■東大前でアピール行動
12月16日、東部労組市進支部は2名の組合員の雇い止め解雇撤回・大幅な賃下げをはじめとする労働条件不利益変更の撤回を求め、市進ホールディングス東京事務所(文京区本郷)前でのアピール行動を行いました。
不当にも雇い止め解雇された2名の組合員の怒りの声、組合員それぞれからの訴えに、向かいにある東大の前では足を止めて聞き入る人も見られました。
行動後、市進支部は支援の仲間とともに、雇い止め解雇撤回を求める裁判に臨みました。
■第12回団体交渉
翌12月17日、(株)市進との第12回団体交渉が市進学院津田沼教室で行われました。会社側から市進ホールディングスの金野取締役会長以下4名が出席。組合からは東部労組本部役員と市進支部並木委員長はじめ9名が参加しました。
・市進に労基署の是正勧告・指導
市進支部は7月、残業代不払い等の労働基準法違反について、柏労働基準監督署に是正指導の申告を行いました。これを受け、柏労基署は当日の団交の直近、会社に対して是正勧告と指導票を交付しました(内容の詳細は今後、市進支部が柏労基署に聞き取る予定です)。これを受け、組合は団交で会社の見解をただしました。会社の回答は「勧告・指導の内容を精査中だが、不払いがあれば支払う」というものでした。
・2名の雇い止め解雇撤回を拒否
組合は引き続き、2名の雇い止め解雇撤回・職場復帰を求めました。これに対する会社の回答は相変わらず。「裁判で」というものでした。
このような会社の対応につき、組合は引き続き、徹底的に追及していきます。
・並木委員長への「授業外し」を追及
この間、組合は支部並木委員長に対する不当な「授業外し」=大幅な収入減を追及しています。会社が根拠として開示したデータについても、会社の説明は納得のいくものではありませんでした。
その他、この日の団体交渉では新年度の契約にあたっての就業規則の事前配布、有給休暇取得の際、教室長が取得に難色を示す等、有休がとりづらい環境について、そのようなことがないよう指導を行う、等を会社に約束させました。
頑張って下さい!!
会社は誠実に対応してません。この流れを非組
合員の社員はどう見てるのだろうか?こんなこと
を続けていたらますます客離れにつながるという
ことを会社の上層部は気づかないだろうか?
世間一般は組合側に分があると思っています。
もっと広く活動のアピールを望みます。