郷土教育全国協議会(郷土全協)

“土着の思想と行動を!”をキャッチフレーズにした「郷土教育」の今を伝えます。

おたまじゃくしの運命を左右するのは人だった

2018年06月06日 | 日記
金魚がおたまじゃくしに食べられたと聞いて驚いたが、何でも食べてしまうカエルのこどもだから、肉食もうなずける。
他の人からもおたまじゃくしが金魚を食べた話題があり、なるほどと思う。


その後、おたまじゃくしの話題がどうなったか聞いたら、おたまじゃくしを適当に池から庭に捨てているという話しだった。
金魚は11匹から5匹に減ったはずなのに、調べたら、8匹の金魚が残っていた。
池の底に静かに潜行していたので、そそっかしい人は半分以上が、おたまじゃくしに食べられたと思ったのだ。
おたまじゃくしの運命は結局人が決めているのだ。



カマキリの巣の運命を左右した私





カマキリの卵が生み付けられて綿みたいな巣を2カ所で発見した。
1個の巣から沢山のカマキリの幼虫がでてくるというので、楽しみにしていた。

観察に都合のよい場所においておこうとして、1個の巣の塊を蟻の通る場所にうっかりおいてしまった。
早速カマキリの巣は蟻さんの餌食になってしまった。
蟻が徹底的にカマキリの巣に攻め込んで来る様子をみて、カマキリのあかちゃんには悪いことをしてしまったと思った。



カメムシ、においで身を守る



この庭に、カメムシがいるんだ。
庭の主は、カメムシを見た途端、「あ、くさい」と言い放った。
「へー、カメムシって、くさいんだ」と思った。
それにしても、大きなカメムシだなと思った。

くさい原因はトランス-2-ヘキサトール(青葉アルデヒト)という親油性・揮発性の物質で、界面活性剤でおちるそうだ。
両足の前足の付け根にある「臭腺開口部」から液体がでるとのこと。
生き物って、危険から身を守るときの対処の仕方って、いろいろあるんだな。



現場にいても、人は正確に事象を判断できないのがよく分かった





「あ、トンボだ」と池の中に来た1匹のトンボを撮った。
ところが1匹のトンボのはずが、後で写真をよく見ると、交尾している2匹のトンボであった。

自分というのはどうも、現場にいても、何が起きているのか正確に事象を判断できないようだ。
私というより、人一般がそうなのではないか。

小さな虫だらまだしも、大きなトンボの事さえ2匹の交尾しているトンボを1匹だと思ってしまった。



同じように小さな虫1匹いたので、とぶ前にカメラに収めた。
後で、その小さな虫を見てみたら、1匹ではなく、2匹で交尾しているのだった。




他の生き物がいることを全く知らなかったなんて





蝿を撮ったつもりでいた。
ところがどうも、木のようでいて、虫のようなものが写っていた。
どうも木ではなく、虫のように思えた。

擬態なのだろうか。
誰か教えて!? 


虫の世界にすこしでも入っていくと、自分って気がつかない事ばかりだなと思ってしまった。
ちょっと知っただけでも、虫の世界がこんなに奥深いなんて驚いてしまう。

おそろしいほど気がつかないことだらけ。
世界を知らないなんて、とっても恐ろしいと感じた。   



-K.G-

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