part4からの続き
さぁ、汚い所をデリートするチャンスです。
フレームの歪みはどうする事も出来ませんが、ボンドのシミと傷跡と、もしかするとフレームとグリップの隙間も何とかなるかもしれないと、この時は思ったのですが、やはりどうする事も出来ませんでした。
これも済んだ事なので進めます。
家にあった一番荒い♯100の紙ヤスリで表面の汚れを削って行きます。
汚れを削る?
これでいいのでしょうか。
表面を仕上げる為の下地処理が本来の目的なのでしょうが、私の場合は過去の失敗を消す為の削る行為になってしまいました。
なので、無駄に力が入ったせいでしょうか、柔らかい桧が傷だらけになってしまいました。

しかも、ここまで結構削ったつもりですが、相変わらず接着剤のシミらしきものが見えます。
これを消そうとすると、もうペランペランのグリップになりそうです。
諦めました。
次に♯600の紙ヤスリで仕上げ磨きを行います。
グリップに残ったシミや隙間が視界に入る度に挫けそうになります。
しかし、私は頑張って擦りました。
勿論ランディングネットです。
ですが、既に思い描いた理想とかけ離れてしまっている状況で、私のモチベーションを保つ事は出来ませんでした。

この画像なら分かりやすいでしょうか。
これは消えないし埋まりません。
諦めました。
画像では、他は問題無さそうですが実際はボロボロです。
それでも一応形にはなりました。
でも、ここまで形にしたのなら、一目私の理想を皆様にお見せしたく、この様な撮影を試みました。

如何でしょう。
光の力を借りて、全てを消し去ってやりました!
しかし、ふと思い出します。
ランディングネットを自分で作ろうと思ったきっかけが何だったのか。
それは、先人方のブログを拝見させて頂いたのですが、皆様方のランディングネットはとても素晴らしい完成度を誇っておられました。
それを見て、もしかしら自分もイケるかも?
と見切り発車したのがきっかけでした。
今は思うのです。
皆様は本当に自作していらっしゃるのでしょうか?
大変申し上げ難いのですが、もしかしたら自分アピールで、ネットで購入したものを、いかにも自作したかの様に見せているのではないかと…
しかし、そうではない事に気付きました。
きっと手先が器用で根気強くどんなトラブルからも逃げない、上級釣り師達が試行錯誤の上完成させているのでしょう。
これらと真逆の最下級釣り師が、おいそれと手を出していい分野では無かったのです。
自分の磨き上げたフレームを見ながら染々思いました。
しかし、それならそれで、どんな結果になるのかやってみようではありませんか!
次回は溝切りの行程です。
これを失敗すれば、次回が『自作ランディングネットシリーズ』の最終回となるでしょう。
楽しみです。
~そう言えば……
話は変わりますが、恒例 の海上釣り堀の案内が元締め様より来ていたのですが、私は朱流の子守りをしなければならなかったので、今回はパスさせて頂きました。
今回のメンバーは、私の勤める会社からは、長期海外出張から戻られたマモ様と、長期国内出張中のハタボー様が参加されました。
今回はマモ様が、海上釣り堀用のタックルを、やっと購入し爆釣を夢見て挑まれました。
本当は、マモ様からはこの最下級釣り師である私に、『海上釣り堀用のタックルを購入するので一緒に見てもらいたい』とありがたい御依頼を受けていたのですが、お互いの都合が合わずマモ様お一人で釣具屋へ行かれてしまいました。
その際に、恐れ多くも一言だけ『ラインはPE』とアドバイスさせて頂いたのですが、何故かフロロを購入しセットされたとの事でした。
これを聞いて思いました。
『あぁ、私が薦める物を買いたくなかったのだなぁ…』
仕方ありません。
最下級釣り師を名乗る私が薦める物を買う人はいないでしょう。
しかし、道糸に硬いフロロです。
嫌な予感しかありません。
案の定、朝一の最重要と言っても過言ではない第1投目、ベールを起こした瞬間にスプールよりラインが一気に溢れ出し、最悪のライントラブルに見舞われたとの事でした。
そして、朝一の絶好のチャンスを逃してしまい苦戦を強いられタイ2匹という結果になってしまったと、とても悔しそうにお話して下さいました。
因みに、ハタボー様はカンパチ1匹、タイ1匹の釣果で御座いました。
ここで、『ほれ見たことか』とか『俺を置いて行くからや』なんて事は考えていたとしても最下級釣り師が口に出してはいけません。
ここは神妙な面持ちでお話を聞いてあげるのが最下級釣り師としての務めでしょう。
ですが、心の中でホッとしているのも釣り人の性でございます。
ハタボー様、最近腕を上げられたのか、運気が上昇されているのかは分かりませんが、今回もカンパチを水揚げされております。
(去年の画像です)

