(上の写真=2月16日に団体交渉を申し入れるためにサニクリーンを訪れた組合員ら)
サニクリーンは労働組合との団体交渉に応じろ!
デイベンロイリネンサプライ本社閉鎖と労働者クビ切りをやめろ!
サニクリーンをデイベンロイ工場閉鎖で不当労働行為申立
デイベンロイリネンサプライ株式会社(本社・東京都大田区)の本社大森工場閉鎖と本社解体・全員解雇の攻撃に反対している全国一般東京東部労組デイベンロイ労組支部は3月23日、この攻撃を主導しているグループ企業のトップである株式会社サニクリーン(本社・東京都港区)に対し、不当労働行為救済を東京都労働委員会に申し立てました。サニクリーンとともにデイベンロイリネンサプライ本社の土地と建物を所有しているデイビンロイ・エンタプライジズ・リミテッド=DE(本社・東京都大田区)に対しても同様に申し立てました。
工場閉鎖問題をめぐって組合側は昨年12月27日、デイベンロイリネンサプライを相手取ってすでに不当労働行為を申し立てていました。今回の申し立てはデイベンロイリネンサプライ経営陣を実質的に支配し、工場閉鎖を含めた労働者の雇用や労働条件を決定する権限を握っているサニクリーンとDEを追加したものです。
この間、デイベンロイリネンサプライ経営者は本社工場が老朽化により耐震性を欠いているとして工場閉鎖を策動してきました。「大震災が来た時に従業員の安全を守れない」と言っていますが、それが本当の理由なら工場の耐震補強を行えば済むだけの話です。実際、会社は今年2月の団体交渉で「補強ができないことを理由とした工場閉鎖は撤回する」との労働協約を組合側と締結しました。ところが、その舌の根も乾かぬうつに耐震補強は意味がないと一方的に決めつけ、「4月末での閉鎖」と「希望退職」を強行する方針を打ち出しました。さらには工場だけにとどまらず本社敷地内のすべての建物を閉鎖する考えを表明しています。まさに本社そのものを解体し、デイベンロイリネンサプライで働く約360名の労働者とその家族を路頭に迷わせる攻撃です。
この攻撃を主導している張本人が、デイベンロイリネンサプライを資金的にも人的にも支配管理しているサニクリーンです。また、地主・大家として工場閉鎖を決定しているのがDEです。デイベンロイリネンサプライ、サニクリーン、DEの社長はいずれも同一人物のレスリー山田健氏です。
サニクリーンは自身のホームページで「サニクリーングループ行動憲章」なるものを掲げ、「人権の尊重」「従業員の尊重」などとうたっています。そして「本憲章に反するような事態が発生したときには、経営トップ自らが問題解決にあたる姿勢を内外に表明し、原因究明、自らを含め責任を明確にして、再発防止策を徹底するものとします」と宣言しているのです。サニクリーングループ傘下にあるデイベンロイリネンサプライで多くの労働者のクビを切ることのどこが「従業員の尊重」なのでしょうか。また、それによって労働組合をつぶすことが「人権の尊重」に反する行為であることは言うまでもありません。
しかし、サニクリーンの経営者は私たちの団体交渉申し入れを繰り返し拒否しています。東部労組デイベンロイ労組支部と支援の仲間たちは今年2月16日にサニクリーンに団体交渉を申し入れるとともに会社前で抗議アピール行動を行いました。
株式会社サニクリーンはデイベンロイリネンサプライ本社の閉鎖をやめよ!1人のクビ切りも許さないぞ!サニクリーンは団体交渉に応じろ!レスリー山田健社長は労働者の前に出てこい!
残業代といった、手当てを付けまったく変わらない給料を払って罰があたりましたね!
業界最大手のダスキンとの差は、当然。
社員をゴミの様に扱う会社は消えると思うのは私だけじゃない。