(写真=厚生労働省で記者会見した東部労組メトロコマース支部組合員)
【速報】メーデーのストライキ闘争と非正規労働者への差別撤廃裁判の提訴で記者会見!
明日5/1 東京メトロ前での抗議アピール行動に大結集を!
東京メトロの地下鉄駅売店で働く非正規労働者の女性たちでつくる全国一般東京東部労組メトロコマース支部は4月30日、厚生労働省で記者会見し、明日5月1日のメーデーで行うストライキ闘争と非正規労働者への差別撤廃を求める裁判の提訴について発表しました。
ストライキは5月1日の始業時から突入し、終業時までの終日実施します。午後1時からは直接の雇用主メトロコマースの親会社である東京メトロ(東京地下鉄)本社前で抗議アピール行動を行います。
裁判は組合員4人が原告となり、メトロコマースを相手取って正社員との賃金差額(ボーナスや退職金を含む)など約4200万円を請求する訴えを東京地裁に起こすものです。提訴日は5月1日です。同じ売店で同じ仕事をしている正社員との月例賃金差額(6万~9万円)、非正規労働者には支給されていない住宅手当9200円、正社員との年間の賞与(ボーナス)差額約124万円、非正規労働者には支給されていない退職金約300万円などを請求しています。
訴状の大きなポイントは、昨年4月に施行された改正労働契約法第20条を差別撤廃の根拠に置いている点です。同条は有期雇用契約であることによる不合理な労働条件の相違を設けることを禁止しています。同条を請求の大きな根拠として非正規労働者が裁判を起こしたのは全国で初めてです。
記者会見には多くの新聞社やテレビ局の記者、インターネットメディアの関係者らが詰めかけました。裁判を担当する滝沢香弁護士と青龍美和子弁護士(いずれも東京法律事務所、裁判は全体で6人の弁護団)も出席し、本裁判の意義を説明しました。
すべての仲間の皆さん!非正規労働者への差別に反対するための闘いにご支援とご協力をお願いいたします!
【5・1メーデー行動 東部労組メトロコマース支部 ストライキ闘争】
■集合日時:2014年5月1日(木)午後1時
■集合場所:東京メトロ本社(東京都台東区東上野3-19-6)
※東京メトロ 銀座線/日比谷線 上野駅 1番、2番出口すぐ
■連絡先:全国一般東京東部労働組合メトロコマース支部(担当・須田光照)
電話 03-3604-5983
メール info@toburoso.org
提訴されたことに大変勇気があります。
地方から応援しますので、がんばってください。
音声がmp3で聴けます。
http://media.jorf.co.jp/smart/140521_smart.mp3