社会保険料を会社が滞納-年金はもらえるの?
陽春の日差しが照りつける実に平穏な午後一番に相談コール。電話の向こう側では、息せき切った様子が…(A:相談者・B:回答)。
A「ついこの間、社長と経理担当の奥さんとのヒソヒソ話しが聞くともなくつい耳に入ってきまして…。社会保険料(注:健康保険料、厚生年金保険料、介護保険料のことです)が私の毎月のお給料から天引きされているんですけど、どうやら会社がその保険料を3カ月分滞納しているらしいんですよ。経営が苦しいって話には聞いていましたが、こんな酷い状況だなんて。何だかスゴいショック!このままだと、将来この欠けた月分年金がもらえなくなってしまうんじゃないかって。」
B「なるほど。確かに心穏やかではありませんよね。ところで、健康保険証はお持ちですか?」
A「ええ、今手元に-。」
B「それなら、大丈夫。健康保険と厚生年金保険は一体不可分ですからね。社会保険料については、あなたの負担分と会社負担分とも納付義務はあくまでも会社にあります。会社の尻拭いをあなたがするいわれは一切ありませんから、被保険者資格(加入期間)が確認できる限りあなたの将来の年金給付については何ら影響ありません。ご心配なく。」
A「あぁ、よかった!一安心です。でも、釈然としません。」
B「おっしゃるとおり。給料から差っ引くだけ差っ引いておいて、支払えませんでしたゴメンナサイでは到底済まされません。私の給料いったいどこに使ったの!ってなもので。当然ペナルティは直に会社へきます。督促状が発行され納付期日経過日から年率14.6パーセントの延滞金が課されることに。挙句は差し押さえなどの滞納処分も待っています。いずれにしろ支払うべきものを支払わない、当然の義務を果たさない輩を放置しておく法はないということでしょう。」
自分のお給料の支給額は気になるけど、ナニが差っ引かれているか無頓着な方も結構いらっしゃるのでは?この際、入念にチェックチェック。
陽春の日差しが照りつける実に平穏な午後一番に相談コール。電話の向こう側では、息せき切った様子が…(A:相談者・B:回答)。
A「ついこの間、社長と経理担当の奥さんとのヒソヒソ話しが聞くともなくつい耳に入ってきまして…。社会保険料(注:健康保険料、厚生年金保険料、介護保険料のことです)が私の毎月のお給料から天引きされているんですけど、どうやら会社がその保険料を3カ月分滞納しているらしいんですよ。経営が苦しいって話には聞いていましたが、こんな酷い状況だなんて。何だかスゴいショック!このままだと、将来この欠けた月分年金がもらえなくなってしまうんじゃないかって。」
B「なるほど。確かに心穏やかではありませんよね。ところで、健康保険証はお持ちですか?」
A「ええ、今手元に-。」
B「それなら、大丈夫。健康保険と厚生年金保険は一体不可分ですからね。社会保険料については、あなたの負担分と会社負担分とも納付義務はあくまでも会社にあります。会社の尻拭いをあなたがするいわれは一切ありませんから、被保険者資格(加入期間)が確認できる限りあなたの将来の年金給付については何ら影響ありません。ご心配なく。」
A「あぁ、よかった!一安心です。でも、釈然としません。」
B「おっしゃるとおり。給料から差っ引くだけ差っ引いておいて、支払えませんでしたゴメンナサイでは到底済まされません。私の給料いったいどこに使ったの!ってなもので。当然ペナルティは直に会社へきます。督促状が発行され納付期日経過日から年率14.6パーセントの延滞金が課されることに。挙句は差し押さえなどの滞納処分も待っています。いずれにしろ支払うべきものを支払わない、当然の義務を果たさない輩を放置しておく法はないということでしょう。」
自分のお給料の支給額は気になるけど、ナニが差っ引かれているか無頓着な方も結構いらっしゃるのでは?この際、入念にチェックチェック。