(写真:昨年10月のニチガス前アピール行動)
前時代的「借金漬け労働」を撤廃させるため、東部労組東陽ガス支部は、組合員22名を原告に7月12日、裁判闘争を開始しました。
訴訟では、「経費」の労働者への押しつけ、名目があいまいな「管理費」(月3万9千円)の徴収など、「借金漬け労働」の実態を暴露するとともに、募集広告で会社がうたっている「基本給22万円」は必ず保障されなければならないものとして、入社時にさかのぼり、原告22名分、総額で9千万円余りを請求しています。
現在まで、3回の公判が行われていますが、会社側は「借金漬け労働」の実態に目を背け、争う姿勢を変えようとしません。
このような中、以下の日程で第4回公判が行われます。裁判はどなたでも傍聴できます。会社をさらに追及するため、みなさんの支援傍聴をお願いいたします。
また、同日公判終了後、東陽ガスに対して影響を及ぼし、配送員の労働実態について責任を負うべき事実上の親会社「日本瓦斯」(ニチガス)に対し、争議の解決を求めるアピール行動を行います。あわせて、ぜひみなさんのご支援をお願いいたします。
<「借金漬け労働」撤廃を求める訴訟第4回公判>
■日時:2012年1月19日(木)午前10時30分
■場所:東京地裁527号法廷(地下鉄「霞ヶ関」駅A1出口すぐ。527法廷は建物5階)
<ニチガス本社前抗議要請行動>
■日時:2012年1月19日(木)<第4回公判同日>12時30分
■場所:ニチガス本社前(東京都中央区八丁堀2丁目10番7号 地図http://www.nichigas.co.jp/companyprofile/images/map.gif)