郷土教育全国協議会(郷土全協)

“土着の思想と行動を!”をキャッチフレーズにした「郷土教育」の今を伝えます。

孫っ子との日常ー59(学校休業中の作品)

2020年05月12日 | 日記

休業中の課題もアート系は楽しいようだ

しかし 出来映えは問わないのが原則だ

2人の孫なりに真剣に取り組んだ結果だから

 

フランスの女の孫は形を描いて色を塗りつぶす感じ

それも水性のカラーペンを使ってやっているようだ

まともな形さえ描けなかった以前を思えば成長した

 

丁寧さには欠けるが多様な色を駆使して色彩豊かに表現する

そういえば最近は人形にフィットした絵柄の洋服を着せる

「これ可愛いでしょ❣️」と自信を持って紹介する

 

対して日本の男の孫は対照的に丁寧で繊細な感覚を持つ

作品づくりにも手を抜かず最後まで仕上げる

以前はリアルにモノを見て表現する事にあまり関心がなかった

 

自分が慣れ親しんだものを自分なりに表現するのが好きだった

だから恐竜の絵なんかは彼の発想で躍動的に描き表わせる

もっともそれは何度も図鑑やテレビを見てイメージ化されている

 

今回の課題は俵屋宗達の屏風画『風神雷神図』の模写だった

これを1単位時間で仕上げるなんて大人でも無理だ

学校の図工の時間だって2時間連続で取るのが普通なのに

 

しかしチャイムは鳴らないし時間が経過しても作業し続けたようだ

彩色は何を使っても良かったようだが彼は水彩絵の具で仕上げた

私は完成後に初めて見たが「すごーい‼️」としか言えなかった

 

彼はいつのまにかモノを見て描くことも苦にしなくなったようだ

そうなればもう彼の独壇場 きっちり見取ってそのまま描けるのだ

 

 

2人の孫の作品いずれも個性的で自分がらしさが表れていて面白い

 

-S.S-

 


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