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梅ちゃんのガーデンブログ

コンコード環境デザイン研究所○ランドスケープデザインとまちづくりとマウンテンクライムのブログ

春の大崩山

2024-07-01 14:30:00 | 登山
春の大崩山
今年も春の大崩山を歩きました。
この日は晴天で気温もやや高め、春としてはとても歩きやすい一日でした。
コースは最もポピュラーなパノラマコース、和久塚尾根から山頂に至り小積尾根、坊主尾根を歩くコースで小積谷を周回することになります。
ガイド本によると小積尾根は坊主尾根コースになっていますが、地形図を読むと稜線は尾根の複合体になっています。
ここは小積尾根と坊主尾根とする方が正解でしょう。
それはさておき
新緑のおかげで樹林は明るく、乳房岩や上和久岩に登るとはるかに展望を楽しむことができました。
上和久岩の上からは七日廻り岩も望むことができました。
アケボノツツジには遅かったけれど、山ツツジがポツンぽつんと咲き、ササユリが現れると
大崩山の春もいいもんだな~と思ったのでした。
最近はシカの食害の影響が大きくかつてスズタケで埋まっていた山頂付近が丸裸状態でした。
シカは明らかに増えすぎていますね。
これは人が山にいなくなったこと、そして勝手に保護と狩猟を繰り返してきた人間にも問題がありそうな気がします。
そなことを考えながら
小積ダキの頂に立ち、象岩をトラバースして
坊主尾根のアップダウンを繰り返しながら
10時間(本当は12時間かかった)の山歩きは
ほぼすべてのポイントを歩き、見返り岩にも登った。
達成感十分の登山でした。
九州最後の秘境といわれる大崩山は歩きごたえのある山です。
また秋に登ろうと考えております。
<つづく>


薄いピンクのササユリが咲いていた


難所が続く和久塚尾根は 這うように登る


圧倒的な岩璧の小積ダキ


小積ダキの上から象岩を望む


和久塚尾根の下和久岩にて
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立花山七峰めぐり

2024-05-05 16:58:44 | 登山
立花山七峰めぐり
福岡市東区と新宮町、久山町に連なる立花山に登りました。
立花山は玄海国定公園に指定されたクスノキの原生林で有名な山です。
南北朝から戦国時代には山城が築かれ、今でもその名残を見ることができます。
史跡と自然林という2つの表情を持つ貴重な山です。

この日は快晴無風、気温高め、急登を登ると汗ばむような気候でした。
登山の目的は立花山七峰めぐり。
七峰とは立花山、松尾山、白岳、大一足(おおいっそく)、小一足(しょういっそく)、大つぶら、小つぶらを指します。
この七峰は18世紀の「筑前国続風土記」に記載のある由緒ある峰々です。

山城の史跡を回りながら、奥深い照葉樹林の森を歩き、はるかに玄海灘を望むと
かつてこの山で生きてきた人たちの声が聞こえてきそうでした。
とてもいい山だと思います。

<つづく>

立花山山頂より福岡市街と玄海灘を望む。

白岳山頂のカノコソウ。場所によっては紅色がかっている。

常緑広葉樹林の森の中はあまり陽が差さない。

馬詰場から小一足という郭(?)跡にでる。

立花山の主、大クスノキ

最後は香椎の居酒屋にてハイボール
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雨の土器山(かわらけやま)

2024-03-24 19:13:47 | 登山
雨の土器山(かわらけやま)
佐賀の土器山(かわらけやま)に登りました。
この日は生憎の雨でしたが、八天神社から続くトレンチのような登山道を登り山頂に到着。
ほぼ視界はゼロ。
きっと晴れてたら大展望だったんだろうな~と思いながら
真っ白な眺望を楽しみました。
それでも、雨もまたよし。です。
この山は修験道の山で宝満山(福岡)と並ぶ歴史があるのだとか。

雨の中を歩きながら
むかしの人たちは山でどんなことを祈ったのだろうか?
などと考えたハイキングでした。

ちなみにこの土器山標高は430mで低山の部類ですが
神奈備の山容をもつご神体でもあります。
<つづく>

八天神社(下宮)から登山道が続いている。

トレンチのような登山道を歩く。

眺望スポットから佐賀平野を望む

山頂にて、この日は真っ白

ローカルサイン歴史が紹介されていました。
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蝶ヶ岳 登頂

2024-02-02 22:48:57 | 登山
蝶ヶ岳 登頂
2024 元旦
4:30徳澤園キャンプ場を出発
ヘッドランプを頼りに長塀尾根にとりつく。
暗闇の急登を登っていく。
単独行で不安もあるが
天候は回復基調なので何とかなるだろうと思った。
急登を息を切らしながら登り
2000m地点で小休止
周りが朝日で明るくなると
モルゲンロートが始まった
樹間から朝日がをまとった明神が見える。
神々しい光に元気をもらった。
モルゲンを写真に納めると新雪の中を登高を続けた。
稜線は新雪
ちょっとしたラッセルを続けながら
長塀尾根を登りあがり
蝶ヶ岳の稜線を歩く。
空が青い。
空気が冷たくておいしい。
そんなことを考えながら森林限界を超えた。
爆風だけど視界が開けると
穂高連峰や槍ヶ岳、常念岳が手に取るように見える。
しばらくで
蝶ヶ岳登頂
昨年は頂上直前で断念したけど今年は完登できた。
気持ちの良い元旦。
風は強いけれど寒くはない。
また冬山に登りたい。
<つづく>

