郷土教育全国協議会(郷土全協)

“土着の思想と行動を!”をキャッチフレーズにした「郷土教育」の今を伝えます。

餌台にやって来る野鳥たち

2022年02月13日 | 日記

冬の庭先を眺めるのは楽しいものです。

花もありますが、何より心躍らせるものは鳥たちです。

 

今まではブリキの鳥籠があったのですが、長年の間に劣化して使えなくなりました。

ここに入れば鳥たちは比較的安心して餌をついばんでいましたが、新たに設置した植木鉢の受け皿の餌台は彼らにとってはどうなんでしょうか

 

開放的で私はよく観察できますが、鳥たちは今まで以上に警戒感を強めている様な気がします。

ところが、案外無頓着なのがメジロです。

この季節しか目にすることのない小鳥ですが、体の模様が美しくついつい目にとまります。

サザンカの蜜なども吸いに来るようですが、一番の好物は私があげるミカンです。

これを二つに切り分けて餌台に置くと、すぐに彼らはやって来ます。

 

 

因みに体がほぼ同じ位のスズメはミカンよりご飯や生の穀物が好きなようです。

だから、私は餌台にはミカンと残ったご飯を置いておきます。

うまい具合に彼らは時差をつけて交互に餌を食べにやって来ます。

時々、慌ててついばんでいるうちに餌を下に落としたりもしますが、そんな時は地面にまで降りて来て食べます。

本当に可愛いものです。

 

ところが、こうした平和が突如として破られることがあります。

体の大きいヒヨドリがやって来ることがあるのです。

彼らは秋の頃から目立ってきますが、柿の実を食べたり熟したミカンを食べたりします。

つい先日は、今まで見向きもしなかったマンリョウの実も食べ尽くしてありました。

 

 

ヒヨドリがやって来ると小さい鳥たちはサッと逃げますが、近くでヒヨドリの様子を見ているのです。

少しは残しておいてよねと。

 

こんな様子を見ている私は、嗚〜呼と思いヒヨドリを追い払いたい衝動に駆られましたが、そっとしておきました。

体の大きな彼らには大量に餌が必要なんですよね

 

しかし、食べている途中で追い払われたメジロにとっては残念無念、ミカンの皮に少しだけ残った実を食べにやって来ました。

もちろん、地面に落ちたミカンの皮も丁寧にクチバシでひっくり返しながら食べていました。

 

こんな様子を眺めているのは暇な人間ですね

こうして人が与える餌場でやりとりは、彼ら野鳥の日常の僅かな一場面に過ぎないでしょう。

彼らの生きる自然界は今、どうなっているのだろうか

全てを食べ尽くし飛び去った後に思うのでした。

 

 

-S.S-


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