写真・講師の棗一郎弁護士
第1回 労働組合夏期講習セミナー
ブラック企業への対抗方法を学びましょう!
全国各地の労働局の「個別労働紛争解決制度」に昨年度寄せられた労使間のトラブルの相談が約26万件で過去最多になっています。私たちNPO法人労働相談センターへの昨年の相談数は7624件でやはり過去最多でした。
解雇リストラ、賃金カット、職場のいじめ、長時間労働、過労死・過労自殺、サービス残業、労災隠し、セクハラ、社会保険未加入・・・いま働く人の生活や権利を侵害する「ブラック企業」が急増しています。
職場のトラブルに遭遇した時、雇われる立場の労働者は黙ってガマンするしかないのでしょうか。あるいは生活の糧を投げ捨てて自ら会社を辞めるしかないのでしょうか。そんな二者択一ではない「第三の道」があります。労働組合をつくる、労働組合に入るという選択肢です。本セミナーでは、そもそも労働者にはどんな権利があり、どう動けば身を守れるのかを学びます。
第1部では、労働事件を多く手がけている棗(なつめ)一郎弁護士(旬報法律事務所・日本労働弁護団常任幹事)を招き、労働法の基礎と最近の傾向、その使い方を学びます。第2部では、全国一般東京東部労組の須田光照書記長が労働組合の意義と役割、職場での闘い方を講義します。当日は講義に入る前にNPO法人労働相談センターの日曜労働相談の見学も行います。
東部労組並びにジャパンユニオンの組合員、NPO法人労働相談センターのボランティア登録者はもちろんのこと、一般の市民の皆さんも気軽に参加してください。
セミナー 内容
●第1部 労働法の基礎と最近の傾向、その使い方
講師 棗(なつめ)一郎弁護士(旬報法律事務所・日本労働弁護団常任幹事)
●第2部 労働組合の意義と役割、職場での闘い方
講師 全国一般東京東部労組の須田光照書記長
日時 2012年8月26日(日)12:00 集合
(16時半ごろ終了予定・希望者のみ居酒屋での交流会あり)
場所 全国一般東京東部労組・ジャパンユニオン事務所
(京成青砥駅下車3分・東京都葛飾区青戸3-33-3野々村ビル1階)
地図http://www.rodosodan.org/kyotu/ikikata.htm
参加費 1000円
※東部労組とジャパンユニオン組合員およびNPO法人労働相談センターのボランティア登録者は無料
連絡先
〒125-0062東京都葛飾区青戸3-33-3野々村ビル1階
TEL03-3604-5983
主催 全国一般労働組合全国協議会東京東部労働組合
ジャパンユニオン
NPO法人労働相談センター