パルコン旅行記

☆マイホーム建築への道のりとパルコンでの生活
(番外編を含む第1章~第5章)
☆寄り道日記

対話に動き出した:夫

2023-12-14 21:28:13 | 高齢の親
 「仕事納めが済んで休みになったら、ゆっくりさせて貰うわ~」
と、夫が言った。

ゆっくりしたいのはお互い様。

自分だけが大変で、自分だけがゆっくりしようと思っている?



「そうだね~。
 年末年始は2、3日、Mちゃんにお義母さんを預かって貰お~!」

というと、

「もうやめやぁ
 (M子に対する)虐めじゃん

と夫が言い出した。

「どこが?
 自分の親の事じゃん?」

「もう、あっちはビクビクしているんだから止めてやって

「だよね?
 嫁に我慢させておくのが一番だよね~

と言うと、

「そんなことは無い

と夫がたじろいだ。


   *******************************


   実際、私に我慢させているよね?
   我慢というより、私を納得させる事が出来ていない

私は、
義母を預かり世話をする事には納得していますが、
義妹(M子)の言い分に対して、全く納得が出来ていません。



 以前、
「謎の自信に満ちている:義妹」で前振りをしましたが、
私なりの試行錯誤と反撃について、書きたいと思います。



 それは、義父が退院した後をどうするか・・・を話合う、LINEのやり取り。

M子:「(~前略~)
    こっちはこっちで大変。(←義父のこと)
    来週あたりリハビリ担当者とお爺さんと私で
    今後の生活の話し合いの時間をとってもらう。
   
    自宅では無理な事と、
    施設なのか山川(我が家)なのか具体的な話をするつもり」

何の相談も無く、当然の様に我が家を選択肢に組み込んだ義妹に驚く私。

私: 「山川も、なかなか『受け入れます!』とは言えないかも。
    
    何せ未知過ぎて・・・
    
    私は未熟な人間だわ。

    Mちゃんは、すんなり受け入れられるタイプ?」


この質問に、義妹がきちんと答えてくれていたら、
納得出来る回答が得られていたら、
今とは全く違ったと思います。

M子:「まぁ、自宅は無理かもって事は伝えます」

私: 「どちらか独りなら何とかします!
   
    一つの案として、介助介護が必要な『重度のお義父さん』を山川で受け入れるので、
    何とか自分の事は出来る『軽度のお義母さん』は、Mちゃんの所で・・・
    というのは如何でしょう?

    人が増えると、考えないといけない事案や課題も増えますし、
    子供達の日々の宿題や、習い事の送迎、夕飯の支度など、
    手が廻らないのが目に見えていて、
    放置子にするか、放置老人にするか、
    安易に受け入れたら、間違いなく犠牲者を出してしまうので。

    申し訳ないですが、2人はどうしても困難です。
    ご理解頂けたら幸いです。」

M子:「了解です。
    色々考えながらお爺さんやお婆さんと会話していきます」


どこまでも、納得のいかない、真摯な回答が得られない内容。


 こういったやり取りをする前、
夫に「Mちゃんに、お義母さんはMちゃんが看て・・・と言おうと思う」と伝えたところ、
「角が立つから止めておけ」と言われました。

でも、どうしても納得がいきません。
生活を回していくのは、結局「私」です。

そのため、言葉を選びながら丁重にLINEを送りました。
丁寧に丁寧に・・・。

だけど、それに対する返答が「考えます」でお終い。
しかも、「自分が請け負うことを、前向きに考える」という内容では無く・・・。

   押しつけることには積極的だけど、
   受け入れる事に対しては、徹底して消極的なのね?



義妹に送ったLINEは、私の言い分や考えとして、夫にも転送しました。

夫は「了解しました」と。


 夫はその後、義妹に会った時に、
「もう山川・山川って言うな!」・・・と伝えたそうです。

義妹は、
「ごめん、ごめん、そんなつもりじゃなかった~」・・・と言ったそうですが、
ここまでしておいて、どんなつもりだったのでしょう?

当然の様にグイグイ推し進められた事で、どれだけ追い詰められた事か・・・。
私の中では、呪いの域です

 後出しでは無いとは思いますが、
夫は
「爺さんはもともと引き取るつもりは無かった。
 だって無理でしょ?
 おかあさん(私)、爺さん介護出来るの?」 ・・・と。

   やれることはやるよ。(一応、ヘルパー2級を持っている)
   M子がお婆さんを看ると決断するのであれば、意地でもやる。全力でやる。

   そもそも、そういう考えがあったのであれば、先に言っておけよ
   妹になっ


 という事があり、
それから、義妹と私が直接やり取りを交わすことは無くなりました

そして今回、
「冬期休暇はゆっくりさせて貰うわ~」という夫の発言を受けて、
私がサラリとM子に義母を見て貰うことを提案し、
それに対して、夫が「(妹)虐めだ」と言うので、
「嫁を黙らせておくのが一番だよね~」と反撃をした訳です。


