梅ちゃんのガーデンブログ

コンコード環境デザイン研究所○ランドスケープデザインとまちづくりとマウンテンクライムのブログ

二代目スカルパ

2011-02-11 19:21:36 | 
二代目スカルパ
今年の初めに登山靴を買った。
イタリアのメーカー スカルパである。

最初のスカルパは16年前に購入した。
この靴は最初の登山人生を一緒に過ごした。
北アルプスの主峰 槍ヶ岳、表銀座縦走
南アルプスの主峰 北岳、白根三山縦走もこの靴だったし
極めて困難だった豪雨の屋久島完全縦走も
大雪ドカ雪で死ぬほどラッセルに苦しんだ厳冬期の大山も
緊張の連続だった阿蘇高岳竜尾根の登攀も
もちろん九重のハイキングも
この靴が支えてくれた。
考えてみると200以上の山をこの靴で登ったろう。

今年、またガイドブックを執筆する。
山また山の旅である。
気持ちも新たに、また山に学びたいものである。

やっほっほ登山隊 梅田
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阿蘇

2009-09-23 21:41:08 | 
阿蘇
俵山に登ったので、昨年から少しづつ調べている阿蘇について。

 阿蘇を創ったのはタケイワタツノミコト(健磐龍命)で、この神様の子孫が91代阿蘇神社宮司である。この阿蘇地域を代々治めてきたのは、阿蘇神社宮司を中心とする阿蘇氏といわれる豪族で、日本の数少ない旧家、名族といわれている。

 にわかに信じがたいのだが、阿蘇地域には伝説と民話が現在にも共生している。伝統行事や風習、そして草地がつくりだす景観まで人と自然が共につくりだしている。ということが調べれば調べるほどわかってくる。

 きっとこの辺のことは、ここに住む人々との生活をおこなってみることでわかることも多いと思う。人間関係の希薄な都市部では垣間見ることのできない、濃密な人と人のつながりと歴史。そう、耳を澄ませば遠い神話の人々の声が聞こえるところなのである。

 だから通り過ぎるだけの観光客には何の声も聞こえないのである。最近ではスローなグリーンツーリズムなどの企画が運営され新しいツアーも始まっているようである。

 ところで、前置きが長くなったがこの日のパノラマをご紹介します。阿蘇五岳はもちろん九重連山や祖母傾きまで遠望できました。

俵山登山隊 梅田和久
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FBCC俵山登山隊

2009-09-22 14:39:50 | 
FBCC俵山登山隊
 シルバーウィークのはじめ、初秋の阿蘇にでかけた。FBCC俵山登山隊。総勢5名である。

 前回はみそこぶし山から湧蓋山、県境三山縦走であったが、今回は阿蘇外輪山俵山である。俵山は標高1050m、ススキの草原の山という感じである。

 この日予想どうり高速道路は渋滞し予定から遅れること2時間、やっと七曲登山口にたどり着く。ここからいきなりの急登である。今回の参加者には初登山の方もふくまれている。ゆっくりゆっくり高度を上げてゆく。

 天気は最高だった。雲ひとつ無い。こんなことはまれである。阿蘇のパノラマはこれ以上ないシーンを見せてくれたのである。そーいえば4月のみそこぶし山の時は霧が出ていた。

 約1時間半で山頂。1時間ほど食事と展望を楽しむと下山にかかかる。やはりひざが笑う。私も3ヶ月ぶりの山である。

 帰りは俵山温泉、泉力の湯に入る。この温泉、湯がやわらかくて満点のお湯でした。ちょっぴり疲れたけど、おそらく二度と見れないパノラマと、気持ちのいいお風呂でした。皆さんオツカレサマでした。次はくじゅうに登ろう。