因みに、彼は私の言う通りにタックルを買い揃えてくれました。
勘違いしないで下さい。
決して私の言う通りにしたからこの結果と言うつもりはありません。
事実を述べさせて頂いただけの事です。
part6へ続く
さぁ、汚い所をデリートするチャンスです。
フレームの歪みはどうする事も出来ませんが、ボンドのシミと傷跡と、もしかするとフレームとグリップの隙間も何とかなるかもしれないと、この時は思ったのですが、やはりどうする事も出来ませんでした。
これも済んだ事なので進めます。
家にあった一番荒い♯100の紙ヤスリで表面の汚れを削って行きます。
汚れを削る?
これでいいのでしょうか。
表面を仕上げる為の下地処理が本来の目的なのでしょうが、私の場合は過去の失敗を消す為の削る行為になってしまいました。
なので、無駄に力が入ったせいでしょうか、柔らかい桧が傷だらけになってしまいました。

しかも、ここまで結構削ったつもりですが、相変わらず接着剤のシミらしきものが見えます。
これを消そうとすると、もうペランペランのグリップになりそうです。
諦めました。
次に♯600の紙ヤスリで仕上げ磨きを行います。
グリップに残ったシミや隙間が視界に入る度に挫けそうになります。
しかし、私は頑張って擦りました。
勿論ランディングネットです。
ですが、既に思い描いた理想とかけ離れてしまっている状況で、私のモチベーションを保つ事は出来ませんでした。

この画像なら分かりやすいでしょうか。
これは消えないし埋まりません。
諦めました。
画像では、他は問題無さそうですが実際はボロボロです。
それでも一応形にはなりました。
でも、ここまで形にしたのなら、一目私の理想を皆様にお見せしたく、この様な撮影を試みました。

如何でしょう。
光の力を借りて、全てを消し去ってやりました!
しかし、ふと思い出します。
ランディングネットを自分で作ろうと思ったきっかけが何だったのか。
それは、先人方のブログを拝見させて頂いたのですが、皆様方のランディングネットはとても素晴らしい完成度を誇っておられました。
それを見て、もしかしら自分もイケるかも?
と見切り発車したのがきっかけでした。
今は思うのです。
皆様は本当に自作していらっしゃるのでしょうか?
大変申し上げ難いのですが、もしかしたら自分アピールで、ネットで購入したものを、いかにも自作したかの様に見せているのではないかと…
しかし、そうではない事に気付きました。
きっと手先が器用で根気強くどんなトラブルからも逃げない、上級釣り師達が試行錯誤の上完成させているのでしょう。
これらと真逆の最下級釣り師が、おいそれと手を出していい分野では無かったのです。
自分の磨き上げたフレームを見ながら染々思いました。
しかし、それならそれで、どんな結果になるのかやってみようではありませんか!
次回は溝切りの行程です。
これを失敗すれば、次回が『自作ランディングネットシリーズ』の最終回となるでしょう。
楽しみです。
~そう言えば……
話は変わりますが、恒例 の海上釣り堀の案内が元締め様より来ていたのですが、私は朱流の子守りをしなければならなかったので、今回はパスさせて頂きました。
今回のメンバーは、私の勤める会社からは、長期海外出張から戻られたマモ様と、長期国内出張中のハタボー様が参加されました。
今回はマモ様が、海上釣り堀用のタックルを、やっと購入し爆釣を夢見て挑まれました。
本当は、マモ様からはこの最下級釣り師である私に、『海上釣り堀用のタックルを購入するので一緒に見てもらいたい』とありがたい御依頼を受けていたのですが、お互いの都合が合わずマモ様お一人で釣具屋へ行かれてしまいました。
その際に、恐れ多くも一言だけ『ラインはPE』とアドバイスさせて頂いたのですが、何故かフロロを購入しセットされたとの事でした。
これを聞いて思いました。
『あぁ、私が薦める物を買いたくなかったのだなぁ…』
仕方ありません。
最下級釣り師を名乗る私が薦める物を買う人はいないでしょう。
しかし、道糸に硬いフロロです。
嫌な予感しかありません。
案の定、朝一の最重要と言っても過言ではない第1投目、ベールを起こした瞬間にスプールよりラインが一気に溢れ出し、最悪のライントラブルに見舞われたとの事でした。
そして、朝一の絶好のチャンスを逃してしまい苦戦を強いられタイ2匹という結果になってしまったと、とても悔しそうにお話して下さいました。
因みに、ハタボー様はカンパチ1匹、タイ1匹の釣果で御座いました。
ここで、『ほれ見たことか』とか『俺を置いて行くからや』なんて事は考えていたとしても最下級釣り師が口に出してはいけません。
ここは神妙な面持ちでお話を聞いてあげるのが最下級釣り師としての務めでしょう。
ですが、心の中でホッとしているのも釣り人の性でございます。
ハタボー様、最近腕を上げられたのか、運気が上昇されているのかは分かりませんが、今回もカンパチを水揚げされております。
(去年の画像です)

因みに、彼は私の言う通りにタックルを買い揃えてくれました。
勘違いしないで下さい。
決して私の言う通りにしたからこの結果と言うつもりはありません。
事実を述べさせて頂いただけの事です。
part6へ続く