上の写真=成功した葛飾区労協の第2回定期総会・学習集会
9/20 葛飾区労協第2回定期総会・学習集会を開催
争議組合の支援!さらに力強い葛飾区労協をつくろう!
東京・葛飾に基盤を置くさまざまな労働組合で昨年3月に結成した地域共闘組織「葛飾地区労働組合協議会」(略称:葛飾区労協)が9月20日、第2回定期総会・学習集会を亀有地区センターで開きました。加盟労組の組合員を中心に満員の54人が集まりました。
第1部の総会では司会を清水副議長(国労)が務め、総会議長に大庭さん(公共清掃)を選出。三浦議長(東京清掃)が「さらに力強い葛飾区労協をつくろう」とあいさつ。来ひんとして、足立連絡会(石田幹事)、江戸川地区労センター(山田副議長)、墨田労組連(池田委員長)、葛飾区議のみずま雪絵さん、新運転・事故防ピンハネ返せ訴訟を支える会の赤岩共同代表がそれぞれ連帯あいさつしました。東京都労働相談情報センター亀戸事務所と全労協全国一般東京労組フジビグループ分会からのメッセージが紹介されました。
葛飾区労協結成以降の1年半の活動をまとめたDVDを上映後、須田事務局長(東部労組)が経過・総括および争議支援を柱とする方針を提案し、拍手で承認されました。立野会計(東部労組)と菊地会計監査(N関労)による会計に関する報告・提案も拍手で承認。新たな役員を選出し、藤掛さんと三條さん(いずれも公共清掃)が退任あいさつしました。
上の写真=学習集会の講師を務めた中野麻美弁護士
第2部の学習集会では、中野麻美弁護士が「労働の買い叩きは許さない」と題して講演。派遣労働など非正規雇用の低賃金や不安定雇用とともに正社員の長時間労働の問題点を指摘。政府が推進している限定正社員も新たなクビを切りやすい制度として批判しました。中野弁護士が担当し、葛飾区労協の加盟労組である公共清掃昭和支部が支援している労働者供給事業で働く人の解雇事件にも触れ、「新たな労働の買い叩きの方法である」と説明しました。
上の写真=葛飾区労協第2回定期総会・学習集会の最後に団結ガンバローする参加者
地域の争議組合として公共清掃昭和支部と東部労組多摩ミルク支部、特別アピールとして東部労組メトロコマース支部が支援を要請した後、三浦議長による団結ガンバローで締めくくりました。