阿蘇俵山登山隊  隊長 梅田和久

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山また山の旅 ミヤマキリシマ観賞登山

2009-05-31 18:15:38 | 
山また山の旅 ミヤマキリシマ観賞登山

 土曜日朝4:30起床
 九重へ登るため、早朝より準備を行い寝不足もものともせず一路大分へ向かった。この時期、九重の山々は紅に染まる。

やはり、九重の自然は美しい。と思う。

 最初にこのミヤマキリシマの群落を見たとき、本当に山が紅に染まるんだ!と感嘆した。それからもう何度も脚を運んできたのである。

(写真はくじゅう平治岳、ミヤマキリシマの群落)
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みそこぶし山(県境三山縦走記その3)

2009-05-17 14:13:41 | 
みそこぶし山(県境三山縦走記その3)
 頂上は雲の中だった。眺望は何もない。
けれど、さっきまで喘いでいた登路から開放され、頂上に達した達成感から自然と笑みがこぼれる。ちょっとした至福の時だろう。

 おそらくこの達成感こそが山登りの魅力と言っていい。低山でも自分で歩いてきた道は貴重なものである。

 山登りは人生に似ている。何故山に登るのか?答えは各人が見つけなければならない。誰も教えてはくれない。けれど懸命に登れば、高い低いにかかわらず頑張った分だけ達成感も味わうことができる。
 頂上には何もない。けれど、ここまで登ってきた時間の充実によってとらえ方が変わるということである。

 それはさておき、涌蓋山の頂上は長細くナガイは無用。軽く口にたべものを入れただけで下山を開始する。さっき出会ったお年寄り達も到着していた。

 下山を開始すると、さっき見えていた霧氷はもう消えていた。ほんのわずかなチャンスだったに違いない。ここも1月2月の厳冬期には霧氷の花が咲くのだろうなー。

 そう思いながら、さっき来た縦走路を歩き返し、風のよけれる窪地で三+七さん特性のラーメンを食べると5時間半で縦走完了。
最後は筋湯の打たせ湯で汗を流したのである。

(写真はわずかに見えた霧氷・県境三山縦走記終わり)

 次回また山登りを計画します。皆さん一緒に登りませんか。 

コンコード環境デザイン研究所 梅田
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みそこぶし山(県境三山縦走記その2)

2009-05-10 17:53:15 | 
みそこぶし山(県境三山縦走記その2)
一目山から尾根伝いに歩くと草原が広がっている。もうすこし暖かくなると牛の放牧地となる地区だ。この日は気温が低く、風もあったので寒いと感じたのである。


 みそこぶし山は、この尾根上の突起といった山で山上に立つと風をもろに受けた。こんな時はナガイは無用である。
 みそこぶし山は、草原とばかり思っていたのだが以外に背の低い笹原が広がっている。

 わずかばかりの休憩を取り、軽く口に食料を入れると、そのまま縦走を続けたのである。

その先に涌蓋山が雲に隠れて見えている。
途中人が登っているのが見える。

 やはり涌蓋山は九州100名山で人気がある。小国富士ともいい、綺麗な山の姿をしている。
 が、登り始めて解ったのだが、この山は直登である。先に平均年齢70歳のグループがいたが、追い越してくれとのたまう。
しかし、こちらもあえぎ喘ぎである。そー言われても。

そんなこんなでやっと女岳に登頂。ここで霧氷に出会う。

コンコード環境デザイン研究所 梅田
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みそこぶし山(県境三山縦走記)

2009-04-30 21:50:36 | 
みそこぶし山(県境三山縦走記)
朝8時、予定より30分ほど遅れて千早駅を出発。
ナゼ遅れたのかは、理由の説明が難しいので本人に聞いてください。

この日は休日で、高速道路も割り引きなので混むかなーと思ったのだが。
それほどでもない。
順調に九重インターに降り、一路筋湯温泉の登山口を目指す。

途中、コンビニらしきお店で昼飯とビールを仕入れ、いただいたラーメンもしっかり持ってきた。
準備は万端である。
登山口に着くと、荷物をザックに入れたのだが
最後に残ったのが2Lの水。

