梅ちゃんのガーデンブログ

コンコード環境デザイン研究所○ランドスケープデザインとまちづくりとマウンテンクライムのブログ

雨のマゼノ渓谷を歩く

2024-11-14 22:05:46 | ランドスケープ
雨のマゼノ渓谷を歩く
熊本県南小国町の秘密のスポットといわれるマゼノ渓谷を歩きました。
期間限定の公開で春と秋の2回公開される。これが秘密の理由ですね。
この日は雨で
晴れていれば多くの観光客がいたかもしれないけれど
我々と他ほんの少しの人々が訪れていただけでした。

入渓できるところは多くはないけど
水と戯れ黄葉をめでると幸せな気持ちになったのでした。
雨も情緒があっていい感じでした。
<つづく>
1
両岸から覆いかぶさるように黄葉した樹木が出迎える

渓谷内はクヌギ林の中を歩く

渓谷の中は沢音と水の流れが美しい、流れは浅く水面の中に足を入れたくなる

水底の岩を洗うように水が流れる

ハイライトは滝、両岸には紅葉黄葉した樹木が覆う。滝は大きさは感じないが水の生命感を感じる

小さな渓谷だが樹木と流れが一つの空間となっている

水底を洗う薄い流れは安心感と親近感がある
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冬の源じいの森キャンプ場

2023-01-15 19:09:11 | ランドスケープ
冬の源じいの森キャンプ場
源じいの森は、福岡県の筑豊地区東部に位置する赤村にあるキャンプ場です。
冬の日、夏の賑わいとは別にしっとりとした季節感があってとても気持ちが良い。
このテントサイトは自然の河川がキャンプ場を取り巻くように流れているところにその特徴がある。
初夏にはホタルが舞い、夏には子供たちのプールとなる。
川面が映す周りの森も美しい。
まずは人に癒しを与えてくれる。
貴重なキャンプ場だと思います。
わたしたちは30周年の記念事業を企画運営しています。
<つづく>

川のカーブ部分には白砂の濱となっている

川面を眺めるプロムナード

親水護岸と河川プール

河川プールは冬でも親水性が高い

川のせせらぎか聞こえるテントサイト
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富山富岩運河環水公園にて

2022-08-15 21:24:53 | ランドスケープ
富山富岩運河環水公園にて
富山に旅する機会があり、前々から行きたいと思っていた富岩運河環水公園に行ってみた。
行ったのは8月9日早朝、朝5時過ぎ。
情報によるとここには世界一美しいスターバックスコーヒーがあるとのこと。
それをこの目で見たいと思ったからだ。
運河公園に入ると目の前に水面が広がった。
かつての運河の末端で船溜まりとなっていたところらしい。
スターバックスはこの水面を望む丘にある。
早朝の静かな雰囲気の中で、広い水面は周囲を映す鏡となり野鳥が飛び交い、とても美しかった。
この環境が世界一のスターバックスと言われる所以と納得した。
人は、水辺を歩くと本能的に落ち着き癒されるらしい。

運河の広い水面は富山の朝を映し出していた。中央上にスターバックス。

朝焼けが静かで美しい

水と緑の空間は生命感に満ち満ちている。中央右側にスターバックス
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ミヤマキリシマと大崩の辻

2022-06-11 22:36:16 | ランドスケープ
ミヤマキリシマと大崩の辻
5月下旬
九重、阿蘇、雲仙、霧島などなど
九州を代表する火山高山にミヤマキリシマの花が咲いた。
このミヤマキリシマを見るために九重大崩ノ辻に登ってみた。
この日は高曇り、ほぼ無風、気温は高めといったコンディション。
ミヤマキリシマはツツジの一種で5月下旬から6月中旬に九州の深山(ミヤマ)に咲き
紅紫色、朱紅色まれに白色の花を咲かせ、山全体がピンクに染まるようだ。
これは九州独特の景観で貴重な九州らしい景観と言っていいだろう。
残念なことに
九重では今年のミヤマキリシマはハズレ。
虫害で花が枯れたところが多かったとのこと。
しかし
虫のせいでミヤマキリシマが枯れることはないし、
これも生態系の摂理の一つと考えたい。
それはさておき
ミヤマキリシマは雲仙では雲仙ツツジ(長崎県の県花)、霧島では霧島ツツジと言われているらしいのだが
同名別種もありきわめて紛らわしいということである。

雲仙でも阿蘇でも霧島でもミヤマキリシマで通じるはずである。
<つづく>

遠くに涌蓋山とミヤマキリシマ

ミヤマキリシマ 所によってはきれいに咲いている

大崩ノ辻山頂

下山時、九重連山を望む

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明日から9月

2021-08-31 21:41:02 | ランドスケープ
(株)コンコード環境デザイン研究所 梅田和久

今日で8月も終わり、明日から9月である。
気候変動による大雨とコロナ禍のダブルパンチの8月だったけど、
9月はもっとすっきり秋らしくなってほしいものだ。

一年の中でも過ごしやすい時期は限られているけど
9月下旬からは気候も落ち着いてほしい。
暑さ寒さも彼岸まで。という。
例年であれば秋は屋外でのイベントが盛んにおこなわれ
毎週末どこかの広場で歌やダンス、そしてお祭りで賑わうものだが、
昨年に続きコロナ禍で中止になってしまうのは
残念で仕方ない。
それでも
まぁ、登山などのアウトドアスポーツは結構人気だし。
ヒロシのおかげでソロテントで孤独を楽しむ人も多いらしい。
ソロテントに限らず
単独行で山を登りながら、ふと自分と向き合うときがある。
ささやかだけど自分の本当の思いがはっきりとわかってくるような気がする。
そんな時があって、
やっぱり登山は考えるスポーツなのかもしれない。と思う。
自然の中にいるということはそんな効果も確かにある。

