阿蘇
俵山に登ったので、昨年から少しづつ調べている阿蘇について。
阿蘇を創ったのはタケイワタツノミコト(健磐龍命)で、この神様の子孫が91代阿蘇神社宮司である。この阿蘇地域を代々治めてきたのは、阿蘇神社宮司を中心とする阿蘇氏といわれる豪族で、日本の数少ない旧家、名族といわれている。
にわかに信じがたいのだが、阿蘇地域には伝説と民話が現在にも共生している。伝統行事や風習、そして草地がつくりだす景観まで人と自然が共につくりだしている。ということが調べれば調べるほどわかってくる。
きっとこの辺のことは、ここに住む人々との生活をおこなってみることでわかることも多いと思う。人間関係の希薄な都市部では垣間見ることのできない、濃密な人と人のつながりと歴史。そう、耳を澄ませば遠い神話の人々の声が聞こえるところなのである。
だから通り過ぎるだけの観光客には何の声も聞こえないのである。最近ではスローなグリーンツーリズムなどの企画が運営され新しいツアーも始まっているようである。
ところで、前置きが長くなったがこの日のパノラマをご紹介します。阿蘇五岳はもちろん九重連山や祖母傾きまで遠望できました。
俵山登山隊 梅田和久
俵山に登ったので、昨年から少しづつ調べている阿蘇について。
阿蘇を創ったのはタケイワタツノミコト(健磐龍命)で、この神様の子孫が91代阿蘇神社宮司である。この阿蘇地域を代々治めてきたのは、阿蘇神社宮司を中心とする阿蘇氏といわれる豪族で、日本の数少ない旧家、名族といわれている。
にわかに信じがたいのだが、阿蘇地域には伝説と民話が現在にも共生している。伝統行事や風習、そして草地がつくりだす景観まで人と自然が共につくりだしている。ということが調べれば調べるほどわかってくる。
きっとこの辺のことは、ここに住む人々との生活をおこなってみることでわかることも多いと思う。人間関係の希薄な都市部では垣間見ることのできない、濃密な人と人のつながりと歴史。そう、耳を澄ませば遠い神話の人々の声が聞こえるところなのである。
だから通り過ぎるだけの観光客には何の声も聞こえないのである。最近ではスローなグリーンツーリズムなどの企画が運営され新しいツアーも始まっているようである。
ところで、前置きが長くなったがこの日のパノラマをご紹介します。阿蘇五岳はもちろん九重連山や祖母傾きまで遠望できました。
俵山登山隊 梅田和久