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全国一般東京東部労働組合の記録

イスラエル大使館前で「反戦メーデー」を実施!

2024年05月02日 11時26分02秒 | 労組反戦行動
イスラエル大使館前で「反戦メーデー」を実施!
ジェノサイドをやめろ!労働者の国際連帯で闘おう!

全国一般東京東部労組は5月1日、労組反戦行動実行委員会が呼びかけた「反戦メーデー・イスラエル大使館前行動」に参加しました。イスラエル大使館の最寄りの麹町駅前の歩道には激しく雨が降る中、多くの労組・団体から約120人が結集しました。

冒頭、東部労組の須田書記長が「パレスチナでの現在の戦争は昨年の10.7(ハマス等による攻撃)で始まったのではなく1948年のイスラエル『建国』でパレスチナの人々が土地を追われ虐殺されていった歴史に原因がある。イスラエルもパレスチナも『どっちもどっち』では断じてない。我々がどちら側に立つのかが問われている。断固として抵抗するパレスチナ人民の側に立とう」と行動基調を提起しました。

続いて全労の庄子書記次長が労組反戦行動実行委を代表して「イスラエルのジェノサイドに日本政府は加担している。メーデーは米国シカゴの先輩労働者たちが8時間労働制を求めて立ち上がったのが起源。私たち労働者一人ひとりが声を上げることで諸権利を獲得してきた。不可能を可能にしてきたのが労働者だ。世界中の労働者の力で平和を実現していこう」とあいさつしました。

福島みずほ参院議員と大椿ゆうこ参院議員から連帯あいさつを受けた後、参加者は「イスラエルはパレスチナ・ガザ地区への軍事攻撃をただちにやめよ」と「イスラエルは侵略・占領したパレスチナ全域から撤退せよ」の2点を求めるイスラエル首相ネタニヤフ宛への申入書を手渡すために大使館に移動しようとしたところ、大量の警察官たちが行く手を阻みました。

福島議員と大椿議員が違法な警備はやめて歩道を開けるよう懸命に交渉しましたが、警察側は「代表5人までであれば通す」などと何の根拠もなく指示してきたり、「旗を上げたままだとデモ行進になる」などと難癖をつけてきたり支離滅裂な応答でした。警察の対応に法的根拠はまったくなく、とにかくイスラエル大使館への申し入れ行動を妨害することが目的なのは明らかでした。

これに対して参加者からは「警察は邪魔をするな!」「ジェノサイドに加担するな!」のシュプレヒコールが上がりました【写真】。また、参加した労組・団体からもイスラエルの軍事攻撃と警察の違法警備に抗議するアピールが相次ぎました。その間も1時間以上にわたり警察側は不当に歩道を封鎖しつづけました。

申し入れをやらせるよう雨の中で交渉にあたった福島議員と大椿議員に参加者全体の拍手で敬意を表した後、全労の菊池さんが「パレスチナの子どもたちが次々と虐殺されて学校も病院も破壊されていることに声を上げることは当然だ。これに声を上げる人がいなくなると世界が終わる。これからも平和のために声を上げていく」と発言して団結ガンバローで行動を締めくくりました。

当日参加した労組・団体(個人)は次のとおり。東京清掃労組、東部全労協、葛飾区労協、全国一般三多摩労組、ユニオンネットお互いさま、JAL被解雇者労働組合、総合サポートユニオン、千代田区職労、新社会党、在日韓国民主統一連合、京成労組の民主主義を守る会、全関東単一労組、壊憲NO!96条改悪反対連絡会議、本郷文化フォーラムワーカーズスクール、原水禁世田谷、みずま雪絵葛飾区議、羽田圭二世田谷区議、全労、東部労組。

労働者の国際連帯を破壊する戦争を許さず、万国の労働者は団結しよう!




5月1日午前に東部労組は日比谷野外音楽堂で開催された日比谷メーデーに参加しました【下の写真】。


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