パルコン旅行記

☆マイホーム建築への道のりとパルコンでの生活
(番外編を含む第1章~第5章)
☆寄り道日記

義父:退院後の話し合い「大工がおらん!」

2023-12-01 13:33:22 | 高齢の親
 先日、
病院スタッフの方と、入院中の義父・夫・義妹で、
「退院後はどうするか?」の話し合いが持たれました。

義父は、
「自宅へ帰って婆さんと暮らすだ!」「何とかなるだ!」の一点張りだったらしく、
婆さんの話をしては泣いていたそうで・・・

何でも、
「婆さんとはどこまでも一緒だ」と約束したらしく


 まぁね、昔から売り言葉に買い言葉で、
引きこもり生活18年の間、義父が義母の世話をする中で、
義父:「俺が死んだらどうするだ?
義母:「私も死ぬで良いわ
・・・的なやり取りは頻繁にあったようです。

   でも、最近はどうなの?

義父が言うには、倒れたまま一昼夜を過した時(救急搬送される前)、
義母が「一生お爺さんに付いていく」・・・と言ったらしく、
それが心の支えなのか、はたまたヤバイ解釈なのか、
とにかく、「〇〇(←義母)と一緒に自宅で!」・・・と、そればかりだそうで。

夫:「二人で入れる施設を探している」・・・と言うと、
義父:「そんなの都合の良い所、ありゃー良いけど無いだ!」
「そんな施設を建てられる大工がおらんだ!」・・・と。

   え?
   大工さんの問題?
   ・・・何の話?

こんなやり取りが3回くらいあったそうですが、
最期には病院スタッフが、
「建てるんじゃなくて、引越しです」・・・と。

それでも理解していない様ですが、まぁそれは良いとして。


 とにかく、義父義母の間で、想像以上の共依存が成立して居ることを知り、
驚くと共に、恐ろしいとさえ思う嫁(私)

私が、その「婆さん」と日中色々話している限り、
「爺さんが大好き」なのは分かるのですが、
「どこまでも付いていくか・・・?」は、正直なところ分かりません。
だって、「弱ったお爺さん」に会おうとしなかったし、
「お爺さんにもしもの事があれば、私も・・・」なんて事も一切口にしないし。
「夫に先立たれた妻は3ヶ月は悲しくて何も手に付かないらしいけど、
半年くらい経つと元気になって生き生きと過す人が多いらしいね」
・・・などと言う私のブラックな話にも笑ったり、同意したり。

もちろん、私に見せる姿が全てだと思ってはいませんが、
ぼんわか・ぼんわか、生活している認知症進行中の義母が、
歩行介助が必要なお爺さんに、どこまでもついて行こうと思えるのか、
「助けて!」と誰かを頼り、お爺さんを何とかして貰い、
お爺さん自分の身を守る体勢に入るのではないか?・・・と思う訳で

確かに、
配偶者が他界したら、誰だって落ち込むし、喪失感で一杯になると思いますよ?

   だけど、どうよ?

義父は「ある種のヤバイ意味」として捉えている様に見受けられ、
義母を道連れにする様な発想に繋がらなければ良いけれど・・・と、
結構恐ろしく感じています。

   完全に共依存だよ~~~
   「あなたが居ないと生きていけない私」
   「妻に必要とされる俺」
    ・・・ヤバイわ

「悪いけど、あなたが死んでも、私は付いていかないからね。
 逆に、私が死んでも付いてこなくて良いから、この世でゆっくりしていって
・・・と、即・夫に言ったよ。私。

   でも、年老いたら私も義父母みたいになるのかな? 
   未知~


 さて・・・、
どうなることやら?

退院は1月末予定。
その後、病院側が3ヶ月限定で老健を探して下さるらしく、
その間に施設を見付けないといけません。

施設の条件は、夫婦2人部屋。

   あるのか? (あっても2人で40万はするらしい)
   同じ施設内で別部屋で良くない?

高齢者って、ややこしいわね。
まぁ次は我が身ですが

   お金貯めておこっ

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