1/17のTBS「サンデーモーニング」の終盤、「風をよむ」のコーナーでは先日90歳で亡くなられた半藤一利さんの言葉を取り上げた。
司会の関口宏さんの姿を見れば分かるが、ずっと以前にはこの番組にも出演されていたようだ。
この半藤さんがかつて「保守半藤(反動)などと揶揄されたこともあるくらいなのに、今では左翼だと言われている。」それだけ、日本社会の保守化が一層強まってきた証拠だと考えたそうだ。
政治権力が「言論・教育・軍事同盟」に手をつけてきたからだと言う。
まさにその通りだと思う。
「47教育基本法」廃棄をはじめとした改悪策動を次々に重ね、あの安倍内閣が閣議決定した憲法9条の解釈変更は、後々に「あれが日本の歴史の大きな転換点だった」と言われるであろう歴史的事実と受け止めたとも話された。
また、出版された絵本では「絶対」という言葉をとりあげて書かれていた。
「絶対という言葉は使いたくない。ただ、戦争だけは絶対にはじめてはいけない。」
こんな半藤一利さんに学ぶべきものは多い。
-S.S-