郷土教育全国協議会(郷土全協)

“土着の思想と行動を!”をキャッチフレーズにした「郷土教育」の今を伝えます。

口当たりのいい言葉やお金だけで、少子化は解消しません

2023年01月07日 | 日記

総理大臣が「異次元の政策」と言ったり、知事が「月〇千円の給付」と言って、

少子化の解消をはかろうとしているようです。

しかし、その一方で、国は「防衛費」というものに、将来的にお金を使っていくことを表明したことからも、

全くもって、明るい未来が見えないのです。



そんな中で、子どもを産み育てることなど、リスクを感じてしまう人が出てしまうのは仕方がないと思います。

いや、もっと身近な問題でいえば、生まれてきた子に障害があった場合、この国は、どれだけ手厚くしてくれるのでしょうか?

いや、それでも特に障害なく生まれても、幼児期から、集団生活の中で、自分達の子どもが、いじめっ子やいじめられっ子にならないで

いてもらえるか、という不安ももっています。

その他、いろいろな不安が世の中にはたくさんあります。

そういう、世の中で、多くの人が「子どもを産み育てること」に慎重になってしまうのは当然ではないでしょうか?

先ほどの「防衛費」の話でも、「子どもの時は、給付して手厚くするが、成人したら、キッチリ『防衛力』の一部になって返してもらう。」

というものを感じてしまうのです。



と、ここまで書いて、感じたことは、日本政府も、都道府県、市町村も一人一人の生活に「生きがい、働きがい、〇〇がい・・・。」を

どれだけ持たせているのだろうかということです。

将来に対する不安を大々的に言っておきながら、一方で、「月〇千円給付する(だから、子どもを産んでね。)」と言われても、

いつかp「防衛力」に駆り出されるという不安を持ちながら、これから子どもを産もうと考えている人々や、今、子どもを育てている人々に不安を与えているような気がします。

 

 

-K.O-


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