釣り界の最下級釣り師 ~釣りをさせて頂きありがとうございます~

釣りが趣味と豪語しながら、圧倒的な下手さで初心者の嫁にも負ける駄目な最下級釣り師の記録。

愛知川上流釣行 2021年度シーズン最終日

2021-10-02 21:56:00 |  実釣
愛知川も、今シーズンが終わりとなりました。

皆様、いかがお過ごしでしょうか?

最下級釣り師です。

私は今シーズン、初の尺超え達成を素直に嬉しく思ってはおりますが、一方で…

毎回の釣果が、一匹の瀬戸際を彷徨うあたり、釣りの基礎が全く出来てないことを痛感しておりまして…

正直、今シーズンの釣果についても、狙っているつもりなだけで、事故的に「偶然釣れてしまった」だけに過ぎないことは重々承知しております。

毎年、どうしたものかと思案してはみるのですが、今回の釣行はまさにそんな状況を具現化したような釣行になってしまいました…


台風16号の影響もなく、当日は朝方に少し雨が降ったものの、釣りをするにはとても良い1日でした。

早朝、4時起床で4時30分に出発しました。


今回は釣果を出したいので、今までに結果が出たポイントに絞っての釣行です。

先ずは尺イワナを釣った渓からスタートです!


ポイントとなる堰堤下まできたのですが、足跡の多さにびっくり!!

先ずはピュアの5㌘からキャスして、新兵器のDr.ミノーⅡまで投入しましたが、一向に魚からの反応がありません。

ルアーについて来ても良さそうな感じなのですが、既に抜かれてしまっているのでしょうか…

そんなことを考えていると、目の前を一匹のイワナが悠然と泳いでいるではありませんか!

「魚はいる!!」と分かったのですが、あの手この手、普段使わないスピナーを繰り出しても反応はなく…

結局ここで、1時間近く粘ってしまいました。

この日は間違いなく朝一にこのポイントに入れたはずなので、足跡の多さからも前日までに多くの釣り人がこのポイントを攻めたと思われ、プレッシャーが相当高くなっているようです。

しかし、泳いでいる魚に目を奪われて、かなりの時間を無駄にしたことは、釣りが終わってから深く反省しております。

そこから脱渓し、次はアマゴを釣り上げたポイントを目指して移動しました。


入渓して釣り上がりながら、40分程で目的のポイントに到着しました。

しかし、ここも砂地には足跡が多数見受けられましたが…

様子を見てみると、カワムツが泳いでいる姿は確認できます。

様子見で、ピュア5㌘をキャストしてみると…

ピュアの後ろをアマゴがついてきて、また元の流れの中に戻ってしまいました。

魚影を確認出来たことで、俄然やる気が出てきました!

アップでは、流れ込みのヨレてるポイントを狙いにくかったので、崖を登って上流へ回り込み、ダウンクロスで狙うことにしました。

慌てず、ゆっくりと崖を登り、石や枝を落とすことなく上流側へ回ります。

そして、慌てずピュアをダウンクロスでキャストし、狙っていたヨレにルアーが入った瞬間、岩陰から黒い影が猛ダッシュで出てきました!

が、そのままピュアをスルーして流れに消えてしまいました…

惜しい…でも魚はまだルアーに触れていません。
チャンスはあります。

スプーンを5㌘から3.5㌘にサイズを変更し、シルエットを小さくしてみることにしました。

再度挑戦です!

同じ場所を狙ってキャストし、ゆっくりリトリーブしていると…

アタリの前触れもなく、ロッドが絞り込まれました!

確かな手応えが手元に伝わってきます!
やっとヒットに持ち込めました!
最初に確認した魚影がアマゴであることから、間違いなくアマゴでしょう。

グングンと手元伝わる手応えに焦る気持ちを抑え、慎重にやり取りをします。

そして見事にランディングです!!
久々のアマゴとご対め…???

ん!?…アマゴ??? 

いえ、キングサイズのカワムツでした…


一気に脱力した瞬間でした。
まさか、こんなサイズのカワムツとは…
カワムツのサイズ記録更新は達成ですが、嬉しくないのは何故でしょう???

でも、カワムツ君が悪い訳でもありませんので、優しくリリースします。

そして、立ち上がり足を踏み出そうとした瞬間でした!
毛躓いたようになり、危うくコケそうになったのです!

