写真=東京メトロ本社前で怒りの声をあげる東部労組メトロコマース支部組合員
東部労組メトロコマース支部 東京メトロ本社前「非正規差別なくせ」アピール!
東京メトロ駅売店の非正規労働者でつくる全国一般東京東部労組メトロコマース支部が4月19日、東京メトロ本社前で非正規労働者への賃金差別をなくすよう求めるアピール行動を実施しました。
非正規差別を容認した3月の東京地裁による不当判決に屈さず、支部と支援者ら約120人が東京メトロ本社前の歩道橋に結集しました。
支部組合員は「正社員と同じ仕事をしているのに賃金でものすごい格差があることから労働契約法20条を使って提訴したが、本当にひどい判決が出た。残業代の割増率で正社員に上乗せしていた4109円のみを判決は是正したが、それすら払いたくないと会社も控訴した。そこまで差別をなくしたくないという会社の姿勢を許せない」と怒りの声をあげました。
また、「本当は裁判なんてしなくても差別をなくすのが当たり前。会社は裁判にもだれ一人傍聴に来ない。東京メトロは黒字企業でありながら、子会社の非正規労働者の賃金底上げをなぜやらないのか。安心して働ける賃金を勝ち取るまでこれからもあきらめることなく闘っていく」と決意表明しました。
その後、支部と支援者は東京メトロの経営者に団体交渉を申し入れようとしたところ、東京メトロは正面玄関をガードマンに立ちふさがらせ、申入書すら受け取らない不誠実対応でした。これに対して、支部と支援者は「東京メトロは非正規差別をやめろ!」「非正規労働者の尊厳を守れ!」「不当判決に屈さないぞ!」などのシュプレヒコールをくりかえしました。
東京メトロ・メトロコマースの経営者が非正規差別をやめるまで私たちは闘い続けます!
よってたかって「非正規差別をなくせ!」の運動を広げよう!