郷土教育全国協議会(郷土全協)

“土着の思想と行動を!”をキャッチフレーズにした「郷土教育」の今を伝えます。

孫っ子との日常ー82(ニースのカーニバル)

2022年02月16日 | 日記

フランス在住の孫っ子は今 冬のバカンス2週目に入った

フランスの学校は年度の変わる夏休みに8週間の長期バカンス

その他にも2週間のバカンスが年に4回ある

 

コロナ真っ盛りのこの時期に2週間のブランクは痛い

と思いきや本人はいたって呑気そのものって感じ

授業時数確保とやらに神経をとがらす日本とはまるで違う

 

コロナ感染拡大で休校期間も結構あったにも関わらず

臨時に登校日を設けるなどという発想は全くない

バカンスは基本的に宿題はなく子どもたちは自由に遊ぶ

 

ところが今年はいつもとは少し違うバカンスなようだ

先生からしっかり宿題が出されているとのこと

さすがにフランスの学校教育もコロナには左右されてるようだ

 

そうは言ってもバカンスに変わりはない孫は楽しみを探し出す

ちょうどこの時期のニースは冬のカーニバルが開催される

入場券を買って広場で行われているお祭りに参加したいのだが

 

彼女の一家は事情があってワクチン接種を受けていない

接種証明の「衛生パス」がなければ基本的に入場できない

この祭りは130年も続く伝統あるもので世界中から観光客も来る

 

カーニバル(carnival)の語源はラテン語「carne levare」にあり

その意味は「肉をとりさる」だと言われているとのこと

中世の時期にはカトリックの伝統で40日間の断食があったようだ

 

この断食の前には豊かな食事を心いくまで摂って楽しむ習慣があった

この習わしから所謂カーニバルが始まったのではないかという説もある

何れにしても寒い冬からだんだん明るく暖かい春へと向かう時期である

 

この祭りが人々に間に広まり定着したのは容易に分かるというもの

孫は会場に入れない代わりに通りを通過するフロート(山車)を眺めた

その年によって設けられたテーマに沿った様々な大きな山車があるようだ

 

この日は天候があまり良くなかったようだが目の前をいくつも通過した

これを眺める前に彼女は公園へ行きマメができるほど雲梯をしたようだ

フランス三大カーニバルを自由に観られる日はいつになるのだろうか

 

 

-S.S-

 

 

 

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 餌台にやって来る野鳥たち | トップ | 地域の戊辰戦争ー「脱走派」... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日記」カテゴリの最新記事