1/24付東京新聞「本音のコラム」で前川喜平さんは次のように語っています。
「米国の核抑止力が日本の安全保障に必要だという『現実論』が根強く存在する。しかし、米国が日本のために核兵器を使うという想定こそ非現実的だ。理想を求める人々の方が、むしろ現実を直視し、一歩一歩進もうとする。」「非人道兵器を禁止する国際法の進化は、人類の理想への歩みだ。」
1/22に発効した「核兵器禁止条約」に反対する日本国政府には恥ずかしい限りですが、これが大きな過ちであった事が歴史は証明することでしょう。
そのためには、「日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ」と書かれた日本国憲法前文に則り、私たちは、「政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないようにすることを決意」する事が必要です。
「核兵器禁止条約」の発効によって、国際社会は、いや、人類は恒久平和に向けて大きく舵を切ったことは事実です。
私はこの流れに取り残されないように心してこれからの日々を過ごしていきます。
それが、昨年4月に亡くなった「被爆者」である父の思いにも報いることと考えます。
-S.S-