おいこれお願い!と言ったのだが、返事がない。
というか、重そうですね。と言う返事。
ムムム!!!!!
一抹の不安を感じながら、県境三山縦走が始まったのである。

この日多くの人とすれ違ったが(お年寄りが多かったが)縦走組みは我々だけだ!!と気付いたのはコースも終盤になってからである。
(写真は最初の山一目山、つづく)

コンコード環境デザイン研究所 梅田
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みそこぶし山

2009-03-13 17:52:19 | 
みそこぶし山(1296m)
どうやら筋湯温泉からぐるっと周回できるようである。
時間はおよそ5時間。
このみそこぶし山は、熊本県と大分県の県境にある山なのだ。
今回、歩こうとしている一目山からみそこぶし山、湧蓋山は
くじゅう連山の西端に位置し、一帯は牛さんがモーモーないている牧草地になっている。
くじゅうへの展望は抜群らしい。
この牧草地は長い年月の間に、人々が作り上げた自然である。このおかげで阿蘇くじゅう地域には北方系の草花が生き延びているという。
このルートには樹木は少ない。夏場は厳しいが新緑の時、天気さえよければ輝く緑にくじゅうの展望が雄大。
もちろん天気が悪ければ、目印が無いからホワイトアウトにもなりかねないので注意が必要だ。
その時は山を変えて、また、くじゅうの坊ヶツル行って法華院温泉でビールでも飲もう。(これはウォーキングに近い)
それはさておき、
このみそこぶし山、なかなかいい山ではないか。起終点も温泉で下山したらすぐ温泉に入れる。くじゅうらしい草原の山歩きである。チョット期待したいものである。

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玄海島

2009-02-20 20:54:17 | 
玄海島
先週の日曜日、西方沖地震で大きな被害が出た玄海島に出かけた。
今では復興事業が完成に近く、かつての集落は新築され新興住宅地のようでした。
ところで、異常に暖かい春の日だったのだが。
当然、この島の山に登ったのである。
遠見山、標高218m 約30分もあれば登るのだが。
この日スイセンが花をつけていました。
この山を登って、その後島を1周(4K)して、その後なにか物足らなかったので
大臣山という無名の山に登ったのでした。

玄海島には百合若伝説という昔話が残っていました。(この日初めて知ったのだが)
この百合若さん、平安時代のお侍なのだが、なぜか仲間に裏切られこの島に置き去りにされたそうだ。その時ピンチを救ったのが緑丸という鷹。
この鷹、百合若さんが飼っていたものだが、島から本土で待つ奥様へピンチを知らせたという。そのおかげで百合若さんは島を脱出。
仇を討って、奥さんと幸せに暮らしたというお話。
前置きが長くなったがこの百合若さんが島で耐乏生活を送ったのがこの大臣山。
ま、竹がイッパイ茂ったヤブ山でした。
ところで
この島には百合若神社は無いのだが、緑丸という鷹を祀ってある小鷹神社という社があった。
この神社にかつてのダイエーオーナーがヨットで正月に優勝祈願のために参拝していた記録が残っていた。
時の流れを感じました。
明日は夕刻より、アルティアムにトークショウを聞きに行きます。

㈲コンコード環境デザイン研究所 所長 梅田和久
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ミソコブシ山

2009-02-11 15:29:44 | 
ミソコブシ山
年度末もいよいよプレッシャーのかかる時期に入ってきました。
こんな時は山が恋しい。
のんびり山旅でも楽しみたいものである。

九重にミソコブシ山という山を見つけた。
これまで九重の山は山開きの時に行く久住山と大船山を中心に登ってきた。
しかし
実は山開きの時に、関係の市町村長が山頂で挨拶するのであるが、
合併のおかげで登る市町村長が減ってしまって、実におもしろくない山開きになってしまったのを境に行かなくなってしまったのである。
それはさておき、ミソコブシ山、春の野の花がすばらしいようである。
(ミソコブシの後、押戸石山へ行こう。ペトログラフがあるらしい。)
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