好きな遊びが次々に変わる
というか 新しいものに関心を示すようになる
また時には 以前やっていたものに再び取り組むこともある
まっ 彼にしてみれば 今やりたいことをやっているに過ぎないのかもしれないが…
いわゆるマイブームというやつかもしれない
彼のマイブームは今 外ではドッジボール 内ではベーゴマだ
つい数ヶ月前までは友だちどうし持ち回りで家庭を訪問し合う程
ベイブレードに凝っていたのだが…
放課後ルームで最近 指導員のお兄さんがベーゴマを紹介したようだ
彼はもともと保育園ではコマ回しが上手だった
ベーゴマは初体験ながら すぐはまってしまったらしい
「ベーゴマが欲しいな いくらするのかな…」と彼
「5月の誕生日プレゼントで買ってもらえば…」と妻
「今すぐやりたいんだよ!」と彼
「だったら お小遣い貯めて買いなよ」と妻
お小遣い⁉︎
あるはずがない
先週 私は彼につきあってブックオフに行ったではないか!
そう 1枚980円もするレアな中古カードを買うために
もちろん自分が貯めたお小遣いで…
翌日 元気に帰宅した彼は私を誘う
「じいちゃん ベーゴマやろう!」
「えっ なんでベーゴマあるの?」
「いいから やろうよ!」
「ベーゴマ 買ってもらったの?」
と 私はパソコンの画面を見ながら彼に問い返すが
「やろうよ!」の一点張り
「何でベーゴマがあるのか 教えてくれないとやらないよ」
と 言う私に対し 面倒くさいなという雰囲気で
「だから 部屋にあったの! 」と答えた
そうか オモチャで溢れる彼の部屋には
彼のパパのかつての遊び道具もあるのかもしれない
あまりしつこく言うので ちょっとだけつきあってやった
紐はだいぶ使い込んだあとがあり 何となく納得した
それにしても紐の2つのダンゴが離れ過ぎ
「この紐の結び方はダメだな…」
しかしベーゴマは新しい感じ
パパのものではなさそうだった
そんなことがあってから数日後の夕食時
ひょんなことからヤンチャな友だちの話になった
「ウチの冷蔵庫を勝手に開けて アイス探したんだよ!」
「えっ! そんなことやるの⁉︎ △△くんもやるもんだね…」と私
「◯◯くんはそんなことはしないよね…」と妻
<中略>
彼の父親も同席していたのでベーゴマのことを聞く
「えっ 僕のじゃありません」
これで私はピンときた!
ベーゴマは放課後ルームから持って来たものだった
その後の処理は親に任せたが……
結局は私がアマゾンで即購入する羽目になった
私も子どもの頃 夢中になった時期がある
たしかに面白い!
孫っ子にとっては初めての「やってはならないこと」の体験
法とか社会常識は人々が円滑に生きるために後からできたもの
しかし 彼は最初からある種の後ろめたさを抱きつつ行っていたような気がする
その意味では 少しずつ生活の中で社会性が育まれているのだと思う
-S.S-
というか 新しいものに関心を示すようになる
また時には 以前やっていたものに再び取り組むこともある
まっ 彼にしてみれば 今やりたいことをやっているに過ぎないのかもしれないが…
いわゆるマイブームというやつかもしれない
彼のマイブームは今 外ではドッジボール 内ではベーゴマだ
つい数ヶ月前までは友だちどうし持ち回りで家庭を訪問し合う程
ベイブレードに凝っていたのだが…
放課後ルームで最近 指導員のお兄さんがベーゴマを紹介したようだ
彼はもともと保育園ではコマ回しが上手だった
ベーゴマは初体験ながら すぐはまってしまったらしい
「ベーゴマが欲しいな いくらするのかな…」と彼
「5月の誕生日プレゼントで買ってもらえば…」と妻
「今すぐやりたいんだよ!」と彼
「だったら お小遣い貯めて買いなよ」と妻
お小遣い⁉︎
あるはずがない
先週 私は彼につきあってブックオフに行ったではないか!
そう 1枚980円もするレアな中古カードを買うために
もちろん自分が貯めたお小遣いで…
翌日 元気に帰宅した彼は私を誘う
「じいちゃん ベーゴマやろう!」
「えっ なんでベーゴマあるの?」
「いいから やろうよ!」
「ベーゴマ 買ってもらったの?」
と 私はパソコンの画面を見ながら彼に問い返すが
「やろうよ!」の一点張り
「何でベーゴマがあるのか 教えてくれないとやらないよ」
と 言う私に対し 面倒くさいなという雰囲気で
「だから 部屋にあったの! 」と答えた
そうか オモチャで溢れる彼の部屋には
彼のパパのかつての遊び道具もあるのかもしれない
あまりしつこく言うので ちょっとだけつきあってやった
紐はだいぶ使い込んだあとがあり 何となく納得した
それにしても紐の2つのダンゴが離れ過ぎ
「この紐の結び方はダメだな…」
しかしベーゴマは新しい感じ
パパのものではなさそうだった
そんなことがあってから数日後の夕食時
ひょんなことからヤンチャな友だちの話になった
「ウチの冷蔵庫を勝手に開けて アイス探したんだよ!」
「えっ! そんなことやるの⁉︎ △△くんもやるもんだね…」と私
「◯◯くんはそんなことはしないよね…」と妻
<中略>
彼の父親も同席していたのでベーゴマのことを聞く
「えっ 僕のじゃありません」
これで私はピンときた!
ベーゴマは放課後ルームから持って来たものだった
その後の処理は親に任せたが……
結局は私がアマゾンで即購入する羽目になった
私も子どもの頃 夢中になった時期がある
たしかに面白い!
孫っ子にとっては初めての「やってはならないこと」の体験
法とか社会常識は人々が円滑に生きるために後からできたもの
しかし 彼は最初からある種の後ろめたさを抱きつつ行っていたような気がする
その意味では 少しずつ生活の中で社会性が育まれているのだと思う
-S.S-