明神のモルゲンロートが樹間から輝いて見えた。とても印象的。

森林限界を超えると雲海が広がる稜線。空は澄み切って蝶ヶ岳ブルー。

槍ヶ岳方面の冬景色が展開する。この景色はここでしか見れない。

登頂写真でした。
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厳冬期 北アルプス 単独行

2024-01-29 20:58:22 | 登山
北アルプスの蝶ヶ岳に単独で挑戦。
昨年は頂上手前でブリザードのため断念。
今年は必ず登ろう。
と考えておりました。
この日は悪天でしたが予報では回復に向かいそう。
それを期待して
徳沢キャンプ場を目指す。
軽量化を考え抜いて装備は15㎏で準備。
アタックザックは蝶ヶ岳ピストンのためだけの装備としました。
しかし
冬山で雨で6時間歩くというのも身に沁みました。
<つづく>


7時40分発のバスに乗りなかの湯バス停で下車。
釜トンネルの前で計画書を長野県警に渡すと一路上高地を目指す。


この日は霙まじりの雨、とても寒い。


河童橋のたもとからは天気がいいと穂高連峰が見えるのだがこの日はガスの中でした。


上高地バスセンターはサルの群れが餌を探してうろうろ、この日はおさるのセンターでした。


明神への道、この日は行き交う人が本当に少なかった。雨から霙へと天気は変わり寒さに震えながらの山入りでした。
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松本駅と北アルプス 

2024-01-05 23:39:59 | 登山
松本駅と北アルプス
正月休みを利用して
博多駅から松本駅まで鉄道で旅し、北アルプス蝶ヶ岳に登った記録です。

松本駅に到着するとアルプス口があり
その橋上広場からは常念山脈が眺望できる。
この眺望は松本を代表する眺望であり岳都の象徴だと思う。

明日から登る山を確認すると、
あぁぁあれだ蝶ヶ岳が見える。
ちょっと安心。
駅ビル内の蕎麦屋を探してそばを食べる。
九州の人間からすると信州のそばはある意味憧れなのかもしれない。
やはり、うまし なのだ。


博多駅で買った駅弁、朝ごはんの代わりで食べたけどおいしかった

松本駅の1Fの蕎麦屋さんで食べた舞茸の天ぷらとそば

名古屋駅で食べた味噌きしめん

松本駅のアルプス口はとても高揚する

アルプス口から見える常念山脈(前山)これから登る蝶ヶ岳も見える。

<つづく>
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福岡筑豊・岩石山と戸城山 ハイキング

2023-11-30 21:39:21 | 登山
岩石山と戸城山 ハイキング

岩石山(がんじゃくざん)は標高454m

福岡筑豊・添田町の町民のシンボルであり憩いの山です。

秋のこの日は快晴で気持ちよく山登りを楽しむことができました。

この山は

かつて秋月氏の居城であった山城ですが、豊臣秀吉の島津攻めによって落城しています。

今でも登山道のいたるところにその名残を感じることができます。

山頂や展望所からの眺めも良く、国見岩や八畳岩などの奇岩に登れば

かつての侍たちの声が聞こえてきそうです。

帰りに

赤村の戸城山に登り筑豊山城跡めぐりとなりました。

<つづく>

岩石山の山頂を望む

山頂付近からは福智山を望むことができる

かつての本丸跡の紅葉

戸城山も山城で山頂付近は広場になっている
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紅葉登山 くじゅう白口岳

2023-10-26 21:47:00 | 登山
この日は秋一番の快晴でした。
九州くじゅうの黒岳に登るはずが、イベントのために登山口への道路が通行止め。
山を変更。17サミットの一つ白口岳に登りました。
峠より高度を上げると風が出て体感温度が下がる。そんなコンディションでした。
紅葉は一番のころで、大船山、三俣山、坊がつる。
そして祖母傾のパノラマを楽しみました。
<つづく>

白口岳から坊がつるを眺望する

大船山の紅葉を望む

鉾立峠より白口岳を望む

白口岳山頂にて
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くじゅうミヤマキリシマと大船山

2023-06-20 23:44:58 | 登山
くじゅうミヤマキリシマと大船山
6月初旬、夏山の到来を告げるくじゅう山開きが開催されました。
この季節、登山としてはとても気持ちが良いです。
くじゅうの山々はピンクに染まり
新緑も美しい。
イワカガミやマイヅルソウなどの山野草もきれいに咲き誇ります。
大船山の山頂から坊がつるを望むと、今年もこの季節がやってきたなと思います。
テントの花も色とりどりです。

入山公墓は江戸時代の大名中川氏の廟で草原なつくりになっている

大船山頂上直下、この日はミヤマキリシマは5分咲きといったところ

山頂よりピンクに染まった北大船山を望む

カルデラより大船山を望む
<つづく>
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山笑う 九州脊梁 扇山

2023-04-24 23:44:13 | 登山
山笑う 九州脊梁 扇山

宮崎県椎葉村の扇山に登りました。
この日は快晴無風、落葉樹の森は春の光にあふれていました。
シャクナゲがにぎやかに咲き誇り、ブナの大木も新緑が芽吹き
生命感に満ち満ちていました。脊梁も春らしく山が笑っていました。


快晴無風 ダム湖と脊梁山地の山並み

あでやかなピンクのシャクナゲ

咲き誇るシャクナゲ

ミツバツツジも満開

多くのシャクナゲが咲いていました

扇山山頂
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