大小のCDショップが潰れているのは知っていたけれど、大小本屋さんが加速度的に潰れているのは、多分Amazonのせいだ。
音楽情報をCDで聴かなくなったのは、テクノロジーの進化によるのだから、そこは『おじいさんのランプ』だから仕方ないと思う。
カセットやアナログレコードにノスタルジーやその音質に魅せられたファンがいる事も間違いないが、遠からずCDもそうなるだろう。
MDがそうなりそうも無いのは普及率の低さか?
『Amazon憎し』と『Amazonでいいじゃん』に世相は分かれているように思うが、若い世代は圧倒的に『いいじゃん!』が多い。
本屋さんが潰れていくのは、Amazonのせいである事は多分間違いないけれど、なんとかする方法はないのだろうか?
フランスのように、Amazonの取り扱える本に法律で規制をかけたらどうだろうか。
規制緩和逆行だが、やり過ぎとは思わない。
本屋さんは地元の文化の象徴だ。
えげつない雑誌も売っているけれど、高度な専門書だってある。
どちらも興味のある人に買ってもらいたいから本棚に並んでいる。
肩を並べはしないけれど、それぞれの場所で面出しして
『私こんな感じなんですけど、どうでしょうか?』と声をかけてくる。
全て人間の作ってきた文化の産物だから、背表紙眺めていると急に興味が湧いてくる事だってある。
宇宙や昆虫、占いや宗教、ビジネス書やグラビア、童話や絵本など、興味が湧くジャンルは無限だ。
最近も子供向けの絵本買っちゃいましたし。
絵が可愛いから(^○^)
そこが本屋の魅力。
本屋は出版されている本を選んで並べているだけなのも不思議。
『店長おすすめコメント』が目につく本屋さんもありますが、CD屋さんもやってたしなぁ、、、
ソファに座ってコーヒー飲みながらタダで本を読める本屋さんもあるそうですが、露出した設置場所は無料の呼び込みである事が明白で、逆に冷めちゃう感じ。
近所にオリジナル本だけを置いている本屋?があるのですが、面白いですよ。
儲かっているかどうかはわかりませんが、客の出入りはありそうです。
タモリ倶楽部にも取り上げられていたし ( ̄▽ ̄)
既存の本屋さんは独自に新人を発掘したり育てたりはしないのでしょうか?
大手翻訳機ならそれなりにお金をかけて、小さいところならシュールな作品をインディペンデントで運営して、自社店舗だけで置いたらどうでしょう。
古いアイデアなのかもしれませんが、本屋さんならまだ間に合うと思うのです。
なぜなら、電子書籍だと目からだけのインプットなので、多くのひとにとって『読書』にはなりにくいからです。
インクの臭いと紙の指ざわり、屋外で読めば風がページをめくろうとしたり、木の葉が舞い降りてきたり、本そのものに読書した時の記憶が残る、、、
古いセンチメンタルなのかなぁ〰
とにかく、
街の本屋を救済してほしいです。