郷土教育全国協議会(郷土全協)

“土着の思想と行動を!”をキャッチフレーズにした「郷土教育」の今を伝えます。

周年行事に作成した社会科副読本ー5

2018年02月21日 | 日記
絵のことで続けて紹介します。

社会科で欠かせないものの一つに地図がありますが、記号化されたり色分けされた地図に入る前に絵地図の活用は有効です。
私たちの副読本にも絵地図を採用しました。

因みに教科書と一緒に地図帳が配布されるのは、小学校4年生(4〜6年まで使用)になってからです。
余談ですが、この当時はまだ社会科が1年生から実施されていましたから、3年生になって初めて社会科に接する今と比べて子どもたちの社会認識力は高かったように思います。

地域の古老に、当時の記憶に基づいた学区周辺の様子を絵地図に表していただきました。
学校が建つ直前の1935(昭和10)年頃と、敗戦直後の1945(昭和20)年頃の様子です。
これは大人が見ても驚くような、貴重な絵による証言でした。





これらを見せて、6年生にも描いてもらいました。

子どもらしい生活実感があふれるものをたくさん見ることができました。
副読本にとりあげたのは2点だけですが、一人一人が少しずつ異なり面白いものでした。






-S.S-

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ツバキと保育園児(鎌倉の子ど... | トップ | 孫っ子との日常ー9 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日記」カテゴリの最新記事