(11月3日に行われた東部労組第46回定期大会で発言する港南支部 小室副委員長)
労働組合結成で労働時間の短縮をかちとる!
休日増・残業代の支払いも約束
品川駅港南口近くの寿司店「握や」・居酒屋「大衆浜焼 清水清太郎」の労働者3名で結成した全国一般東京東部労組港南支部は11月7日、第2回目の団体交渉を行いました。
組合は1日12時間以上、多い日で15時間にのぼるという「命と健康にかかわる」レベルの恒常的な長時間労働の是正、これまで支払われていない残業代の支払いなど、労基法違反の是正などを要求しています。
会社側弁護士も出席したこの日の団体交渉で社長は、法違反の是正・職場環境の改善を改めて組合に約束しました。
その上で社長は、具体的な施策として店舗の営業時間の短縮と、それによる休憩時間の確保を実施する、と回答しました。営業時間の短縮はすでに実施されており、これにより休憩時間が一定確保され、組合員の長時間労働は改善されつつあります。
また社長は人員の補充、店休日の設定による休日増についても取り組む、と回答しました。これらがすべて機能していけば、組合員ひとりあたり最大で1日3時間の労働時間短縮となります。
また社長は、残業代の不払い・有給休暇が取得できないという法違反についても改善のための具体的な提案を今後の団体交渉で行う、と約束しました。
労働組合結成に立ち上がったことで法違反の解消・労働条件の改善を会社に約束させ、実施させたことは大きな成果です。
東部労組港南支部は今後も働きやすい職場をつくるため、労働者の命と健康を守るため、闘っていきます。
みなさまの激励・ご支援をお願いいたします。
近隣の居酒屋・飲食店で働くみなさん!
長時間労働に苦しんでいる労働者のみなさん!
職場の労基法違反の是正、働きやすい職場環境をつくるため、労働組合に入って・労働組合をつくってともに闘いましょう!