写真=昭和運輸社前でアピールする葛飾区労協の三浦議長(2016年7月12日)
公共清掃昭和支部社前行動を支援!葛飾区労協
公共清掃昭和支部社前行動を葛飾区労協が支援!
東京・葛飾の労働組合による地域共闘組織である「葛飾地区労働組合協議会」(葛飾区労協)が7月12日午前、葛飾区労協の加盟組合である自治労・公共サービス清掃労組(公共清掃)昭和支部が葛飾区水元の昭和運輸社前で行ったアピール要請行動を支援しました。
昭和運輸は、東京23区の下請けとして清掃事業を行っています。同社では、御用組合による労働者供給事業の非正規労働者を使用していますが、この労働者3人が不当解雇されました。当該労働者は公共清掃昭和支部と協力して職場復帰を求める裁判闘争を闘っています。また、同社の非正規労働者は実質的には長年の継続雇用であるにもかかわらず、「日々雇用」という名目で、雇用保険、健康保険、厚生年金に加入させてもらえない無権利状態に置かれてきました。こうした状況を変えようと立ち上がったのが公共清掃昭和支部の仲間です。
この日の行動は自治労東京都本部や東京清掃労組などでつくる「昭和運輸不当解雇撤回闘争支援共闘会議」が主催。同じ地域で争議を闘う公共清掃昭和支部を支援しようと、葛飾区労協が呼びかけて、加盟組合である東京清掃労組葛飾支部、国鉄労働組合江東支部、全国一般東京東部労組、NTT関連合同労組、電通労組をはじめ、葛飾区職員労働組合、東京労組全労富士グループ分会、みずま雪絵葛飾区議、墨田区労働組合連絡会などから多くの仲間が結集しました。
行動では葛飾区労協から三浦徹也議長がアピールに立ち、「昭和支部の仲間を全力で支えていこう」と訴えました。参加者らは「昭和運輸の不当解雇を許さないぞ」などのシュプレヒコールを力強く行いました。
葛飾区労協は地域で争議を闘う仲間を最後の勝利まで支えていきます!