蔵書目録

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『論持久戦』 毛澤東 (1938.9)

2024年03月18日 | 中国共産党 2 毛沢東

   

 毎日譯報時論叢刊第一種
  論持久戦  毛澤東著
  
 毎日譯報叢書出版預告
   毎旬出書一册、毎册約四萬字至六萬字;以下各書、即將陸續出版。
  
(1)國際婦女動態(已出毎册定價二角五分)
(2)華北官僚羣像(已出毎册定價一角六分)
(3)女戰士丁玲(已出毎册定價一角六分)
(4)西北特區特寫(已出毎册定價一角六分)
(5)托拉斯基派的國際活動(已出毎册定價二角)
(6)中國抗戰戰略檢討(旣出)
(7)中國的抗戰(已出毎册定價一角五分)
(8)老人(西班牙内戰報告文學集)
(9)中日大戰中遠東巡禮
(10)香港與新加坡
(11)國際名人評介
(12)戰時日本的經濟危機
(13)日蘇日英軍力的比較
(14)國際間牒活動
   
  全國各書店報攤均有出售

目録
   論持久戰
  
  問題的提起
  問題的根拠
  駁亡國論
  妥協還是抗戰腐敗還是進歩
  亡國論是不對的速勝論也是不對的
  爲什麽是持久戰
  持久戰的三個階段 
  犬牙交錯的戰爭
  爲永久和平而戰
  能動性在戰爭中
  戰爭與政治
  抗戰的政治動員
  防禦中的進攻持久中的速決内線中的外線
  主動性靈活性計劃性
  運動性,游撃戰,陣地戰
  消耗戰,殲滅戰
  乘敵人之隙可能性
  抗日戰爭中的決戰問題  
  兵民是勝利之本

  結論

  (一一九)結論是什麽呢?結論就是:『在什麽條件下,中國能戰勝並消滅日本帝國主義的實力呢?要有三個條件:第一是中國抗日統一戰線的完成;第二是國際抗日統一戰線的完成;第三是日本人民革命的興起。三個條件中,中國人民的大聯合是主要的。』『這個戰爭要延長多久呢?要看中國抗日統一戰線及中日兩國其他許多決定的因素如何而定。』『如果這些條件不能很快實現,戰爭就要延長。但結果都是一樣,日本必敗,中國必勝。只是犠牲要大,要經過一個很痛苦時期。』『我們的戰略方針,應該是使用我們的主力在很長的變動不定的戰線上作戦。中國軍隊的勝利,必須在廣闊的戰場上進行高度的運動戰。『除了調動有訓練的軍隊進行運動戰外,還要在農民中從政治軍事上組織多數的遊撃隊。』『在戰爭的過程中‥‥‥使中國軍隊的機械裝備逐漸加強起來,因而能够在戰爭的後期從事於陣地戰,對於日本的佔領地進行陣地的攻撃。這樣,日本在中國抗戰的長期消磨下,它的經擠行將崩潰;在無數戰爭的消磨中,它的士氣行將頽靡。中國方面,則抗戰的濳伏力一天一天奔騰高漲,大批的革命民衆不斷的傾注到前線去,爲自由而戰爭。所有這些能够和其他的因素配合起來,就使我們能够對日本佔領地的堡壘和根據地作最後的致命的攻撃,驅逐日本侵略軍出中國。』(一九三六年六月與斯諾談話)『中國政治形勢從此開始了一個新階段。‥‥‥‥‥這個階段的最中心的任務。是動員一切力量爭取抗戰的勝利。』『爭取勝利的中心關鍵,在使已經發動的發展爲全面的全民族的抗戰才能使抗戰得到最後的勝利。』『由於當前的抗戰還存在着嚴重的弱點所以在今後抗戰過程中,可能發生許多挫敗、退却、内部的分化叛變,暫時的與部分的妥協等不利的情況。‥‥‥‥‥因此應該看到:這一抗戰是艱苦的持久戰。但我們相信,已經發動的抗戰,必將因爲全中國人民的努力,冲破一切障礙物而繼續的前進與發展。』(中共八八月定)這些就是結論。亡國論者看敵人如神物,看自己如草芥。速勝論者看敵人如草芥,看自己如神物。這些都是錯誤的。我們的意見相反:抗日戰爭是持久戰,最後勝利是中國的ー這就是我們的結論。  巴金
  (一二〇) 我的講演至此爲止偉大的抗戰正在開展,很多人希望總結經驗,以便爭取全部的勝利。我所説的只是十個月經驗中的一般的東西,也算一個總結罷。這個問題値得引起廣大的注意與討論,我所説的只是一個『概論』,希望諸位研研討論,給以指正和補充。

