁、天井と見応えある様式になっている。
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Img_2580Img_2582  礼拝堂への廊下を進むと、パイプオルガンの音が
 聞こえてくる。今日のミサのための練習中とのこ
 とで、堂内に入る。その内部の簡素な様式を見て、
 あのゴシック様式の壮麗な礼拝堂を見続けてきた
 ためか、この素朴さがかえって人の心を落ち着か
 せることができるのではと思われた。
 それはともかく、パイプオルガンの荘重な音色に
 しばし瞑想して聞き入る。
 地下にある売店でグレゴリア聖歌のCDを購入。
 また修道士たちが作ったリンゴなどのジュースや
 ジャムなどが並べられていた。この修道院を維持
 するための売店とのことだ。
 ミサの開始を告げる鐘の音が響き渡るなか修道院を後にする。
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Img_2583Img_2585  サン・ブノワ・デュ・ラック修道院 :
 Saint Beno�-du-Lac Abbey

 メンフレマゴグ湖の西側に建つ優美な尖塔が印象
 的なベネディクト派の修道院。
 聖堂内の回廊は、寄せ木のようなモザイク模様が
 美しい。
 一般の人も参列できる毎朝夕のミサでは、グレゴ
 リオ聖歌が歌われる。
 地下のギフトショップには、修道士たちが生産し
 たリンゴやその加工品、チーズなどが並ぶ。
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 長閑な農村地帯を車窓に眺めながら次に到着したのは、入植当時の面影を残すビクトリア朝様式の建物があるというノールトン
 小さな街の所々にその古い様式の建物が残っている。
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Img_2701Img_2702  その村にあるラック・フロムを見学後自由解散と
 なる。








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Img_2588Img_2589  我々はしばしその湖で野鳥などを観察する。
 カモやカモメが遠望できたが、種別判定はできず。



 




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Img_2704Img_2705  小さな街でのウインド・ショッピングでは、これ
 はと思う品物もなく、バスへ戻る。








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 なだらかな丘陵地帯を見渡せるレストラン・Auberge West Bromeでの昼食は、この地方の名物というダック料理。
 あの北京料理と同じ種類のカモの養殖に成功して、一躍有名になり、大規模な養殖が始まったという。
 その理は、まさにあの「北京ダック」のような甘味の濃いタレで焼いたもの。片脚部分の大きさだったが、総てを食べることができないほどの量
 だった。      
 メニュー : マッシュルーム・スープ、カモの照り焼き、フルーツ・サラダ、コーヒー or 紅茶。
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Img_2707Img_2590Img_2591   
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Img_2592Img_2593_2  このレストランから見える丸い建物が、この地方
 独特の『納屋』とのことで、カメラ・タイム。
 何かと農作業に都合が良い建物とのことで、確か
 にユニークな形をしている。その前面には広大な
 大豆畑があり、実をたわわに付けていた。
 また、ケベック地方には、屋根付きの橋が数多く
 あるとのことで、この近くにある橋にも案内され
 る。


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Image_2  あの C・イーストウッドとM・ストリーブの悲恋映画『マディソン郡の橋』で話題になった同じ橋だ。
 小さな流れに架けられた屋根付き橋、幼い頃に学校へ通った橋、あるいは初デートの場所などと、青春の思い出
 の場所になっていたであろうか。
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ノールトン : Knowlton
 イースタン・タウンシップスのなかでも初期に移住があった地域。
 ブロム湖 Lac Bromeの南端に位置する小さな村だが、ビクトリア様式の建物など入植当時の姿を今も留めている
 数少ない場所のひとつとなっている。
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 これで今日の観光は、というより今ツアーの観光は終了、最後の宿泊地、モントリオールへと向かう。
 途中、トイレ休憩のため立ち寄ったのは『イースタン・タウンシップスのインフォメーション・センター』。
 明日からの3連休(勤労感謝の日・レイバー・サンクスデー)のためか、アメリカからの観光客の利用が多いと
 のことだ。
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イースタン・タウンシップス : Eastern Townships
 モントリオールの南東約80km、小高い丘や渓谷、森と湖が広がる美しい田園地帯です。
 ケベック州南西部に位置し、セント・ローレンス川とアメリカ国境とに挟まれています。
 もともと夏冬のリゾートエリアとして有名ですが、最近は紅葉スポットとしても注目を集めています。
 真っ赤に色づくローレンシャン高原に対し、イースタン・タウンシップスは赤と黄色の入り混じった光景を楽しめるのが特徴です。
 アメリカ独立戦争時にカナダに移住してきた英国系ロイヤリストによって築かれた地域なので、フランス文化の色濃いケベック州の中でもどこか
 古きよきイングランドを彷彿とさせる懐かしい雰囲気がそこかしこに漂っています。
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 モントリオールの市内へ入ると、流石に交通量が多い。
 中央駅にバスを止め、何故か明日の朝の食事が付いていないので、皆さんは食料の買い出しに。
 我々はホテルで食べることにして、しばしそこで待機する。中心の繁華街とあって人通りが絶えない。
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 街中のしかも交差点にあるホテル・Best Western Ville Marieには16時半到着。
 夕食はホテルのレストラン。
 メニュー : トマトクリームスープ、サーモン、モカケーキ、コーヒー or 紅茶。
 カナダへ来て初めてのサーモン料理、その大きさに総ては食べられなかった。
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 8時00分 ホテル発 → 8時20分 モン・オーフォード・スキー場 8時40分 → 9時00分 サン・ブノワ・デュ・ラック修道院 9時50分 → 10時15分
  ノールトン(散策)11時15分 → 11時45分 昼食(Auberge West Brome)13時00分 → 13時05分 円屋根の納屋 13時15分 → 13時35分
  屋根付橋 13時45分 → 14時05分 インフォメーション・センター 14時15分 → 15時00分 モントリオール中央駅(ショッピング 16時00分
  → 16時30分 Best Western Ville Warie 着
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ベスト ウエスタン ビレー マリエ モントリオール : Best Western Ville Marie Montreal
563088_17_s モントリオール、キリスト教会大聖堂のそばのホテル。
 市内中心部に位置するこのホテルはル クール モンロイヤル、キリスト教会大聖堂、モン ロイヤル
 パークの近隣にあり、 近隣の見所にはパーシバルモルソン メモリアル スタジアム、モルソン スタ
 ジアムがあります。
 レストランのほか、フィットネス設備がある。
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モントリオール : フランス語: Montr�al、英語: Montreal
 セント・ローレンス川に浮かぶ川中島を中心に栄える、カナダ第2の大都市です。
 人口は約330万人。カナダのフランス語圏で最大の街であり、北米のパリとも称されています。
 高層ビルの建ち並ぶダウンタウンと、石畳の旧市街が実に対照的で、旧市街では時おり観光馬車も
 走っている、ヨーロッパ的な風情のある街です。
 1976年にオリンピックが開かれたほか、毎年ジャズ・フェスティバルや国際映画祭など様々なコンベンションが開かれる国際都市でもあります。