
2016月4月に、NPO法人労働相談センターと東部労組に寄せられた「有給休暇」関連相談メールから抜粋し紹介します。
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「有給休暇」を自由にとらせろ (2016月4月分)
NPO法人労働相談センター
全国一般東京東部労組
2016年6月13日
「有給休暇」を自由にとらせろ (2016月4月分)
NPO法人労働相談センター
全国一般東京東部労組
2016年6月13日
1、 美容師です。お店で働いて15年ですが、有給休暇がありません。先日結婚した時にオーナーから「旅行するのに3日間のお休みをあげる」と言われましたが、有給休暇の事は一切触れてきませんでした。個人経営の場合、有給休暇はとれないのでしょうか。経営者にどう切り出して、どう言ったらいいでしょうか。
2、 仕事中に身体の具合が悪くなったので、早退の、「半日有給休暇」を申請しました。しかし、会社は「一日有給休暇」しか認めてくれません。これだと働いた半日分がタダ働きになってしまいます。
3、 アジア国の現地駐在社員として日本の本社に入社。雇用契約書には年間休日107日と明記されていました。いざ現地に赴任し、出勤カレンダーをみたら、年間休日が65日しかありません。107日と65日では、いくら何でも話しがちがいます。差が大きすぎます。「赴任手当が出ているから」というのが、会社の言い分らしいです。
4、 入社時からのアルバイト時代は、月2日の土曜休みと夏季休暇と冬季休暇はそれぞれ5日、休みの土曜出勤は、振替休日があり、有給休暇も使えました。しばらくして正社員として雇用された後は、土曜出勤が月3日に増え、その振替休日もなくなり、その上、夏季と冬季休暇はなんと有給休暇で消化させられていました。しかも、毎年の有給休暇の日数が増えていきません。
5、 出向先の病院で、院長に一言意見を述べたら降格させられ、年収も100万円減額されました。有給休暇も自由に取らせてもらえません。
6、 病院の専門職。退職が決まっています。転職の就職試験や面接の為に有給休暇の申請をしたら、「人不足」を理由に許可してくれません。書類選考や小論文試験はほぼ合格しているのに、これでは転職できません。
7、 ハローワークの求人には「有給休暇あり」と書かれていたのに、有給休暇どころか、休日出勤しても手当すらないし代休も交通費もでません。こんな会社すぐにでも辞めたいのですが、社長が「無責任だ」と怒鳴りちらすのは目に見えていて、自分ひとりではどうすることも出来ません。
8、派遣社員。コールセンターに派遣されている。私の派遣会社には、有給休暇の申請は「毎月13日までに希望休みの申請する」「派遣会社から派遣先の会社に連絡して、派遣先が許可したら休める」というルールがあり、今回急に「毎月4日までに申請する」と変更された。これは労基法に違反しているのではないでしょうか。
9、GWの有給休暇2日間を上司にお願いしたら、「気が付かない社員だ」「性格が悪い」「なんならダンナに養ってもらって、辞めてもらって結構」などと罵倒の数々が返ってきた。このままでは泣き寝入りになってしまう。
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