皆さまへ
2017年7月にNPO法人労働相談センターと東京東部労働組合に寄せられた「辞めさせてくれない」労働相談事例からの抜粋報告です。
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「辞めたいのに辞めさせてくれない」相談事例の報告(2017年7月分から抜粋)
NPO法人労働相談センター
全国一般東京東部労働組合
2017年9月1日
1、 アルバイト。朝7時会社集合、終了午前4時。そのまま仮眠して朝7時に会社に集合、夜中11時に終了。こんな毎日です。肉体的・精神的にもう限界です。日給9千円だけで、残業代も深夜手当もありません。その上、辞めさせてくれません。同僚は夜逃げをしています。私もそうしたいのですが、同僚に迷惑になるのでそれもできません。
2、 美容専門学校生。アルバイトを辞めたいのに辞めさせてくれません。「バイトを辞めるなら学校を辞めろ」と脅してきます。
3、 大学生。焼き肉屋でアルバイト。研究室のアルバイトが忙しくなり、焼き肉屋を辞める事にしましたが、店長は「根性論」を持ち出し辞めさせてくれません。法的手段を取っても辞めたいです。
4、 チェーン飲食店の学生アルバイト。今月末に試験があり、退職届を出しましたが、「本部の部長に直接話せ」と店長は退職届を受け取ってくれません。部長に電話しましたら、部長は退職を認めてくれません。
5、 チェーン飲食店の学生アルバイト。シフトをどんどん削られ、2週間もの間シフトがゼロの時もありました。他のアルバイトも希望通りシフトを入れてくれないことに不満で、一ヶ月の間に10数名も突然無断欠勤したりして辞めていきました。その上、辞めたいと言っても辞めさせてくれません。
6、 アルバイト。学業を優先しようと辞めたいとお願いしましたが、店長は「辞めさせない」と聞いてくれません。
7、 パン屋。過酷な仕事の上、直属の上司が他の社員の陰口や人を馬鹿にしたり、パワハラ発言を平気でやってきます。その上、何度も辞めたいと頼んでいるのに逆に「店長になれ」と言います。何故辞めさせてくれないのでしょうか。
8、 契約社員。部長はいつも誰に対しても怒鳴り散らしています。怖くてまともに顔を見る事もできません。メールで退職の旨を通知したら、「一度会社に来い」と返事が来ましたが、怖くて行けません。
9、 ブラック企業に夫婦二人で入社してしまいました。我がままなオーナーで、夜中や休みの日にも呼び出されるなど心身ともに疲弊し退職を決意しましたが、「取りあえず預かる」と一向に退職を認めてくれません。
10、 正社員。退職を申し入れたら、会社から「退職できるのは、9ヵ月後」と言われました。
11、 正社員。生活費の為飲食店で夜8時からのアルバイトとして働き始めました。しかし、先輩のパワハラがひどく、また、夜中の1時まで働いても深夜手当もないため、退職を申し入れましたが、オーナーは「辞めさせない。辞めるなら、取引先のお前の社長に電話する」と脅してきます。
12、 派遣社員。別会社で正社員雇用の内定が決まりましたが、派遣会社が「契約期間」を根拠に退職を認めてくれません。
13、 退職届を提出しても、受理してくれません。
14、 退職を申し入れたら、社長から「今までお前がだした赤字をどうするんだ」と言われています。どうしたらいいでしょうか。
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