葛飾区労協 2016春闘決起集会開催

写真＝地域の仲間の結集で開かれた葛飾区労協の2016春闘決起集会（2016年４月13日）

葛飾地域のすべての争議に勝利しよう！
葛飾区労協　2016春闘決起集会開催

東京・葛飾地域で争議を闘う仲間を支援しようと、葛飾区労協は４月13日、2016春闘決起集会を亀有地区センターで開きました。約50人の仲間が参加しました。

司会は区労協の橋本幹事が務めました。冒頭、三浦議長が「区労協結成から３年になるが、争議を闘う仲間を支援するという活動方針をさらに実践していこう」とあいさつ。続いて須田事務局長が集会の基調として、葛飾地域で争議を闘っている組合３つを紹介し、「仲間を見殺しにしないという戦前から続く東京東部の闘う労働運動の伝統を守ろう」と提起しました。

葛飾地域の争議組合として全国一般東京東部労組からは多摩ミルク支部組合員が登壇。固定残業代を悪用した殺人的な長時間労働を刑事告訴して昨年末に経営者を起訴に追い込んだことを報告し、「まったく反省しない経営者に勝利するまで闘っていくので引き続きご支援ください」と訴えました。

ほかには労働者供給事業の労働者への不当解雇と闘っている自治労・公共サービス清掃労組昭和支部と、不当配転やパワハラなどの組合つぶしと闘っている全国一般・全労働者組合富士グループ分会の仲間がアピールに立ちました。

その後、みずま雪絵区議、東部全労協の岸本議長、新運転・事故防ピンハネ返せ裁判を支える会の仲間から連帯の発言を受けました。ほかにも葛飾地域で闘っている全水道東京水道労働組合や運輸労連東清掃労組などの仲間も集会に駆けつけてくれました。

区労協の加盟組合である東京清掃労組、国労、Ｎ関労、電通労組から、それぞれ今春闘の取り組みの報告や争議組合への激励の発言がありました。また、東部労組メトロコマース支部と東京労組フジビ分会からは行動の要請がありました。

集会は橋本幹事の力強いシュプレヒコールの後、大庭副議長の団結ガンバローで締めくくりました。