痛いところを突かれた夫は、
追い詰められて、やっと真剣に考えたようで・・・。

「お願いだから、もう、俺を責めないで~
「対話をしよう!」「会社でも対話の重要性を重視している!」「対話は大事!」
「対話って分かる?」・・・と

   分かるに決まってる

「漢字の通りじゃん。
 対等に話し合うことでしょ?
 そりゃぁ必要でしょうよ。
 今の状態は、Mちゃんの言い分だけを通し、指示を降ろされているだけだから。」

「M子が来る明日、俺も時間を作るから、
 婆さんとM子とおかあさん(私)と俺で、対話をしよう!
 自分の考えや言いたいことを互いに言い合おう!(言え!)」

   え・・・
   婆ちゃんも居るの?


 そんなわけで、
とにかく、「対話」をするらしい。

どうなることやら


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義母=策士に対して、やっと一言言ってみた

2023-12-14 08:32:55 | 高齢の親
 義母の言動には、ホトホト呆れている私

何より、裏表が有り過ぎ。
義父と義妹以外の人に対して、良い格好をし過ぎ。

   これを「我慢」というのか?
   いやいや
   我慢と言うより「したたたか」な「策士」



 我が家での生活に対して、
色々不満を並べてくれる元気があるようなので、
ちょっと突いてみました


「お義母さん、
 家事とか何かやりたい事とか、『私に任せて!』という事はありますか?
 お義母さんがやれる事ややりたい事を、奪っていてはいけないので。」
 
「・・・・・。」

中くらいの沈黙の後、
「菫さんにお金払わなくちゃ」 ・・・と。

   お金を払って私を黙らせようとしているのが見え見え


「お義母さん、そうじゃ無いんですよ。
 お金の問題じゃないんです!
 これからお金が沢山要るのだから、ここでは払わなくて良いです!」

「でも、もう10月からだから、少しぐらい払わないと・・・」

「良いです。お金は要りません!」

「そぉ~お?」

「お義母さん、
 お義父さんが『婆さんは太郎の家(我が家)で何か仕事(家事)をやっているのか?』
 と、心配していたと聞きましたよ?」

「え? 誰が?」

「お爺さんが」

「・・・・・。」

「お義母さん、
 お義母さんの認定『支援2』というのは、
 ケアマネさんにプランを立てて貰うとすると、
 『ご飯作ってあげますね』「お掃除してあげますね』じゃなく、
 『一緒にご飯を作りましょう』『一緒に掃除をしましょう』というレベルなんですよ。
 だから、そういうつもりでいないといけないんです。」

「・・・・・。」

「それに、お義父さんと一緒に(2人部屋の施設で)生活をする様になったら、
 身体が不自由になったお爺さんを、色々助けてあげないといけないでしょ?」

「・・・・・。」

「自分の身体を維持するためにも、何かをする事は大切ですし、
 『何らかの役割を担うことは、自身の存在価値を見い出すことに繋がるのでやらせましょう』と
 介護の世界では言われているんです。
 だから、聞いてみました。」
 
「そだよね・・・。」

「何がやりたいですか?
 何が出来そうですか?
 これなら任せて!と言う物はありますか?」

「・・・・・。」

 
 都合が悪いと、話題を変える癖のある義母ですが、
怯まずグイグイ責めてくる私に対し、
どうごまかして、どう乗り越えるか考えて、頭をフル回転。

でも観念して、
「床拭きなら出来るよ」
「前もね、したことあるんだよ」
・・・と言い出しました。

   前も床拭きをしたことがある?
   この家でした・・・的な言い方だけど
   
   床が綺麗になっていた試しは無い。   
   あるとすれば、自分が粗相をして汚した所を拭いただけ。
   もしくは妄想。

「床拭き? どうやって? モップ?」

「手で」

   手でか・・・
   なかなか大変な作業だな
   でも、そもそも床にかがんでする作業のため、転倒の心配は無い。

「そっか、じゃぁその内やってみましょうか。」

「・・・・・。
       ~



 今まで黙って居たけれど、
それだけ文句を言う元気があって、
他人を踏みつけるのをいとわず、
自分を守る力や知恵があるならば、
そろそろやって貰おうじゃないの

 ・・・という事で、
夫が休日の時に、夫に指示してやらせようと思っている次第です。

策略や浅知恵は、自分の首を絞める事になるよ。
そもそも、そういった部分が原因で世間に責められ、統合失調症にまでなった人だし。

精神的に追い詰めることは無いけれど、
TVを見て寝ているだけで何もせず、
「私が満足出来る状況を」というのは、ちょっと違うんじゃない?

そろそろお姫様じゃない事を理解して貰わなくてはならない段階に入ったな・・・と。
この先は、ニッコリしながら、本来のレベルまでハードルを上げていこうと思います。


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