nemo 折々の自然

折に触れて観察した自然などの記録

フィンランド

2012-08-05 00:00:00 | 旅行記
Img_0420_2 金婚式のお祝いと、避暑と節電を兼ねて、クラブツーリズム社の
 『北欧4カ国ぐるり周遊 涼風紀行10日間』のツアーに参加しました。
 初日はフィンランド航空の直行便でヘルシンキへ。
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 お祝いの意味で座席はビジネスクラス。
 座席に落ち着くと,先ず飲みものサービス、シャンパン,オレンジジュース,と水。
 離陸後,アルコール類とおつまみが出されました。



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Img_0422Img_0424Img_0427  昼食はフレッシュサラダ,茶そば,和風珍味の盛
 り合せ(海老の治部煮,マグロの照焼き,あさつ
 き入り卵焼き)の前菜にポテトとリーキのスープ
 メインディッシュ は[牛肉、鶏、魚]の3種から
 選ぶが,牛肉は牛ヒレ肉のグリル、ハーブバター
 と新じゃが芋のロースと添え。デザートはアイス
 クリームにぶどう。
 飲み物は2009年のビアンキ・シャルドネの白ワイン,シャトー・ヴュー・ロバンの2003年赤ワイン。そして食後はコニャック。
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 空路半ばにおにぎり,サンドィッチにジュースが出されたが,座りっ放しでは食欲なし。
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Img_0431Img_0433Img_0434  着陸2時間前には軽食(シーフードとパスタのサ
 ラダ、季節のサラダ,フルーツ)が出され,飲み
 物は2011年のレオン・ベイヤー・リースリング・
 リザーブの上品な辛口のワイン。
 機内の窓からは[森と湖の國]フィンランドの大
 地が見えてくる。
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【ヘルシンキ】Helsinki
 フライトは約10時間余りでヘルシンキ・ヴァンター空港に着陸。
 早速心地よい爽やかな空気に包まれる。出発時のあの蒸し暑さが嘘のように思われる。
 入国審査にやや時間がかかったが,問題なくパス。
 待ち受けていたバスで市内観光に向かう。現地ガイドは男性の前田氏。
 簡単にフィンランドとヘルシンキの紹介がある。
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フィンランド共和国(スオミ共和国)Suomen Tasavalta
         (英語名Republic of Finland)(スウェーデン語名Republiken Finland)
国 旗 : 白地に青十字。青は空と湖、白は雪を、そしてキリスト教の十字を象徴している
国 歌 : 「わが祖国(Maamme)」
面 積 : 33万8144? 
人 口 : 約537万人(2010年12月時点)
首 都 : ヘルシンキ Helsinki 人口 : 59万5千人
元 首 : タルヤ・ハロネン大統領 Tarja Halonen(2006年3月再任。任期6年)
政 体 : 共和制
民族構成 : フィンランド人、スウェーデン人、サーメ人
宗 教 : プロテスタント(福音ルーテル派)
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 スウェーデンに約650年,ロシアに約100年支配され,数々の戦争で何度か国境線を変えられたが,民俗愛を失うことなく,1917年、ロシア革
 命と時を同じくして独立を勝ち取ったという。
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Img_0435Img_0437Img_0436 【オリンピック競技場】Olympiastadion
 緑の多い街を通って最初に訪れたのは,開催中の『ロンドン・オリンピック』にあやかって、1952年
 に開催された『ヘルシンキ・オリンピック』のた
 めに造られたスタジアム。
 その入口には9つの金メダルを獲得したマラソン
 ランナー、パーヴォ・ヌルミのプロンズ像がある
 ロンドンでは日本選手の活躍はどうなっているのだろうか ? 
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Img_0441_2Img_0442Img_0443 【シベリウス公園】Sibeliuksen puisto
 次いでフィンランドの代表的作曲家でハメーンリ
 ンナ生まれのヤン・シベリュウス(1865~1957
 年)を記念した公園『シベリュウス公園』へ。
 園内の芝生のあちらこちらに、北欧ならではの裸
 同然のカップルの日光浴姿が見られる。
 白樺が生い茂る園内のほぼ中央には、エイラ・ヒ
 ルトゥネンが製作したステンレスパイプを組み合
 わせたモニュメントと、御影石の上に置かれたシベリウスの肖像のオブジェが銀色に輝く。
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 公園の西側はバルト海に面しており、市民の散策の場所になっているようだ。
Img_0446Img_0444                                                       





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Img_0450Img_0452_2Img_0455 【ヘルシンキ大聖堂】Tuomiokirkko
 石畳の元老院広場を見下ろすように堂々とそびえ立つ、ヘル
 シンキ大聖堂もしくは聖ニコラス教会として知られているこ
 の大聖堂は、ヘルシンキで最も重要なランドマークとのこと
 中央タワーの荘厳のある外観は、北欧のホワイトシティとし
 ての栄華の証といわれる。
 大聖堂は高い天井の地下室や展示室、コンサート会場、夏期
 に営業するカフェなどがあるとのことだ。
 大聖堂への大階段にはヘルシンキっ子たちが腰を下ろして、高台からの眺めを楽しんでいる姿が多く見られる。
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【元老院広場】Senaatintori
 ヘルシンキ大聖堂のすぐ下にある約 3,000�の広さを誇る石畳の広場が、元老院広場。
 中央にはW.ルーネベリによって創られた、ロシア皇帝アレクサンドル2世の立像がある。
 周辺には市庁舎、ヘルシンキ大学の本館と図書館などがあり、重厚でクラシカルな雰囲気が漂う。
 ここはヘルシンキで最も古い歴史を持つ地区であるという。
 この石畳にはカモメたちが多く飛来し、餌を漁る姿が見られる。
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180pxuspensiki_by_samsegar【ウスペンスキー寺院】Uspenskin katedraali
 バスの車窓から眺めた、カタヤノッカ地区にあるウスペンスキー寺院は1868年に完成、西ヨーロッパ諸国最大の正教会の大
 聖堂という。
 建築家アレクセイ・ゴルノスタイッフが設計をし、ロシアのモスクワの近くに16世紀に建てられた古い教会の建築様式で建
 てられている。
 黄金の丸い小屋根と赤煉瓦の外観が特徴的なこの寺院は、フィンランドの歴史が確実にロシアの影響を受けていたことを物
 語っているとのことだ。
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Img_0456 ここまでで市内観光を終え,ホテル『ソコス プレジデンティ』へ。
 港に停泊中の船を利用した喫茶店もあった。
 時差6時間という長~い1日だったので、食事のタイミングが合わず、持参のカップ麺でもと思ったが、このホテ
 ルの部屋には湯沸し器やお茶のセットが無く、やむを得ず近くのショッピングセンターでサンドイッチを仕入れて
 お腹に収める。
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 この後にとんだハプニング。入浴して,バスタブのお湯を抜いたところ、排水設備が詰まっており、何と浴室内
 から廊下までお湯が溢れ出す。          
 急いでTDに連絡、ホテルの従業員が来たがどうにもならず、結局部屋を替えることになる。
 広げた衣類等を再びスーツケースに収め、新しい部屋に移動してベットに付いたのは、12時を回っていました。
 ツアー初日から何ともツイていない出来事でした。
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 11.00. 成田空港(AY 0074便)→ 15.25. (時差-6時間)ヘルシンキ空港 16.00.(バス)→ オリンピック競技場 → シベリウス公園 → 大聖堂広場
  → 18.20. ホテル(ソコス プレジデンティ)泊