るるの日記

なんでも書きます

むかしの農民は昼寝も大事な仕事だった

2021-10-24 16:17:13 | 日記
むかしの農民の労働時間は、四分割されていた。

■午前5時~10時
★早朝の星空をあおぎながら起床
女は、まずかまどに伏せた【火種】から火を起こし、薪をくべて湯を沸かす
火種は一晩中埋め火〈薪が燃えて炭のようになった火の間にに、生の薪をさし込み灰で埋めて保存〉をして守る。火を継ぐことが主婦の大切な役割であり、家の火を盛んにすることが願望だった。【かまどの火が絶えないほどの煮炊きがあるよう人の出入りが多くなり、家が繁盛すること】

★朝茶〈湯漬け〉を食べる(これはまだ朝食ではありません)
冷飯に熱い湯をかけ、梅干しと漬物でかきこみ朝茶を終える
(うまそー)

★男は外に牛の飼葉を刈りに出かけ、自分の水田の畔を刈りこみながら、ついでに水加減を見る。しっとりと朝露を含んだ草は重い

冬は、飼葉を刻み昨夜から煮てある大麦に塩をかけ牛に与える。その後に牛の厩舎の掃除だ
そこには、牛が落とした糞と尿が混じった寝床の稲藁がある。それを堆肥にする穴にかきだし、新しい寝床になる藁を敷いてやる
(牛さんもサッパリ🐄)

午前5時から午前10時までの5時間が朝飯前の仕事だ

■午前10時~午後2時
ようやく午前10時
この時に朝飯を食べる

家から弁当が届く
2食分入っており、1つは10時
もう1つは午後2時にとる

■午後2時~午後4時
昼食後は昼寝に入る
昼寝も仕事
しかも2時間

■午後4時
片付け仕事
家路に帰る

★午後7時から夕食

忘れましょう

2021-10-24 15:17:13 | 日記
人生で一番大切なことは
忘れること

人生の苦しかったこと
辛かったことを忘れることができなければ、その怨念は凝固して心身を損なうことがある
その怨念は妄想をつくりだす
できれば喜びも忘れましょう

人の心はごみかご
さまざまな意識・感情・が押し込められている。想をすると心の奥底にあるゴミのような妄想が浮上する。よみがえる。それらの思い出と遊ばず、その思い出に対して

【今ある私となんの関わりがあるのか!】

と切り捨てるならば、妄想は消滅する。その技術を知らなければ、記憶は創作劇をつくり、只今の現実をありのままに見ることができない
只今を生きれない




祝詞の言霊で神と感応する

2021-10-24 14:43:05 | 日記
■祝詞とは
祝詞は、神さまに奏上する詞
祝詞は、祝いの詞
祝詞は、心からの祝意をこめてほめたたえる詞
祝詞は、きわめて厳重な潔斎のもとに行われる祈りの言葉
祝詞は、神を賛美賛嘆する言葉

祝詞は、祭儀のたびごとに作文されていた。平安時代には毎年行われる国家祭祀の祝詞が固定文となって「延喜式」に収録された

祝詞は、【言霊】の作用があるから、感応を表す

太古の祝詞は、祭神との感応によって詞を即興的に詠み、情感あふれるものであった

■大祓の詞
【大祓の詞(おおはらえのことば)】は、中臣氏が作文したもの

日本皇室発生の由来が示された後に、罪科汚の種類が示され、それを祓い浄める神は四柱の【祓戸大神(はらえどのおおかみ)】で
その四柱の
※瀧津瀬の神
※川口の水戸神
※大海の神
※大神の嵐神
がことごとく浄め上げてくださる
という宣言文となっている

■出雲国造神賀詞(かむはぎのことば)
「出雲国へ天降ったスサノオノミコトや、オオクニヌシノミコトが、この国土を経営してきたが、天孫に国が譲られて以来、皇室の弥栄(いやさか)をお祈り申し続けております」という語事を、天皇即位の大典に申しあげてきた詞

■地鎮祭、竣工祭
「神の御守りを感謝し、今後もなお厳重にお守り下さい」

稲荷神の眷属狐【幽界の生物は代償を求める】

2021-10-24 13:55:32 | 日記
稲荷神を祀ったはいいものの、子孫が不信心でそれを祀らないと、眷属の狐が怒って祟るという
幽界の狐たちは霊験を示すが、幽界の生物は代償を求め、祭祀を怠る者にとがめをかけるのは必定

だから、始めからよく約束して我が身一代とするか、必ずお帰り願う約束で祀らねばならない

おかげの霊験を受けていながら身勝手なことであるが、子孫にとっては関係がないとあれば、関係がないのだろうが、幽界の生物は代償を求めるものであるから、そうも言っていられない

日本三大稲荷とは
〈関西〉
伏見
最上・岡山県の最上経稲荷(日蓮宗系)
祐徳・伏見稲荷の御分社

〈中部〉
伏見
豊川・愛知県の豊川荼枳尼天稲荷(インドの神で神通力を持つ。本性は狐の精霊)
祐徳・伏見稲荷の御分社

〈関東〉
笠間・伏見稲荷の御分社
王子・伏見稲荷と同系
穴守・伏見稲荷と同系



神さまは清明さを好む【物も心も】

2021-10-24 13:14:46 | 日記
■御祈祷のあとは祓う
御祈祷が多く行われているのに、頭が痛くなるような神社は、本殿の裏側などに行くと鳥肌がたつような邪気がある。その原因は、御祈祷の後の祓ができていないことが多い

■ある神社の話し
昭和初期まで、山頂に樹齢500年以上の杉の木に囲われたささやかな平地に小さな祠があった。聖地であった
ところが、太平洋戦争を期に〈必勝祈願〉のため登山する者が増大したので社殿を建立した
昭和19年、完成して間もない社殿は、山火事で全焼し、山頂は昔のままとなった
焼け残った御神木が発芽し、再び神聖にして荘厳なる斎庭に戻った

しかし、、昭和60年
山頂神社が再建
その山頂神社を囲む半径500メートル位の地域は穢れてしまった

建材を運ぶために造られた林道が、参拝者の車道に利用され、建材置場が駐車場となり、参拝者がどっと押しかけ、さまざまなサービス施設が完備したからである

このため旧参道は荒れ放題
みせかけの神社の隆盛とは裏腹で
神霊はさらなる山奥に聖地を求め去り、霊的不浄の神社となった

■神社を浄める
こうした神社は、汚れた物の気を吸いとらせる憑代(よりしろ)を持って、境内・社殿の隅々を歩き、憑代に吸引させてから、火焼する
【憑代は榊に白幣をつけたものになるが、白幣は少々汚しておく〈同類をよぶ〉】
毎月すれば、清明さが復活する

また、御本殿や拝殿は風通しのよい状態にしておく