横道にそれましたが、
9月、新しい月。
月日は淡々と過ぎていくけど。
皆さんお元気で、また頑張っていきまっしょい。
<つづく>

       大雨が去った後、三日月山より博多湾を望む。遠くに糸島の山が見える。
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夏休みはコロナ禍と大雨のダブルパンチ

2021-08-17 22:33:02 | ランドスケープ
(株)コンコード環境デザイン研究所 梅田和久

台風9号が去った後、夏休みはコロナ禍と大雨のダブルパンチになってしまった。
大雨は特別警報まで出されてしまった。
これはすでに何らかの災害が起こっている。
ということである。
深夜に雨音が激しくなるとどうしても心配になったけど、特別警報は朝方に出ている。
気象庁や役所の人たちは、徹夜で雨の状況を監視してたんだな~~と思う。
ご苦労さんです。
香椎地区も山際を造成して作った住宅地やマンションが多い。
昼間、側溝では捌け切らない雨水が道路にあふれているのを見ると
やっぱり限界だよなと思う。
以前は私の住まいの周りも田んぼがチラホラ見られたけど、今はそれも宅地化している。
田んぼは雨水をためる貯水池だったけどその機能は無くなった。
いまだ警報発令中だけど
雨を降らせている秋雨前線は明日から次第に北上するらしい。
暑い夏ではなく、気候変動、コロナ禍の夏。
セミ音の代わりの雨音が聞こえる。
早く雲の切れ間に青空が見たいものである。

           香椎川も上流の雨水を集めて不気味な雰囲気
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台風9号通過

2021-08-09 20:18:17 | ランドスケープ
(株)コンコード環境デザイン研究所 梅田和久

台風9号は昨日の夜より風雨が強まったけど、今朝には広島の方へ抜けました。
しかし、これから日本海でまた成長して東北地方に上陸するらしい。
日本縦断ですね。
大変なことにならなければいいのだけれど。
最近は警戒レベル4、避難指示まで一気に発動されます。
今回は警戒レベル5、緊急安全確保まで発動されたところもあったとか。
早めの避難
これが防災の合言葉ですね。
特に高齢者など災害弱者の方々は早め、早めの避難が肝心です。
写真は
夕方の福岡、香椎の街。東側の山並みを映しています。
青空が大きく開けていました。
予報では明日からもあんまり天気は良くならないとか。
<つづく>

     夕方、青空が広がっていました。なんとなくホッとしています。
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オオキツネノカミソリ

2021-07-25 20:44:44 | ランドスケープ
(株)コンコード環境デザイン研究所 梅田和久
オオキツネノカミソリ
ヒガンバナ科 多年草
学名:Licoris sanguinea var. kiushiana
群落をつくり7月の中下旬に林地や山道沿いに花を咲かせる。

林床に群落をつくり一斉に花を咲かせる姿は圧巻。


オレンジ色の花は林地を明るくする。

長崎や糸島の山では林地にオオキツネノカミソリというヒガンバナ科の多年草が咲いています。
花の色がキツネに似ているからキツネとなったとか。
葉がカミソリに似ているからカミソリとなったとか。
諸説ありますが、群落をつくり斜面を覆いつくす花の姿は圧巻です。
ヒガンバナと同じく有毒植物なのでお気を付けください。
<つづく>
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香椎のサクラ

2021-04-10 00:29:36 | ランドスケープ
香椎には清張ゆかりの桜なるサクラがあり、毎年美しい姿を見せてくれる。
今年も春爛漫、ほんの一瞬ではあったけれど薄ピンクの花を見せてくれた。
そしてもう一つ
この桜の脇には石碑が立っている。
この石碑の文章、意味不明といえば意味不明なのだが
主語が二つあって、しかも最後は、あったとも考えられます。
などと根拠のはっきりしない、かなりいい加減なことが書かれているのである。
ここで
この桜が小説(ちなみに松本清張の点と線)の風景描写に出てくればその可能性は高い。といえるのだが。
しかも石碑だからおそらく永遠に残るだろう。
その時はこれも香椎の不思議の1つとすればいいのかもしれない。
と思っております。


       清張ゆかりの桜

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香椎宮勅使道 楠の並木

2021-02-06 14:03:51 | ランドスケープ
楠の並木は香椎のランドマークである。

香椎宮参道には楠の並木がある。
香椎らしい景観であり緑陰も素晴らしい。
この並木、大正15年2月11日建国記念日に植栽された。とあるので
かれこれ95年ほど経つのだが、香椎宮への参道を修景し香椎を代表する通りとなっている。
もうすぐ植樹された建国記念日である。
それはさておき
足元は根が舗装を持ち上げ歩きにくいのであるが、
いつも緑陰を提供してくれて冬でも常緑樹の潤いある
緑の景観をつくっていることは素晴らしいと思う。
ところで
楠は温暖な地域に植生し九州でも大木が多い。
この樹から樟脳という防虫剤を取っていたという。
今では、ほとんどナフタリンという化学薬品に取って代わられたが
筑後地方に昔ながらの楠の蒸留で樟脳をつくっている事業所が1社だけ残っているとか。
生産が少なくなると希少価値となり、付加価値を生むらしい。


楠の並木と参道の鳥居(今は車の道となっている)
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