<日本から過労死という言葉をなくしたい!>
「過労死をなくそう!龍基金」中島晴香代表
~7・1反貧困集会で~
過労死の撲滅に取り組んでいる「過労死をなくそう!龍基金」の中島晴香代表が7月1日、東京都内であった「反貧困集会」(反貧困ネットワーク準備会主催)で発言しました。
外食大手「すかいらーく」で働いていた夫の富雄さんは3年前に過労死で亡くなりました。この日の集会で晴香さんは、夫の過酷な長時間労働(倒れる直前の月の残業時間は180時間超)の結果としての死をこう告発しました。「まるで戦死のようだった」
悲しみに泣き暮れる日々から立ち上がらせたのは「会社を正すのがぼくの使命」という夫の言葉だったといいます。夫の遺志を継いで、会社と闘い、昨年夏に解決を勝ち取ったことを報告しました。
「まだ夫からの大きな宿題がある」。過労死のない社会をつくろうと、NPO法人労働相談センターと全国一般東京東部労組とともに基金を昨年末に発足した理由をこう語りました。「勤労で死ぬようなバカなことがあってはならない。日本から過労死という言葉が消えるように夫と手を取り合って基金を育てていきたい」
集会には約630人が参加。非正規雇用、ホームレス、シングルマザー、生活保護、多重債務などの問題に取り組む当事者や支援者らが集まりました。
中島さんが発言したテーマは「作られた対立を超えて」。働く貧困層(ワーキングプア)が非正社員を中心に広がる一方、正社員には殺人的な長時間労働が強いられています。
正社員と非正社員という雇用形態の違いを超えて、働く人を「使い捨て」にする社会を変えていかなければなりません。集会の最後には「人間らしい暮らしを求めてつながろう」との宣言が拍手で採択されました。
そんな奴が法律作るから、都合の良い解釈ができるように
作る。
「等」という語句を入れると、もはや解釈やりたい放題。
農水省の天下り団体を作るぐらいだから、もはや癒着と言わざるを得ません。
さぁ!いざ選挙。怒りを込めて1票を!!
殺人的長時間労働をこの世からなくしましょう。
コナカの店長、すべての店長のみなさん!
全国のツアーコンダクターのみなさん!
共に立ち上がろうではありませんか。
同じ立場となってみないと解らない、などということがありますが、他人事ではなく、一人一人の事として真剣に考えるべきと感じています。
日本は、人に優しくない社会だと感じます。アメリカ資本主義を追求した結果なのか、弱者を弱者と認識せず、したとしても救済を理由をつけ後手に回し、最終的に糾弾された後に、更にゆとりのない締め付けを決める。
悪循環の連鎖が続いているように感じます。
日本における過酷な労働条件と、余りにも悲しい現実は、社会全体の仕組み、考え方が根本から変わらなければ、今後も消えるどころか、益々増えて行きそうで、日本で働くということに恐怖を覚えます。
写真後方に掲げてある「貧困問題に取り組まない政治家はいらない」に強く賛同します。社会全体として、様々な要求が厳しくなり、政治家に対する要求は日々困難を増すばかりにも感じます。ですが、この日本社会のゆとりを失いつつある仕組みを、どうにか変える力すら持ち合わせていない、日本の政治家には、失望感ばかり感じます。
労働相談センターで救済活動を勤めておられる方々自身まで、過労でその意欲を失われないことを心から願っています。また、社会の弱者を救済、もしくはこの仕組みを少しでも変えていけるような提案などありましたら、今後とも広く活動して頂けることを、心から応援させて頂きます。自分でも何か出来ることがないのか、考えてしまうばかりです。
長文、失礼しました。
「世界から高度成長を成し遂げたと見られる日本は、余りにも多くの方の犠牲の上に成り立っているかと思うと、虚しさを感じざるを得ません」
「日本は、人に優しくない社会だと感じます」
「日本で働くということに恐怖を覚えます」
これらの言葉に心から共感します。
日本の労働現場では本当にひどい人権侵害がまかり通っています。私たち労働相談センターの事務所には毎日、「長時間労働」「解雇」「サービス残業」「パワハラ・セクハラ」など、働く人から悲鳴のような電話、メールが寄せられています。
いずれも深刻な問題ばかりです。でも、私たちは1人ひとりが必ずいつか声をあげると思っています。人を大切にしない企業や社会に対して立ち上がると思っています。いつまでも泣き寝入りしているわけがありません。
「遥か学生」さんもぜひ、できる範囲で声をあげ、行動してください。労働相談センターとこのブログへの応援、今後ともよろしくお願いします。