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全国一般東京東部労働組合の記録

シリーズ「解雇理由」2014年10月分

2014年12月08日 08時58分34秒 | 不当解雇

みなさんへ 
シリーズ「解雇理由」です。
2014年10月にNPO法人労働相談センターと全国一般東京東部労組に寄せられたメール相談の「解雇・退職勧奨・退職強要」事例からまとめました。

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「解雇・退職勧奨・退職強要」のメール相談事例のまとめ(2014年10月分)
NPO法人労働相談センター
全国一般東京東部労組
2014年12月8日

1、 妊娠したので、会社に産前産後休暇の申請をしたら、社長から「臨月ギリギリまで働いてもらい、その後の勤務はできない。出産後の職場復帰も無理」と言われた。出産を理由の解雇が許されるのか。

2、 量販店。在籍する店舗が他社に売却され、「一週間後の退職か売却先会社への転籍を選べ。転籍した場合は給料が下がる」と打診された。退職を決めたが、幾らなんでも一週間前というのはひど過ぎる。納得できない。

3、 女性正社員、20年勤務。突然社長の妻から、全く事実ではない社長との不倫を疑われ、「辞表を出せ」と迫られ、社長も助けてくれない。泣き泣き退職をしたが、すぐにうつ病になり、無収入で苦しんでいる。私の20年はなんだったのか。悔しくてたまりません。

4、 日本郵政グループの病院勤務。他の医療法人への譲渡が決まり、日本郵政グループから解雇されるが、「他の病院に転職する場合は自己都合退職になる」という通達があった。譲渡先にこのまま移籍すれば、退職勧奨扱いとなり、退職金の上積みがある。退職を余儀なくされた上、職業選択の自由が奪われかねない条件に違和感がある。

5、 60歳で再雇用に応じて賃金は6割に下がったが3年間働いてきた。突然会社から「来月から新会社になる。今月末で今の会社はなくなります」と通告され、新会社の社長のわずか30分の面接があった。新会社の社長は「辞めるなら早く申し出ろ」「このまま働きたいなら、パート扱いで三ヶ月毎の契約となる」と言われた。腹がたってたまらない。

6、 手術で入院が決まり、上司に連絡したら突然解雇通告を受けた。

7、 社長の考え方についていけず、退職を申し入れた。朝方まで社長と話したが退職を認めてくれない。10日後にようやく退職を認めてくれたが、「会社の寮からすぐに出ていけ」と言われた。

8、 派遣社員。派遣先の仕事も人間関係もとてもうまくいっていて、派遣先からもこれからも長く働いてくれと何度も依頼されている。ところが、派遣元から、突然別会社への派遣を命じられた。派遣先からも派遣元に「このまま働けないか」と要望したが、派遣元は聞いてくれない。納得できない場合、派遣元を辞めるしかないのか。

 

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