るるの日記

なんでも書きます

心霊研究・古代の洗脳【神道→仏教思想】

2021-10-20 16:16:57 | 日記
■古代日本人は、神や幽霊を視ていたようです
神や幽霊のいる向こうの世界を【幽世(かくりよ)】と呼び、その世界の人々を【隠身の人(かくりみのひと)】と呼んでいました

幽世はこの物質界の中に、次元の異なる形で複合していて、澄明なるものは軽く横水平世界に自由自在に移行し、濁っているものは重く沈み不自由に固定する



この図は、異なる次元の世界が九層あり、すべての異なる次元世界が私たちの足下で結束していることを現す
現世の中に異なる九層世界があるのです

■神々は高天原で働いている。しかし仏教には生産がない極楽浄土がある。だから労働のある高天原は地獄の一種と解釈され、大化の改新から13年目に、神道家であった藤原鎌足までもが仏教に洗脳されまして、京都府山科で維摩経会を開き、盂蘭盆会を催し、地獄への墜落を逃れようとしました

古代日本人は、もともと死や幽霊や神は不思議ではなく、当たり前に存在していると認識していたし、死や幽霊は忌み嫌うものではなかったはずなのに、、


■古墳時代になると、外来宗教が人の罪科と質を決め、その罪科の懲罰としての地獄があることを強調して説くようになることで、死や幽霊を恐怖の対象にさせてしまったのです【罪業輪廻、地獄行きは必定】

■古事記、日本書紀の編纂では、イザナミの死について「神さり坐(ま)す」と表現し、死後は【黄泉国】という穢い国へ行ったとした

一方でイザナギは「日のわか宮に昇りましぬ」と表現している。神々は高天原から降りたものであり本来そこに帰るものとしての死が当たり前だからだ

仏教思想の「女人不浄」の思想に影響(洗脳)されて、イザナミを穢い国に置き去りにしたと表現したのであります

とにかく仏教の暗い死後世界観は、貴族たちを恐怖させた。そして神道の【みそぎ】が無視されはじめ、諸仏に救いを求め神仏習合を普及させた


奇祭【護法祭】(岡山県)

2021-10-20 14:37:39 | 日記
岡山県には「死をかけた【護法祭】り」が8月14日から15日かけて行われる。県内の各寺に伝わる行事だが、もっとも有名で古いものが
美咲町の両山寺だ

祭りの主役は村人から選ばれた男。
男は、祭りの1週間前から寺にこもり、何度も水垢離を行い、神の宿る近くの山頂へ参拝を繰り返すなど、心身を清めていく

祭り当日深夜、寺の本尊である
護法善神(カラスの化身)が、男に憑依する。神が降臨しトランス状態になった男を【護法実】と称する

神となった護法実は、この世のものとは思えぬスピードで、夏の夜を疾走し、寺の境内を跳躍し、祭りに参加した人々を追いかけ回す。護法実のトリッキーな動きや人間離れした運動能力に、「本当に何者かが憑いている!」と参加者は確信する

人間たちは必死に逃げ惑う
悲鳴、泣き声が上がる
本物の恐怖心からわき出る叫び声がこだまする。寺一帯はパニックに陥る【護法実に捕まると3年以内に死ぬ】と言われているからだ
また、護法実をからかったりする者も不幸が訪れる。事情がわからない子どもたちが護法実をからかおうものなら、周囲の大人たちは本気で叱りとばす

圧倒的な力を持つ護法実に、つかまってしまう者が出る。するとすかさず両山寺の僧侶が現れ、お堂の中でお祓いの儀式を施す。こうすれば死ぬことはないが、それでも3年間は事故や病などに用心しなくてはならない

護法祭は五穀豊穣を祈願するためのもの。護法実に捕まったり、邪魔する者は、地域の平和と安定を乱す者と考えられた
この祭りは700年以上連綿と続いている



日本のしきたり・人柱は大昔の風習ではない、、過酷な労働で亡くなり工事現場に埋められた作業員

2021-10-20 13:30:04 | 日記
■1923年(大正12年)
関東大震災で損傷した皇居から、16体の人骨が発見された。遺体は手を組み合わせたポーズ。頭には古銭がのせられていた。江戸城が建設された16世紀当時の生贄【人柱】である

人間の魂を建築物に組み込むことで、しっかりした土台となり、未来永劫に残り続けると信じられた

■天気を動かす目的でも人柱は使われた。日照りで雨が降らない、反対に雨がやまないとき、人々は神に祈りを捧げた。池や沼などにいらっしゃる水を差配する竜神と契約を結んだ。「生贄を捧げるかわりに、雨を降らせてほしい。あるいは太陽を見せてほしい」と、、、犠牲になるのは女性が多かった。やがて人柱は習慣となった。凶作を防ぐため、前もって定期的に生贄を差し出した

人柱となった人は、その死によって神に近い存在になった、、らしい

■人柱は大昔の風習ではない。あるトンネル工事では、作業員に過酷な労働を課して、亡くなるたびに人柱として現場に埋められていた

日本のしきたり・【お神酒】酒による神秘体験で神に近づく

2021-10-20 13:03:06 | 日記
■酒は縄文時代から存在した
証拠は土器が発見されているからだ
発酵の形跡を残す酒造具が、アルコールを好むショウジョウバエと共に発見され、ヤマブドウやクワなど、果実の種子の貯蔵庫のような遺跡もある。縄文人は果実酒を楽しんでいたようだ。🍷

■発酵は人間の唾液を使った
デンプンを多く含む食べ物を口の中で噛み続け、吐き出し、溜めていく。すると唾液が持つ消化酵素であるアミラーゼがデンプンを糖化させる。糖は空気中などに自然に存在する酵母菌によって発酵し、アルコールとなる
これを口噛み酒という
「醸す」は「噛む」に由来している

■日本人は酔うことを覚えた。それはそれは【神秘体験】だった。だからこそ酒は神事に使われた【酒の酔いによって、神に近づける】からだ
口噛み酒は「みき」と呼ばれた
酒を醸すのは巫女の役割だった

■日本で初めて造られた酒は
「アマノタム酒」
これを再発酵させてアルコール度数を高めたのが「八塩折酒(ヤシオリノサケ)」

スサノオはヤマタノオロチにこの酒を飲ませ、泥酔させ、退治した

日本のしきたり・神と近親相姦と日本人

2021-10-20 12:34:29 | 日記
道ばたの神様・道祖神は
村の境界などに建てられている
村に災厄を入りこませず
また旅人の無事を見守る
道祖神は「日本書紀」や「古事記」には〈サカエノカミ〉らしき道祖神の記述がある

道祖神のなかに男女一対となり、抱き合ったもの、キスしているもの、性行為している様子のものがある
この男女は、互いを兄妹と知らない兄と妹、あるいは知りながらタブーを犯した父と娘だといわれ、近親相姦なのである
禁を破ったがために村にいられなくなり、追放された2人を、後で神として祀ったのだ

破壊の男女が神に昇華した理由は日本神話にある。国産みの神であるイザナギとイザナミは夫婦であり兄妹でもある。
日本における最初の夫婦は近親相姦の果ての関係だったのだ。【神様なのに?神様だから?近親相姦は破壊ではない?】

遺伝子異常や道徳上の問題といった障壁の向こうにある近親相姦に、日本人は神秘性を見出だしていたようだ