釣り界の最下級釣り師 ~釣りをさせて頂きありがとうございます~

釣りが趣味と豪語しながら、圧倒的な下手さで初心者の嫁にも負ける駄目な最下級釣り師の記録。

渓魚との再開 今シーズン初アマゴ

2018-05-10 08:24:00 |  実釣
まだ久多のアマゴに出会えていなかったGW明け。

渓流ファンの皆様はとっくに思い思いの渓魚に出会えていると思う。

思い返せば3月の初めに年券を購入してから1回しか久多川へ行っていない。
まぁ、久多川へ行こうとすると丸1日を費やしてしまう為、中々行けないのも事実。

だが、今回の休みは特に嫁からの指令も無く遠征も問題なさそうだったので、ランディングネット作りもお休みにして久多川への釣行を決行。

そして天気予報は曇り。
雨後の曇り……期待出来る!!

ウキウキ気分で5時30分出発。

今日こそは…流行る気持ちを抑え、6時45分に大黒谷へ到着。
濁りは無いが、いつもより水量がある。

前回、出来もしないフライをぶっ込んで釣りとは言えない釣りをする羽目になってしまった教訓から、今回はルアーでのトライ!
渓流でのフライはまだまだ早過ぎたが、それが分かっただけでも良しとする。

朝一の大黒谷。

ここの雰囲気は大好き!
そして準備を開始。
今回、誕生日プレゼントで嫁から釣り用の帽子を貰った。 
防水で雨の中でも使えるので助かる。

ルアーはDrミノーをチョイス。

もうね、これサイコー!!
ミノーはこれで十分。
そりゃ、Dコンは素晴らしいと思うけど1500円程するルアーは財布に厳しい。
その点Drミノーは700円でお釣がくる小遣い制サラリーマンの味方なのだ(店によっては700円を越える所もあるが…)。

入渓し遡上していく。
アップクロスでのキャストでトゥイッチを入れて巻いてくる。

突然何の障害物の無い所で、ギラッと何かが光ったと思った瞬間ヒット!!

が、ランディング直前でオートリリース。

だが、活性は間違いなく高い。

直ぐにキャスト!

またヒット!!
が、ネットに入れる直前で同じ様にオートリリース。

何で??
かかりが浅いのか?

これを同じ場所で4回繰り返す。
まさか同じアマゴではないと思うが、結局これだけのチャンスを棒に振る俺は何なんだろう。。。
そして、情けない限りである自分の事は棚に上げ、あれだけバーブレスと言っておきながら、バーブ付きのフックを真剣に検討してしまうあたり本当に小さな人間である。

気を取り直し、悠々とポイントを潰して次へ向かう。

もはやオームの群れの如くポイントを潰し腐海の森に変えてしまう俺は、後から来る釣り人にとってこれ程恐ろしい物はないだろう。

更に進んで行く。
ちょっと熊が気になったので一発鳴らしておくことに。

ターン…と乾いた音が響く。
どれ程の効果があるかは不明だが、耳も目も体脂肪も良くない俺とは逆に、熊さんは目も耳も臭いも敏感に感じとる様なので、きっとこのこっちに来ないでサインに気付いている事だろう。。。
と、言う事にしておく。

今日はまだ誰もここには来ていない様子。
新しい鹿の足跡はあるが、人の足跡はそれそど新しくはなさそう。
清々し渓流での朝に休憩がてら撮影。


気分も新たに遡上していく。

間もなく良さそうな淀みに到着。
慎重にキャストしトゥイッチで引いてくると……

予想通りルアーの後ろでギラッと光ったと思ったらヒット!!

暴れるアマゴにバレるなバレるな!!と念じながらランディング!

今シーズン初アマゴ??
朱点が良く分からないなぁ。
ヤマメでも通用しそう。

とは言え、やっと出会えた。
嬉しくて更に撮影。
早く自作のランディングネットを完成させて写真に収めたいな。



やっぱり渓流は楽しい。
歩いて魚を探す。
この過程があるからこそ、この1匹との出会いが嬉しい。

長居させても悪いので直ぐに帰って頂いた。
そしてこの時に、染々バーブレスフックで良かったと思う身勝手な人間である。

更に遡上して行ったが、途中増水が酷く山を迂回する必要があったので、大黒谷はここまでとし戻る事にした。


ここまで1匹とは言え釣れた事に安堵し、次のポイントへ。

次は中の町へ向かったが釣り師ばかり。
こんなに多いのは初めて。
みんなこの天候を待ってたかの様だ。
やってみたいポイントもあったのだが、諦めて上の町方面へ向かった。

車が停車出来る場所を発見。
昼食のおにぎりを腹に詰め込む。

まだ人が入っていない様子だったので、奥の谷の少し上流から下って行く事にした。
大黒谷と違って里川の雰囲気。

ここでの釣りは初めて。
こんな感じがしばらく続く。

入って直ぐの瀬の落ち込みから、Drミノーに飛び出してきた魚影があったがヒットに至らず。
けど、魚がいる事が確認できやる気が出る。

しばらく対岸に向かってキャストをしていると、着水したDrミノーに突進する魚影を確認。
リーリングを止め、Drミノーを流れに乗せトゥイッチで誘っているとガツンとヒット!!

『バレるな~、バレるな~』と念じながらランディング!

本日2匹目。

こんな流れが岩で淀んだ裏位にいた。
赤丸の辺り。


この後も数打ちゃ当たる!のランガンで下っていく。

暫く行くと堰堤にたどり着いた。
プールになっている所があり、ダウンでキャストしDrミノーをトゥイッチで引いてくると、横からガツンと食ってきた!!

結構浅い所でヒットしたのでそのまま引っこ抜き空中でキャッチ!
こう書くとカッコいいが、実は慌てて2回ほどキャッチミスをやらかしている。

何とか本日3匹目。


もう気分は最高!!
3匹という数は昨シーズンも釣った事はあるが、今日は何かミノーの使い方に手応えを感じる。
まぁ、恐らく魚の活性が高いだけだとは思うが……
でも、満足!!

堰堤を越えて更に下る。

が、ここからは反応の無い時間が続く。

ふと前方を確認すると、護岸から赤い帽子が見えた。
どうやら釣り師がいるようだ。

そこから岸に上がり戻る事にした。

オームの群れが成れの果てとなったこの腐海で、この釣り師は釣る事が出来るのだろうか。。。
竿抜けと言うことであれば抜け抜けなのだが…

しかし、この久多の里は店も無いが静かで趣のある雰囲気がいい。
まぁ、住むとなると色々不便な事も多いんやろな。
けど、何か懐かしい気持ちにさせてくれる。


元の入渓点に到着。
今度はここから遡上して行く。
ここは去年一度入渓したが、水量が無さすぎて直ぐに脱渓したポイント。
けど、今日は水量も十分だったが…

ここからは一度だけ追っかけて来る魚影を確認できたが、その後は気配すら無い。

そろそろ帰らないと朱流のお迎えに遅れてしまいそうなので、本日はここで納竿とした。

今日は終始こんな天気で大雨にもならず釣りやすかった。

そして、今日の釣果はこの天気に救われた所が大きいとは言え、釣れなければ見えない事もある。
上手く説明出来ないが、今日はミノーの使い方がおぼろ気ながら少し解った様な気がする。

この日、やっと渓魚に出会えた。
エリアだとサイズが~サイズが~となってしまうが、渓流だとサイズが小さくても何か凄く満足してしまう。

そして、ルアーでの釣りもまだまだやるべき宿題が多い事に気付かされた。

また久多への釣行が楽しみだ!

そして最後に…
  Drミノー、万歳!!
コメント
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