 英商毎日 譯報 時論叢刊 
     第一種 
     論持久戰
  
  廿七年九月四日出版
   著者‥毛澤東
   發行‥譯報圖書部
   經售‥全國各大書局
  毎册實售國幣一角二分

〔蔵書目録注〕

 この『論持久戦』の日本語訳には、昭和十三年十月一日発行の雑誌 『改造』 十月号 第二十巻 第十号 に掲載(一部抜粋)等がある。
 下は、その表紙、最初の頁、最後の結論などである。
 なお、『毛澤東抗戰言論選集』 大東亞省總務局課 大東亞資料第一二號 昭和十九年七月 は、全文邦訳されて収められている。

   

 持久戰を論ず

     毛澤東

    結論

    (

 結論はどうであるか?
 結論はつまりかうだー
 いかなる條件の下において中國は戰勝し、且つ日本の實力を滅ぼし得るかといふに、それには種々の條件がある、第一は中國の抗日統一戰線の完成、第二は國際的な抗日統一戰線の完成、これらの條件の中でも、中國人民の大聯合が主要のものだ。
 若しこの條件が急速に實現することが出來なければ、戰爭は延長する。しかし結果は同じだ、日本は必ず敗れ、中國は必ず勝つ、だが犠牲が大きいであらうし、ある非常に苦しい時期を經過しなければならないであらう。
 我々の戰略方針は、我々の主力を使用して甚だ長き、變動不定の戰線上に作戦せしめる、中國軍隊の勝利は、必ず廣大な戰場において進行する高度な運動戰にある。訓練ある軍隊を集合して運動戰を進行せしめる外、また農民の中から政治軍事に從ふ多數の遊撃隊を組織しなければならない。
 戰争の過程中において、中國軍隊の機械装備を逐次に加強ならしめる、そして戰爭の後期において陣地戰に從事せしめ、日本の占領地に對して陣地的攻撃を進行する。かくするなら、日本は中國の長期抗戰によつて消磨させられるだらう。中國の側にあつては、抗戰の潜伏力が一日一日と奔騰高漲し、大多數の革命民衆は不斷に集まつて前線に赴き、自由のために戰ふのだ。あらゆるこれらのものはその他の要因と合して、我等は日本占領地の保壘と根據地に對し最後の致命的攻撃をあたへ、日本の軍隊を中國から驅逐するであらう。
 中國の政治的形勢はこの時よりして一個の新段階に踏み出す。この段階においての最も中心的な任務は、即ち一切の力量を動員して抗戰の勝利を爭取することだ、勝利を爭取すべき中心的な鍵は、既に發動した抗戰を、全面的全民族的な抗戰に發展せしめることで、かくて最後の勝利まで抗戰はつゞけ得られるのだ。目下の抗戰はまだ甚しい弱點をもつてゐる、だから今後の抗戰の過程において、數多の挫折、退却、内部的分化や叛變、暫時的且つ部分的な妥協等の不利な情況を發生する可能がある。これから考へてみても、この抗戰は艱苦な持久戦である。しかし我等は信じる、既に發動された抗戰は、必ず中國人民の努力によつて、一切の障碍物をつき破り、繼續的な前進と發展とをつゞけるだらうと。
 これが結論だ。亡國論者は敵を神聖な者と見て、自己を塵介の如く見る。速勝論者は敵を塵介の如くに見て、自己を神聖なものと見る。これらはいづれも正しくない。我々の意見はちがふ、抗日戰爭は持久戰だ、最後の勝利は中國のものだーといふのが我々の結論だ。



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