足元を見てみると…


フェルトの周囲を囲っていたゴムのガード?のボンドが取れて剥がれかかっていて、これを踏んでしまったようです。

最下級「なっ、何じゃこりゃ〜〜!」

思いがけないトラブルでしたが、幸いにもフェルトはしっかりと付いており、まだ釣りには影響さなそうです。

このゴムが付いたままでは転倒する恐れがあるので、ここで一気に剥がしてしまいました。

修理するか、買い替えるか…
ストッキングウェーダーも欲しいので、余分な出費はしたくないですし…

ここは悩みどころです…


ここのポイントもこれ以上期待出来そうもないので移動します。

次のポイントは大きく移動しなければならないのですが、時間は9時回ったところです。
ちょっと時間があったので、支流を出て本流を狙ってみることにしました。


流れも穏やかで釣りやすいのですが、全く魚の反応はありません。

更に、何故かライントラブルが多発し始めまして…

モモったり、トップガイドと1番ガイドの間で何故かルアーが潜ってルアーが飛ばなくなったり…
キャストしたルアーが高く上がりすぎて枝に引っ掛かってロストしたり…(この日だけで、ピュア3個、ノア2個、Dr.ミノー1個、Ⅱ1個ロスト(泣))

ここ最近、こんなに酷いライントラブルや、山なりのキャストは無かったのですが、5〜10投毎に何かしらのライントラブルやルアーロストで時間をロスしてしまいます。

気がつけば、釣りにならないまま、時間は10時を回っています。

直ぐに脱渓し、次のポイントへ移動することにしました。

そして、車に戻って移動準備をしている時でした!!

最下級「あれ??…無い…年券が…無い!!」

何処かに落としてしまったようです。

このまま釣りをする訳にはいきません。
時間は惜しいのですが、再び今きた経路を辿ることにしました。

そして、探し回ること30分で何とか見つけることが出来ました。

写真では分かりにくいですが赤○の所に年券が落ちていました…f(^_^;)


そこから急いで車に戻りますが、時間は11時30分近くになっていました。

夕方には、シュルを迎えに行かなければならないので、残された時間は僅かです。

しかし、意を決して大きく移動することにしました。

そこから20分ほど移動してきました。
ここは御池川で、今年27㌢のイワナを釣り上げたポイントですが既に先行者の車があり、断念することにしました。

なので、そこから更に上流を目指して移動します。

そして次のポイントは、昨年の釣行でイワナをバラした支流です。

急いで準備をして入渓します。


昨年来た時は、雨で増水していた支流でしたが、今回は水量が少なくなり釣りはとてもしやすくなっていました。

しかし、こちらもルアーに付いてくる魚影さえ確認出来ません。

そして、ライントラブルも相変わらず続いてまして、随分とラインも少なくなってきました…

流石にお腹が空いたので、ここで昼食をとることにしました。

今回はガッツリ釣りをするつもりだったので、お茶とおにぎりのみです。


本当はゆっくり座って食べたかったのですが、朝方の雨で地面はまだ湿っており、ヒルに取り憑かれるとやっかいなので、川の中に立っておにぎりを食べます。

大して休んだ気にもなれませんが、おにぎりを食べ終えて直ぐに上流を目指しますが…

ライントラブル…ルアーロスト…
そして、この支流もだんだん細くなって、私程度のルアースキルでは釣りにくくなってきたので、ここも脱渓することにしました。

しかし、ここから移動する次のポイントもなければ、釣りをする時間もありません。

なので、御池川の本流を上流に向かって釣り歩くことにしました。

で、その前に…

このままではライントラブルばかりで釣りにならないので、リールを付け替えることにしました。

レボExtreme→レボMGX

これ以降は、不思議とライントラブルは収まりました。

Extremeのラインも、前回のなごみの湖釣行の時に巻き変えたばかりなので、そんなにヨレていた訳では無さそうですが…

初めての渓流にワクワクしながら上流を目指します。


しかし、結局ここでもノーヒットの結果に終わってしまいます。

1回だけ、ノアにヒットしそうな魚影がありましたが、そちらも1回しかアタックしてきませんでした。

そんな感じで、今シーズンの渓流は幕を降ろしてしまいました。

釣れないことは残念でしたが、目の前の魚に時間を掛け過ぎたり、ライントラブルやキャストミスの多さ、それに年券を探し回ったために限られた釣りの時間をロスしてしまったこと、更にはブーツの破損も日頃の点検不足が招いた結果です。

反省すべき点が幾つもあった…と申しますか、浮き彫りになった釣行となりました。

来シーズンはどんな釣行になるのか…

釣れなさ過ぎて、釣果に拘り過ぎている気がするので、来年は「enjoy」をテーマに釣りを楽しみたいと思います。
コメント (2)
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