郷土教育全国協議会(郷土全協)

“土着の思想と行動を!”をキャッチフレーズにした「郷土教育」の今を伝えます。

「おやつの交換は禁止」なのに、「給食」の「完食」を強いることはどうなの?

2018年05月12日 | 日記
前回、「遠足のおやつ」で
「アレルギー対策、事故防止のため、おやつの交換(やりとり)は禁止する。」
ということを話題にした。

「これでいいのかな・・・❓」
という、疑問で原稿をしめたが、今回はその続きである。

最近は「給食」といえども、教育委員会も「アレルギー対策」を積極的に呼びかけている。
簡単にいえば
「無理に食べなくともよい。」
ということである。あくまで、「アレルギー」を持つ子どもに対してだけは、である。

しかし、いまだに「完食」を「強要」する教職員がいるのには、あきれてしまう。
そのそばで、子ども達から
「給食の食べ過ぎで亡くなった人がいるのは本当なの?」(主旨)
と、聞かれてしまい、苦笑してしまった。
(それは、「アレルギー」や「喉に詰まらせた」と表現するのが正しいケースがほとんどなのだが、子ども達は「食べ過ぎ」で「お腹が破裂した」という認識のようだ。)

話を戻す。よく考えると、個々の教職員が「完食」を「強要」しているのではなく、給食を調理した調理員や、調理員を監督する教育委員会が「完食」を「強要」していると考えてみたらどうだろう。

一方では「アレルギー対策」と称して、子ども達が食べる「お菓子」にまで口を出しておきながら、もう一方では、子ども達全員に「給食」という一律の食物を「完食」するよう(教職員を通しながら)平気で言う。

この誰かはわからぬが、「二重規範」が、私の「これでいいのかな・・・❓」という疑問の答えだと思う。


-K.O-

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