有給休暇を自由に取らせろ！2016年2月分

 2016月2月に、ＮＰＯ法人労働相談センターと東部労組に寄せられた「有給休暇」関連相談メールから抜粋し、以下の事例を紹介します。

 

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「有給休暇」関連相談事例から(2016月2月分)
ＮＰＯ法人労働相談センター
全国一般東京東部労組
2016年4月11日

 

1、 旅行代理店で勤続5年。突然、解雇通告を受け、23日間残っている有給休暇を全部使いきろうと会社に確認したところ、上司が「10日間しか使えない」と言ってきた。

 

2、 観光地のお土産店で正社員。観光シーズンの夏休みや連休などは10日～14日連勤は当たり前の職場。残業代は「年俸制の固定給だから」と幾ら残業しようが、休日出勤をしても手当は付かない。有給休暇もない。おかしくないか。

 

3、 百貨店のテナント。有給休暇を申請しても受理してくれない。「他の店でも有給休暇は取れていないから取るな」という理由です。先日も、すでに決まっていた4日間の休みを、いきなり「休暇は取るな。働け」と言ってきた。残業代もお金では支払われず、「相殺しろ」と言われている。泣き寝入りするつもりはない。

 

4、 大手企業で契約社員。給料の一日分は14000円になる。しかし、有給休暇は一日8500円しか支払われない。どうしてなのか。

 

5、 お店で受け付け。昼食も5分ぐらいで済ませ、休憩もなくお店で働いている。ところが先日、会社が、労基署から指摘を受けたからと「休憩時間を1時間取るように」「休憩時間分は給料から差し引く」と連絡があった。それでも実際は休憩を取れない。このままでは、一時間分の賃金カットだけされてしまう。

 

6、 図書館業務を手掛けている本屋の老舗の●●の契約社員。図書館のスタッフ全員が契約社員。病気になっても休ませてくれない。「代りに出勤できる人を自分で探せ」と言うのです。真っ青な顔のまま無理して働いて、ついに倒れてしまい亡くなった同僚もいる。私も職場で倒れ、救急車で搬送され、緊急手術を受けた。労災は認められるか。

 

7、 土曜出勤が多く、心身共に疲れ、女性社員全員で社長に「女性社員の土曜休日を増やして欲しい」と要望したら、社長は「売り上げが悪いからだ」「土曜出勤が嫌ならパートになれ」と言う。

 

8、 特養で臨時職員。一年勤務の後、転職が決まり、有給休暇10日間の使用を求めたら「うちでは、退職する人は皆、有給休暇は7日間だけ」と告げられた。

 

9、 月に必ず1日から2日の休日出勤があり、その分は、振り替え休暇を取らされているが、有給休暇も大量に残っていく。毎年10日以上捨てられている。

 

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