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相談件数が過去最高の8,280件
「いじめ・嫌がらせ」相談も増加
NPO法人労働相談センターに寄せられた2013年の相談統計がまとまりました。
昨年1年間に寄せられた相談件数は8,280件となり、過去最高を記録しました(上グラフ)。
月別に見ると、3月と10月にそれぞれ800件台の相談件数を記録しました(下グラフ)
現在の職場環境に疑問を持ち、「相談」というかたちで声をあげる労働者が増加していること、そして職場における矛盾が大きくなっていることの反映と言えるのではないでしょうか。
相談内容の特徴としては、職場における「いじめ・嫌がらせ」に関する相談の増加があげられます。
昨年は、同相談の相談数に占める割合が18%を記録しました。年々右肩上がりで増加しています(下グラフ)。職場環境が荒廃している状況が表れていると言えます。
また、「辞めたくても辞めさせてくれない」相談の件数も増加しています。昨年1年間に寄せられた相談のうち、905件がこの相談でした(下グラフ)。
退職の自由すら奪われるという前時代的な働かせ方がまかり通っている現状がうかがわれます。