派遣社員へのセクハラを許さない!
人事課管理職の派遣社員へのセクハラ。ひとりの女性派遣社員が立ち上がり、そこの派遣先の正社員やパートの女性労働者も男たちもみんながこの派遣社員の闘いを応援。派遣先の労働組合もただちに団体交渉で抗議しました。
会社は二度とやらないとの誓約と謝罪と人事課セクハラ管理職の懲戒処分を約束しました。
(全国一般東京東部労働組合のD支部の女性組合員から投書がありました。紹介します。
女性組合員が勤めている職場で共に働く女性派遣社員の方が、人事課管理職からセクハラ被害にあいました。この派遣社員から相談を受けたこの女性組合員は、職場の仲間たちや東部労組支部に働きかけ、派遣社員と共にみんなで<よってたかって>闘い、勝利しました。派遣社員はみんなに守られ今は元気で働いています。)
*************************************
<投書>
2006年12月の中旬頃、私の職場で働いている派遣社員Sさん(21歳、女性)から相談がありました。
内容は、前の週の金曜日に人事課のIさんに誘われて食事に行った際、「彼氏はいるのか、 処女なのか、Sさんが処女かどうか同僚の人事課職員と賭けをした、俺は賭けに負けたら相手に金を払わなくてはならない」などとひどいことを言われたとのことでした。Sさんはその場で「Iさん、貴方にも私と同じくらいの娘さんがいるのに娘さんにもこんな事を言うのですか」と抗議をしたところ「あんたは娘ではないし、男はみんなこんなもんだ、あんたのお父さんだって、外で何しているか分からない」と言われたとの事でした。以前にも一度食事に誘われ、親切からごちそうしてくれるのだと思い、又人事課の人からの誘いでもあり断れず今回も食事に行ったとの事です。
相談されて、Sさんに、是はひどいセクハラで会社に抗議に行くがその際今聞いた事を又言ってもらわなければならないがそれでもかまわないか、と聞いたところ「金曜日と土曜日泣きっ放しだった。この会社の人がみんなあんなひどい人とは思わないが、父親の事も侮辱された。この事を皆に知って欲しい」と言われたので昼休みに女性全員に更衣室に集まってもらいSさん自身から相談内容を話してもらいました。
それを聞いた女性たちはみな一様に大憤慨しました。
同じ課の男性社員にも話し、業務的に課として会社に抗議する事に皆同意してくれ、応援すると言ってくれました。
課の代表5~6名とSさんとで課長、次長に起きたことの報告と、課としての会社への抗議の要請をし、次長と人事課の部屋に一緒に行き、Iに事実の確認をしたところセクハラを認めたので、人事部長に抗議に行きました。I本人が認めていることでもあり、人事部長はSさんに謝罪をし会社として調査するとしたのでその日はそれで終わりました。
ちょうどその日私の所属している東京東部労働組合D支部の団体交渉があり、労働組合として、会社にこれは許しがたいセクハラであり決して看過するわけにいかない重大な問題であると厳重に抗議すると共に業務的に抗議してはいるが事実を正確に把握して当事者の処分を含め解決するように申し入れました。
その後、12月下旬に会社代表の部屋で代表取締役専務、人事部長、I本人が、Sさんに正式に謝罪し、会社としての謝罪文を手渡しました。I本人と人事部長の懲戒処分も出されSさんも是で納得しますとの事でした。
その日Sさんは会社の謝罪文を持って課の皆一人ひとりに「応援してくれて有難う」と言って回り皆からは「うちの会社が迷惑掛けてごめんなさいね、でも皆があんな嫌な奴ばかりじゃないから、元気出してね」等の言葉が一杯ありました。今でも人事課の部屋の前は通らないで帰るSさんですが最近やっと笑顔が出るようになりました 。
人事課管理職の派遣社員へのセクハラ。ひとりの女性派遣社員が立ち上がり、そこの派遣先の正社員やパートの女性労働者も男たちもみんながこの派遣社員の闘いを応援。派遣先の労働組合もただちに団体交渉で抗議しました。
会社は二度とやらないとの誓約と謝罪と人事課セクハラ管理職の懲戒処分を約束しました。
(全国一般東京東部労働組合のD支部の女性組合員から投書がありました。紹介します。
女性組合員が勤めている職場で共に働く女性派遣社員の方が、人事課管理職からセクハラ被害にあいました。この派遣社員から相談を受けたこの女性組合員は、職場の仲間たちや東部労組支部に働きかけ、派遣社員と共にみんなで<よってたかって>闘い、勝利しました。派遣社員はみんなに守られ今は元気で働いています。)
*************************************
<投書>
2006年12月の中旬頃、私の職場で働いている派遣社員Sさん(21歳、女性)から相談がありました。
内容は、前の週の金曜日に人事課のIさんに誘われて食事に行った際、「彼氏はいるのか、 処女なのか、Sさんが処女かどうか同僚の人事課職員と賭けをした、俺は賭けに負けたら相手に金を払わなくてはならない」などとひどいことを言われたとのことでした。Sさんはその場で「Iさん、貴方にも私と同じくらいの娘さんがいるのに娘さんにもこんな事を言うのですか」と抗議をしたところ「あんたは娘ではないし、男はみんなこんなもんだ、あんたのお父さんだって、外で何しているか分からない」と言われたとの事でした。以前にも一度食事に誘われ、親切からごちそうしてくれるのだと思い、又人事課の人からの誘いでもあり断れず今回も食事に行ったとの事です。
相談されて、Sさんに、是はひどいセクハラで会社に抗議に行くがその際今聞いた事を又言ってもらわなければならないがそれでもかまわないか、と聞いたところ「金曜日と土曜日泣きっ放しだった。この会社の人がみんなあんなひどい人とは思わないが、父親の事も侮辱された。この事を皆に知って欲しい」と言われたので昼休みに女性全員に更衣室に集まってもらいSさん自身から相談内容を話してもらいました。
それを聞いた女性たちはみな一様に大憤慨しました。
同じ課の男性社員にも話し、業務的に課として会社に抗議する事に皆同意してくれ、応援すると言ってくれました。
課の代表5~6名とSさんとで課長、次長に起きたことの報告と、課としての会社への抗議の要請をし、次長と人事課の部屋に一緒に行き、Iに事実の確認をしたところセクハラを認めたので、人事部長に抗議に行きました。I本人が認めていることでもあり、人事部長はSさんに謝罪をし会社として調査するとしたのでその日はそれで終わりました。
ちょうどその日私の所属している東京東部労働組合D支部の団体交渉があり、労働組合として、会社にこれは許しがたいセクハラであり決して看過するわけにいかない重大な問題であると厳重に抗議すると共に業務的に抗議してはいるが事実を正確に把握して当事者の処分を含め解決するように申し入れました。
その後、12月下旬に会社代表の部屋で代表取締役専務、人事部長、I本人が、Sさんに正式に謝罪し、会社としての謝罪文を手渡しました。I本人と人事部長の懲戒処分も出されSさんも是で納得しますとの事でした。
その日Sさんは会社の謝罪文を持って課の皆一人ひとりに「応援してくれて有難う」と言って回り皆からは「うちの会社が迷惑掛けてごめんなさいね、でも皆があんな嫌な奴ばかりじゃないから、元気出してね」等の言葉が一杯ありました。今でも人事課の部屋の前は通らないで帰るSさんですが最近やっと笑顔が出るようになりました 。
それにひきかえ、人事のI氏の発言はとても許されないと思います。暴力的発言、素行(公序良俗)から鑑みて十分懲戒解雇に値すると思います。