「非正規春闘」で経団連などに申し入れ行動

「非正規春闘」で経団連などに申し入れ行動

様々な労組・ユニオンでつくる「非正規春闘」実行委員会が呼びかけた経団連本部などへの申し入れ行動が２月15日にあり、全国一般東京東部労組も参加しました。

急激な物価高騰はもともと低賃金の非正規労働者の生活を直撃していることから、同実行委では今年の春闘で非正規労働者の賃金を10％引き上げるよう求めています。

経団連本部前には各労組・ユニオンに所属している飲食店、コールセンター、学習塾などで働く非正規労働者が集まりました。しかし、経団連は入口をガードマンで固め、申入書の受け取りを拒否するという不誠実な対応でした【写真】。

今年の春闘で経団連は「賃上げは企業の社会的責務」と言いながら、最も賃上げが必要な非正規労働者の申し入れすら受けようとしないのです。賃上げは政府や財界が黙って与えてくれるものではなく、労働者が団結して闘い取るべきものです。

参加者らは「経団連は非正規労働者の声を聞け！」「非正規労働者の賃金を上げろ！」とシュプレヒコールを上げました。

学習塾「市進」で非正規雇用の講師として働く東部労組市進支部の並木委員長はマイクを握り、「職場を支えているのは非正規労働者なのに正社員にある定期昇給が非正規にはない。非正規労働者の賃上げに取り組むべきだ」とアピールしました。

この日は経団連行動のほかにも首都圏青年ユニオンの非正規労働者が闘うかつ丼チェーン「かつや」本社や厚生労働省への申し入れ、同実行委による記者会見も行われました。

非正規労働者は生活と権利を守るため労働組合で団結して声を上げよう！

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